珍しく二日オフ日が続いたので
一人で、吾妻スカイラインに
ドライヴに出かけてみた。
ちょうど紅葉の真っ盛りで
山はアートのように
カラフルに彩られていた。
県内の有料道路全線が
無料開放されているので、
水戸ナンバーはじめ、
茨城、宮城、山形と
県外からの車で数珠繋ぎ状態で
走っていた。
市内からも見える
一切経の噴煙は
間近に見ると迫力があり、
今まさに火山活動している
という緊迫感さえあった。
高湯方面に下山するまでの
1,2キロは噴煙の風下になり、
車の窓を厳重に閉めて
エアコン吹き出し口も
開放から室内循環に換えたが、
それでも車内に茹で卵のような
硫化ガスの臭いが立ち込めた。
頂上から福島市内を俯瞰し、
高度計(Altimeter)を見ながら
下山してきたが、家についたときには、
標高1.500mから50mに振れていた。