土曜日に
カミさんが
お出かけ先の猪苗代から
メールを寄こしたので、
ついでに『太郎庵』の
プリンを買ってきて
とお願いした。
あいにく、土曜の晩は、
食前酒で酔ってしまい
気持ち悪くなり(笑)、
デザートが食べれなかったので、
日曜の朝に頂いた。
バレンタイン・メニューの
カボチャのプリンと
マロン・シュークリームを
朝の「おめざ」としてやったら、
落語『明烏』での
「朝の甘味は乙だねぇ・・・」
という科白が思い浮かんだ。
**
T中で三年間、
カウンセリングをやっている
不登校傾向のA君から
家族全員が出品する
手芸展のチラシをもらってたので、
それを見に行くべく、
出かけた。
ちょうど、
会場の近所に、前々から
「天重」をやりに行こうと
思っていた『大亀楼』があるので、
ついでに、お昼をそこにした。
「うなぎ屋」の天重は、
やはり、天婦羅屋のものより
旨味においては
敵わないかなぁ・・・と、
感じた。
*
つい、先日、
来校されたばかりの
お母さんとも笑顔で挨拶して、
さっそく彼の新作を拝見した。
「5000円」と根付けられた
オリジナルの
『プランター・ジオラマ』は
『ナウシカ』の腐界をモチーフとした
ファンタジックなアートに
仕上がっていた。
お母さんが
「これを先生に
観てもらいたがっていたんです・・・」
と仰っていた。
瀟洒なカフェや
美容室の一隅にでもあったら
ファンシーな気分を醸成するような
作品であった。
前回、非売品で出品した三作は、
今回、値付けしたら
全部売れたというから、
もう、立派にプロ作家デヴューである。
去年作った
『廃屋の教会』は
文化祭に出品して、
学校中の話題を集めた
リアル系ジオラマの傑作だった。
なにせ、彼は、
学校始まって来の
“ギフテッド”(高IQ)だが、
勉強には興味が持てないという
アンダーアチーバーでもあるので、
アート系で花開けばいいなと
期待している。
*
お母さんは
レジン・アートのプロで、
お父さんも本業の傍ら
アート製作をされている
アーティスト一家である。
それもあってか、
今年のコンサートには
家族そろってお運び頂き
感激した。
***
お腹も満ち、
眼福もして帰宅すると、
庭の熟柿が青空に映えて
秋満つる美しさを
見せていた。
甘柿を植樹したはずなのに
何年たっても渋いままなので、
もっぱら観賞用としていたが、
今年も試しに1ケもいで
渋さにブルルと震えるのを覚悟して
ガブリとやってみた。
そしたら、
あらま!!
全面にゴマが入った
見事な甘柿になっていて
驚いた。
三男のナッちゃんが
小1の頃に
越してきた時に植えたのだから、
「27才―7才」で
もう20年も経つから
いつしか本来の甘柿に
成長したのかもしれない。
そうなると、
数少ない他の実も
熟すのが楽しみである。
*
常々、創作意欲にムラがあるという
A君に学校でハッパをかけているが、
その実、自分も同様なので、
彼の作品に刺激されて、
きのうは午後から
古楽器製作の意欲が高まり、
ルネッサンスギターのネックを
一挙に2本を塗装まで
完成させることができた。
パーツができたら、
いやでもボディの製作を
せざるを得ないので、
これから、面倒な
電動カンナによる製材や
ベンディング(曲げ)の作業にも
おいおいと取り掛かることだろう(笑)。
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