『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

雪国で生きる

2024-02-07 08:23:38 | 健康

きのうは
15㎝ほどの積雪だった。

学校のグランドも
スッポリに雪に埋もり、
針葉樹の並木が
北欧を想わす景色を見せていた。

子ども達は元気なもので、
昼休になったら、
一斉に飛び出して、
あちらこちらで
雪合戦をするもの
雪だるまを作るもの・・・と、
雪と戯れていた。

***

ここの処、
寒さのせいか、
坐骨神経痛が痛んで、
その慢性痛に
やや心が折れかかっている。

風邪はようやく抜けてくれたようたが、
ぼんやりした怠さがあり、
じんわりした痛みも常態化してると、
気分が落ち込んで鬱っぽくなる。

毎日、微量ながらも
抗うつ剤を服用しているので、
気分のベースラインはいくらか
低下を免れているが、
「-10/100」より下るような時には、
仕方なくアルプラゾラムを服用する。

30代頃から用い始めた
このマイナートランキライザー
(精神安定剤)は、
いくらか抗うつ作用があり、
自分には頓服の合い薬として
重宝している。

かつて、
同じサイコセラピー研究会の
仲間で、一時期、
主治医でもあってくれた
O先生からは
「最大、一日、8錠まで大丈夫だからね」
と言われたことがあるが、
20年来、それほどの量は
未だかつて飲んだことがない。

せいぜいが、
一日、2錠がいいところである。

なので、抑うつ気分といっても、
いたって軽い方なのであろう。

*

きのうは一面が銀世界の
雪景色の中を通勤していたら、
ふと虚しい気分に襲われ、
(明日のオフ日は、
何をしたらいいのだろう…)
なぞという
珍しい予期不安に捉われた。

することがないと、
日がな一日、ベッドに横たわって
漫画を読むか、
YouTube三昧…というのも、
なんだか、退廃的な生活にも
思われた。

やるべき事は、
いくらもあるのだが、
なんせ、心からやりたい、と思うのは、
そうはないのであるから、
始末が悪い。

結果、ただ生きてるみたいな
もったいない状態になる。

職場では、ルーティンが決まっているから
むしろ楽かもしれない。
それに従って、ある意味、思考停止でも
惰性で流れていけばいいから。

*

今は、どこか、余生を生きている感がある。

「大きな物語」が、
ひとまず完結したような
気がするからである。

勉強して、働いて、家庭を持って、
孫までできた…。

インドの「四住期」に倣えば、
学生期を終え、
家長期を終えたので、
今はまさに「林住期」と
「遍歴期」にあるのかもしれない。

故郷を離れ、11年間、
異郷の大阪・京都で暮らしたことは、
ある意味、先に「遍歴期」を
済ませているのかもしれない。

*

今日は、朝から
ソーちゃんの『棋王戦』の
第四局があることを思い出し、
なんだか、ちょっとホッとした。

「将棋の日」とすれば、
一日をダラダラ観戦することで
ずいぶんと気が紛れてくれる。

その合間には、
夕餉の支度なぞを楽しくやって、
お気に入りの本でも
読んでいればいい。

*

昨年、事件に巻き込まれた
JCのPTSDのセラピーで
箱庭をやっているが、
3ケ月たっても、まだ、
その心の内のトラウマが
癒えていないのが判る。

それでも、
いくらか内界の
筆舌に尽くしがたい煩悶や
不可解・不条理さを
表出できたかのようにも見える。

メイン・テーマは
被害者・加害者ともに
凶悪な大蛇に害されるが、
そこに金色の三輪車に乗った
女神様が救出に向かって
来てくれる処である。

*

孫と同じ名前をつけた
大きな『テディベア』に
ハグすると、みんな、
いいことがあった・・・と、
カウンセリング室の『神話』として
ドン底の生徒たちに聴かせると、
誰もが素直にハグしていく(笑)。

そして、その神話も
段々と真実味を帯びてきている。

 


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