神の子の声

 「まことに、まことに、あなたがたに告げます。死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時です。そして、聞く者は生きるのです。」(ヨハネ5:25)

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 死人が子の声を聞いて生きる。
 そしてそれは今も続いている。

 死人とはなんであろう。
 それは生きる者以外の全てである。子の声を聞いてよみがえった者以外の全てである。

 周り中が死人なのであれば、自分も死人である方がむしろ都合がいいのではないか。
 それは違う。なぜなら死人の奥底は窒息してしまっている。
 イエスの声はあるとき聞こえ、死者に生を与える。新鮮な空気が一気に胸に流れ込む。
 窒息にも気付かないおびただしい数の死者たちは、今日も彼らの主に仕え続ける。

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 健やかな一日をお祈りします!

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