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神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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プーアル茶

2004-11-08 | 黒茶(中国茶)
ここに来て、プーアル茶に魅せられている。

きっかけは月に二回お茶の入れ方を習いに行っている「XiangLe中国茶サロン」で今年の初めに30年ものというプーアル餅茶を飲ませていただいてからだ。
だいたい私はそれまでプーアル茶には形状として固形茶と散茶があること、製法として生茶と熟茶がある、ということすら知らなかった。
プーアル茶のイメージというのは香港の飲茶屋さんで出てくる、放っておくと真っ黒になってしまうあのポーレイ茶でしかなかった。
サロンでいただいた30年ものの餅茶は、水色が透明感のある飴色で、飲むとほのかに甘味があり、まろやかだった。

それ以来、美味しいプーアル茶を求めていろいろと試行錯誤を繰り返している。
何しろプーアル茶はヴィンテージとなると買うのに勇気がいるほど高いのが悩みの種である。
とりあえずいいお茶は少量で購入しているが・・。

今日飲んだ〔シ真〕山遺珍(〔〕内は一語)は新中国成立の過程で雲南の倉庫に忘れ去られていた散茶(固形茶に加工する前の状態だったらしい)が数年前に発見されたという60年もののプーアル茶である。
東京三田にある「China Cha Club」で購入。
かすかにホコリをかぶったような香りがするが、口に含むと力強さと共に何ともいえない柔らかさを味わうことができる。
そこにはお茶の「気」すら感じるのだ。
自分が生まれる前に作られたお茶が紆余曲折を経て私のもとにやってきた。
不思議な縁を感じながらこのお茶からパワーをいただいている。
コメント
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