男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1169 いりこのきんぴら

2019年07月23日 | 魚介類

前回1167の続きです。夕食は菜食中心の軽いものが良い・・と言うところまで・・でんぷん質や
蛋白質・油ものは、胃の中での滞在時間が長いので軽いものが良いという「説」でした。

でも、これって夕食の時間が18時、就寝時間が23時なら、大抵の食材は胃の中で消化して
居る筈。私は年金生活者でして、夕食は早いときは17時半ごろ・・遅くても18時・・なので
19時前後に食べ終えています。でも、現役で働いている方々は、その時間は帰宅途中か、
まだ残業の最中かも知れません。私が現役の頃、社則では「残業は19時30分まで」でした
が、実態は21時・・22時の職場退出はザラでした。

この間飲まず食わずで21時ごろになる・・それから電車に乗って家路につき、夕食を食べる
のは22時を過ぎる・・これが30~50歳の働き盛りの方々の食生活だとしたら、カラダ=胃の
負荷は大なるものがあります。

食べものを食べたら、4~5時間は胃が働く・・夜中に遅く12時ごろにラーメンを食べて寝ると、
胃は4~5時間働く・・で早朝5時~6時起きでは、胃が休みに入ったころ・・・ここで胃を叩き
起す・・と言う生活を続けるとロクなことになりません。

王先生の教えは簡単・・「いつ眠るか」・・ということ・・「とにかくその日のうちに眠ること」・・
遅くても、零時までには眠りにつき、日の出とともに起きだすことだと言います。人間のカラダ
は、午前4時前後に目覚める仕組みになっていると言う・・王先生の持論です。先生の著書を
読んで、納得できるので紹介する次第です。・・以下、再度「続き」にします。

レシピは「いりこのきんぴら」と「あさりのしぐれ煮」です。「いりこの・・」は出汁に使ういりこは、
型が大きくて食べずらい・・なので、小型の「食べるいりこ」を使います。「あさりの・・」の材料
「剥き身のあさり」は中国産です。殻つきの、国産の「活けあさり」を使うと、そのコストは幾ら
になるか考えただけも怖ろしくなします。

去る5月、嘗ての職場仲間で「伊勢・賢島」島」に旅行しました。この日の夕食に出た「あさりと
アオサの汁」の具材は、アオサと「あさりの剥き身3こ」で・・これは味噌仕立て。翌日昼食に
出たのも「アオサとあさりの澄まし」でしたが、あさりの剥き身が3こでした。

あさりの剥き身を噛んでも「磯の香りがしない」・・中国産のアサリの剥き身だろうと思いました。
活けのあさりなら当然ながら貝殻がくっついている筈・・1泊の料金は「格安」でなかったのに、
当地一流?のホテルで、こんな食材を出すか・・活けの「あさりそのコスト=宿泊値段の総額
には大したことないと思います。「あさりの汁」を食べながら、何だか情けなくなりました。

いりこ=カタクチイワシの煮干しです。パックには「食べるにぼし」・「DHA」・EPA」・「カルシ
ウム」と標示してあり、我が家の常備食品です。いつもは白菜などの漬物と一緒に食べます
が、ごぼうなど野菜のきんぴらに使います。今回は「いりこだけのきんぴら」にしてみました。

材 料

いりこ 1パック 50g
炒りごま 大さじ 3 15g
唐辛子 適宜

調味料
ごま油 大さじ 2 20cc
日本酒 大さじ 4 40cc
すき焼のたれ 大さじ 3 30cc

作り方
1.フライパンにごま油を入れ、強火にかける。
2.油が煮立ったらいりこを加えて炒める。
3.いりこがきつね色になったら日本酒を加える。
・・日本酒を加えるのは、イリコを軟らかくするため・・
4.いりこが日本酒を吸いとって、煮汁が無くなったら
  「すき焼きのたれ」を加え、煮汁が無くなるまで、
  中火で炒りつける。
5.火を止め、煎り胡麻と鷹の爪を加え、全体を混ぜる。
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