男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1022 菜の花とイイダコと大根の炊合せ

2017年04月08日 | 魚介類
4月に入り急に春めいて来ました。暖かくなって喜ぶのは人間だけでなく、畑の野菜も元気に
なり、冬野菜が董立ちをはじめ、1月に植えつけたジャガイモが一斉に芽を出しました。畑の
作物でジャガイモは効率が良い・・1月に植えた種イモが4月始めに芽を出し、5月中旬・・50日
後には収穫ができる・・テマ要らずで栽培でき、作物の保存性も良いので重宝します。

それに比べ時間とテマがかかるのが豆類です。そら豆を3畝(1畝10m)とエンドウ豆を5畝
植えつけました。これが実にテマがかかる・・エンドウ豆が、特に厄介です。おまけにこの冬
鳥害が酷く・・ヒヨドリが大群でやってきて、青いものを食べ尽くします。キャベツなどアブラナ
科は根こそぎに、ほうれん草もやられる・・ナンギなのはエンドウ豆が標的にされたことです。

エンドウ豆の茎は柔かく、それに掴まって食べるので大切な茎が折れ大損害です。ヒヨドりと
の格闘はは今も続いています。私の記憶では、昨年まではこれほど酷くなかったのに今年は
目に余る・・ヒヨドリが異常繁殖したのか、野に食べる物が不足したのか分りませんが気の毒
なのは、農業を生業とする人です。鳥除けネットを買い作物に張りつける・・余計な出費と労力
がかかるのであります。

話題を転じます。家の敷地内の1坪ほどの空き地に、山蕗と蕨とアスパラガスを3年前に植え
つけました。蕗や蕨、アスパラは根茎が蔓延るので、仕切りをして育てますが蕗と蕨は仕切り
を超えて繁殖。反面アスパラは大人しくしています。この冬掘りあげると、蕨の根茎が全体に
蔓延り、大きいのもは径1㎝もある・・叩いて蕨粉をとり「わらび餅」作りを考えた程です。

蕨も蕗もアスパラもこれからが楽しみ・・プランター栽培の芹も順調に育っていて、春はやっぱり
楽しいです。お送りするレシピは、炊合せ二題・・一つはイイダコと菜花、もう一つはさつま揚げ
と春菊・・畑の菜花と春菊の採り納めを使いました。庭の蕨と蕗、プランターの芹はこれからの
楽しみです。サクラも咲き始めました。何と言っても春は楽しいのものですね。

イイダコ1パックが450円・・安いと思って買いますが、「飯」が入っているのは3尾ほどでした。
今日は、同じ量で「飯入り」表示のパックが1000円・・いいだこも高級になりました。イイダコを
買うときは「墨抜き」してあるかを確めます。墨袋があると、煮汁が真っ黒で台無しになります。


材 料
イイダコ 7尾 200g ・・墨袋を取り除いているか・・を店に確める。取っていなければ取り除く。
大根 10cm 200g ・・2㎝厚さに筒切りして皮剥き、大きい時はイチョウ切りか半月に切る。
菜花 10本 150g ・・塩を一つまみ入れた熱湯で1分間茹で、冷水にとってザルに揚げる。
調味料
昆布出汁 1カップ 180cc
日本酒 大さじ 5 50cc
みりん 大さじ 3 30cc
醬油 大さじ 5 50cc
鰹まる 小さじ 1 4cc

作り方
イイダコの処理

1.墨抜きしたイイダコの眼と口(俗に「カラス口」という)を
  取り除き、足先から2cmを切り捨てて形を整える。
2.塩を振りかけて揉みこんで「ヌメリ」をとり水洗いする。
3.鍋にイイダコと水を入れて火にかけ、沸騰したら冷水に
  とってザルに揚げ、大根を煮た鍋に加えて煮る。
大根の処理
1.下処理した大根をたっぷりの水で茹でる・・煮立ってから
  30分以上中火で煮たあと引き揚げて、昆布出汁で煮る。
2.調味料を全部加えて15分ほど煮込む。
3.大根が飴色になったらイイダコを加えて煮る。
4.イイダコを加えて煮るのは4~5分。長時間煮るときは極く
  弱火で・・おでんを煮る要領・・煮る
菜花の処理
1.分量外の昆布出汁1/3カップに、淡口少々を加えて火に
  かけ、沸き立ったら下処理した菜花を加える。
2.1~2分煮たらザルに揚げて、大根とイイダコの煮ものに
  加えて盛り合せる。
コメント
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