男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

葉玉ねぎと厚揚げの玉子とじ

2016年04月16日 | 野菜類

唐突ですが、下のURLを開いてご一読下さい。内容は今年3月1日付newsweek日本版掲載の
レポートです。

日本は世界一「夫が家事をしない」国・・newsweekより
子供がいる夫婦の家事分担率で、日本の男性は各国比較最低の18.3%


国際比較して日本の男性の家事負担率は、調査した世界各国で最低の18.3%・・お隣の・・今
も男尊女卑の傾向が強い韓国と比べても、我が国の方が低いのが分ります。

その理由を、レポートから引用します。「日本の男性の家事・育児時間が短いのは、仕事の時間が
長いからだ。男性の週当たりの平均勤務時間は47.8時間(女性は20.2時間)。冒頭でも述べたが、
日本は男女の役割差が大きい「男は仕事、女は家庭」の社会だ。」・・とあります。

これを読んで、私の子育て時期を思い浮かべると、朝は7時前後に家を出て職場に着くのが8時前、
一日の仕事が終わり、残務整理をして職場を出るのが・・規則でいえば19時30分迄ですが、大抵
はそれを過ぎる・・ときには22時を過ぎることもありました。今から見れば異常な労働環境でした。

この傾向は、子育て期間を過ぎ職場での地位が上がり中間管理職になってからも続き、自由時間
が出来始めたのは、勤め先を退職してからでした。誤解しないで欲しいのは、上記の世界一家事を
しない夫・・は子育て時期のこと・・仕事を離れ年金生活入りした男性の家事負担率でないことです。

世の男性諸氏が定年退職してやり始めるのが「スポーツジム」通い、「料理教室」通い、同年代での
「登山会」などのグループ活動を模索します。それはそれでよろしいが私が提案したいのは、それに
家事の習得を加えたら如何でしょうか?ということです。

仕事を離れ、年金生活にいる男性諸氏の家事負担率が何%か分りませんが、夫婦ともに仕事を
しないなら、50:50=evenがベストと思います。・・とは言いながら、今のわたし自身の家事負担率を
類推すると、欲目に見ても30%ほどで、70%は家人が負担しています。

レポートの終の文章です。「男女の家事分担率から見れば、日本は世界でも極めて特異な社会だ。
その現実を直視することが、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた第一歩となるだろう。」

お送りするのは前回に続き「葉玉ねぎ」を食材にした三題です。今日も畑から玉ねぎ1本を抜き調理
しました。新玉ねぎの玉が段々に大きくなり、それに反比例して、葉玉ねぎが筋張り始めました。
葉玉ねぎ・・まだ間に合いますがあと僅かの期間・・今のうち楽しんで欲しいと思います。

葉玉ねぎと厚揚げ豆腐をすき焼き味に煮て溶き玉子を回しかける・・玉子は半熟になるように・・
火を通し過ぎない様に煮ます。厚揚げ豆腐の代わりに鶏肉や牛肉などで煮るとすき焼き風・・
若い人向きになります。厚揚げに代り木綿豆腐やすき焼き麩・丁子麩なども合うと思います。


材 料 ・・4人分
葉玉ねぎ 1株分 160g ・・5センチ巾の斜め切り
絹厚揚げ 1/2パック 180g ・・7~8ミリの厚さに切る
玉子 3こ 160g ・・割りほぐしておく

調味料
すき焼のたれ 大さじ 3
昆布出汁 大さじ 3
みりん 大さじ 1

作り方
調味料全部を鍋に入れて中火で煮る。
沸き立ってから30秒ほどして、厚揚げ豆腐を
入れて煮る。
厚揚げ豆腐を3分ほど煮たら、鍋半分に寄せ
そのあとに葉玉ねぎを加えて煮る。
・・葉玉ねぎは全量を一気に入れず、少しずつ
加える。ネギがクタッとしたら、厚揚げ豆腐の
上に移し、残りのネギを少し入れて煮る。

これを繰り返しネギ全量を煮たら全体をざっくり
混ぜ、溶き卵を回しかけふたをして火を止める。
・・回しかけた玉子は、余熱で程よく火が通るが、
レアな状態なら、火をつけて温める。

器にとる時は、鍋を傾け滑らすときれいに収まる。
コメント
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