男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

クジラ肉と水菜のハリハリ鍋

2016年03月15日 | だし・調味料・スープ類

昨日3月11日は東北大震災から5年目の応答日でした。この日のことを私は具に記憶しています。
私は日中はTVは観ない生活で、異変は知りませんでした。それを友人のI夫人が電話で「東北が
大変なことになっている・・」と知らせてくれました。TVを観ると、東北の太平洋湾岸地区が津波に
襲われ、大変なことになっていました。

あれから5年経ちました。当時一番感動したのは、近所の友人米宣教師夫妻の行動でした。夫妻
は5日目に、東北現地に駆けつけ食糧などを届けました。

二番目に感動したのは・・これは半年ばたかり後のことですが「気仙沼市階上中学校の卒業式」で、
卒業生代表の「梶原裕太」さんの答辞でした。彼はいま20歳になった筈です。感動を与えて呉れた
若者はいま、どのように暮らしているか気にかかります。

その時の梶原裕太さんの答辞の全文づす。今読んでも心を打たれます。


また、当時(2011年3月25日)のnewsweekのコラムを最近目にしました・・ご参考までにお読み下さい。

震災でわかった日米の競争力格差・・newsweekより


転変地変から逃れえない我が国日本にとって、これからも色んな災害に襲われると思います。その
たびに悲劇が生まれると同時に、新たに未知な力が生じてくる・・と信じたいと思います。

お送りするのは水菜を主菜にした鍋物二題です。クジラ肉の鍋も美味しいし油揚げの鍋も美味しい
・・水菜の旬は過ぎましたが、まだ市場に出ています。ラストチャンスをお試し下さい。

畑の水菜が董立ちし始めました。これから気温が上がると色んな葉菜類が董立ちを始めます。
この冬、水菜のサラダをせっせと食べますが、董立ちは待ってくれません。窮余の策でクジラ肉
とのハリハリ鍋にします。クジラ肉は「長須鯨」でアイスランド産・・昔懐かしいクジラ肉の味でした。


材 料
赤身クジラ肉 1/3パック 170g
水菜 1/2株 200g
とうふ 1/2パック 180g
しめじ 1/2パック 50g
片栗粉 適宜
調味料
昆布浸け出汁 4カップ 720cc
薄口醤油 1/4カップ 45cc
日本酒 1/3カップ 60cc
みりん 大さじ 1 10cc
ポン酢 適量
薬味 適量

作り方
クジラ肉の下こしらえ・・片栗粉をまぶし湯通しして冷水にとる
赤身のクジラ肉を煮ると、血の色で煮汁が濁て汚くなる。
スライスしたクジラ肉に片栗粉をまぶし、熱湯に通し氷水
に入れてスノコに上げ、水気を切る。

食べ方
昆布出汁と淡口と日本酒を鍋に入れ、中火にかけて数分
・・アルコールが抜けてから、具材を加える。
卓上で煮ながら食べるのが一番・・水菜の煮え立てを
ハリハリと噛みながら食べる・・ハリハリ鍋の語源です。
薄味なので食べるときポン酢を添えました。

惣菜の一品として作るなら、水菜とクジラ肉をサッと煮て
温めたお椀に盛り付け温かいうちに食べる・・これも中々
に美味しい椀物です。

長須クジラ肉は冷凍パック500gが980円(税外)でした。
生食用の表示があり、解凍して刺身にすると実に旨い・・
近くのお店で見つけました。常備していて重宝しています。

コメント
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