男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

さんまのハーブオイル漬け

2011年12月16日 | 私のブックマーク

先日、伊丹市の国際平和交流協会が主催する講演会に出席しました。講師は
近所の宣教師テレサ夫人、演題は「外国市民から見た被災地の人々」です。
彼女の夫君チャーリー氏は、震災のあと救援に駆けつけます。そして被災地の
惨状を教団に報告し、救援資金の交付をうけ、救援活動隊を立ち上げました。

講演は、数回にわたる救援活動を通して見た、被災した人々の悲しみや苦しみ、
ささやかな喜びなどが語られました。その中のひとつをご紹介します。

炊き出しにバーベキューをしたとき、隊員がつぎのような訴えを聞いてきました。
食事は、いつも行列して配給をもらうが「バーベキューなら、みんなで”普通”に、
焼きながら食べたい」というのです。その通りにしたら、「普通」の食事ができた
・・と、とても喜んでくれた・・人々は「普通」と言うことを求めていると語りました。

終いに「いま必要なのは心のケア」と述べ、震災から8か月経った今も、心の
中ではあの日のままに時計が止まっていて、そのときのようすを昨日のことの
ように語ったといいます。人々は色んなことを話したい、それをきいてあげる人
がほしい・・次回は来春に行くが、きいてあげる人と一緒に行きたいと語りかけ
ました。

講演の中では触れませんでしたが、救援隊のなかには、アメリカからきて現地
に直行し、帰米した人も何人かいた・と聞いています。私たちが手を拱いている
のに、外国市民が救援に向かっているのを、面映く思い出しながら、「さんまの
ハーブオイル漬け」を書きました。「さんまの酢じめ」の続編です。

「酢じめのさんま」を、サーディン・イン・オイルの残りのオイルに漬けてみました
できあがりが、期待した以上においしかったので、新たにハーブオイルを作り、酢じめのサンマを漬けます。
ハーブオイルは1日以上常温におき、オイルとハーブをなじませ、№332の「さんまの酢じめ」を漬けました。


材 料 酢じめのサンマ 2尾 200g

オイル オリーブオイル 1カップ 180cc ・・できれば・・バージンオイル
香味野菜 たまねぎ 1/2こ 100g ・・2~3ミリのくし型にスライス
にんにく 1かけ 15g ・・1~2ミリにスライス
にんじん 2センチ 20g ・・3~4ミリにスライス
ハーブ 赤とうがらし 1本 ・・タネをのぞき2ミリの輪切り
ローリエ 2枚
クローブ 5こ
パセリ 2本 20g ・・10センチ長さに切る
レモンorすだち 1こ ・・3ミリに切りタネをのぞく

作り方 酢じめのサンマは、長いままでもヨコ二つか三つにするか、
・・好みに切る。

オリーブオイルに香味野菜とハーブを漬ける
漬け容器・・ふたつきのタッパーなど・・に、たまねぎ、にんにく、
にんじん、赤とうがらし、ローリエ、クローブをいれ、その上から
オリーブオイルをそそぎ、フタをして1日・・常温におく。
・・1日おくと、香味野菜とハーブの香りがオイルにしみこむ・・

酢じめのサンマをオイルに沈め、サンマの上にローリエと、
レモン、パセリをのせて冷蔵庫に入れる。
酢じめしてあるので、1日目からでも食べられるが、2~3日
たってからのほうがおいしい。


適当にスライスして、お皿に盛りつける。
たべるときは、そのままでもおいしいが、好みで
タバスコを1~2滴おとすか、生醤油をかけてもよい。

一度にたくさん食べられるものではなく、1人2~3切れほど
ですが、食卓に変化があって、おつな一品になります。

  







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