男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

炒りどり

2011年12月21日 | 肉類・たまご

炒りどりは、正確には炒り鶏とかきます。読んで字のごとし・・で鶏肉が
メインの炒め煮です。本名は「がめ煮」、通称「筑前煮」と言います。

筑前・博多の方言で「寄せ集める」ことを「がめくり込む」と言い、これが
名まえの由来といわれます。また別の一説には、文禄の役(1592年)の
ときに、朝鮮に出兵した兵士が「どぶがめ」と呼んだスッポンとあり合せ
の材料を煮込んだのが始まりとも言います(出典Wiki
pediaがめ煮より)。

「筑前煮」の名が示すように、もともとは福岡県の郷土料理だったようで、
それが全国に広がり、家庭料理になりました。はじめに具材を油で炒め
るのが特徴です。また、汁気を煮飛ばすので、日持ちがよくおせち料理
の一品にくわえられます。

我が家のおせち料理は、昨年は出来合いを求めましたが、売れ行きは
いまひとつでした。今年は手作りのおせちに戻すことにしましが、おせち
そのものが好評でありません。さあ、何をつくろうか思案しています。

おせちは儀式的・・と割り切って、数の子、ぶどう豆、田作りを形とおりに
つくり、あと炒り鶏、エビの旨煮、紅白蕪の甘酢、貝柱の付け焼きなどを
考えています。料理というものはむずかしいですね。これぞ・・と思っても
喜んでたべてもらえなくては、つくった甲斐がありません。おせち料理を
何にしようか思案中の方に、ご参考になったら・・と思います。
  

炒り鳥=筑前煮とも言います。おせち料理にの定番料理です。ごぼう・こんにゃく・にんじん・・など一品ずつ
煮含めてつくる「お煮しめ」は、手間がかかるし、なべがたくさん要ります。お煮しめを作るとき、鍋焼きうどんの
アルミ鍋を動員しました。それに比べ、炒りどりなら、ひとつのなべでたりるし、短時間にできるのが魅力でした。


材 料 とりもも肉 1/2枚 200g  皮を 剥き、一口大に切る
れんこん 20センチ 200g  皮むきして、3センチ大の乱切り
ごぼう 1本 100g  皮つきのまま一口大に切る
にんじん 1本 120g  皮つきのまま、3センチ大に乱切り
こんにゃく 1/3丁 120g  塩もみしてスプーンで一口大に切る
乾しいたけ 8枚 30g  水にもどして、3センチ大に切る
水煮たけのこ 1パック 150g  小口から3センチ台の乱切り
インゲン豆 1パック 80g

調味料 ゴマ油 大さじ 2 20g
椎茸の戻し汁 2/3カップ 120cc
日本酒 1/3カップ 60cc
みりん 大さじ 3 30cc
濃口醤油 大さじ 3 30cc
鰹まる 大さじ 2 20cc
さとう 大さじ 2 20g


作り方 鍋を火にかけ、オイルを落とし、とり肉を炒める。
オイルがまわったら、れんこん・にんじん・ごぼうを
加えて、しっかりといためる。

こんにゃくと、もどした乾し椎茸、たけのこを加える。
ここまでは強火、食材をしっかり炒めて熱を加える。
強火でも焦げついたりはしないから、大胆に炒める。


全体にオイルと熱がまわってきたら、日本酒、みりん、
乾ししいたけのもどし汁を加えて、中火におとす。

さとうと鰹まるを加えてしばらく煮込む・・5~6分。
濃口醤油をいれ、味見してから、おとしぶたをして煮る。
ここからは弱火、味をじっくり含ませる。
最後に、バアーッと強火にして煮汁を飛ばし、できあがり。



コメント
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