男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ぎゅうどん

2010年07月16日 | 肉類・たまご

久しぶりに「牛丼」を作りました。近所の宣教師スイレンさんの
ところに米・ミシシッピ州のTupelo・・トゥペロと言う町から16人
の団体がやってきました。Topeloはエルビス・プレスリーが生れ
11才まで過ごした町として有名です。

彼らの旅の目的は、Baptist教団の布教のためのボランティア
活動で、費用は全額自弁といいます。年齢層は半数の8人が
中年層、8人が大学生でした。

彼らは滞日6日間、京都と神戸の間の各地を対話とお祈りに
走り回りました。お金と時間をかけ日本に来て、ロクに観光も
食べ歩きもせず、クソ暑い日本で宗教活動する彼らの慰めに
手作りのものを食べてもらおうと「牛丼」つくりを思いつきます。
全部で20人分の食事は、手が込んだものはムリ、丼ものなら
ご飯と一緒に食べられるので手がかかりません。

牛丼にしたのは①材料が牛肉と玉葱だけ、②作りおきができる、
③アメリカ人が好む「すきやき」に似た味で万人向きだからです。
7月9日の昼食にとどけましたが「日本に来て初めておいしいもの
を食べた」と喜んだと聞き、調理した者として嬉しく思いました。

帰る日に牛丼がおいしかったお礼に・・と「thankyou message」と
手づくりの十字架をpresentしてくれ、「牛丼」のレシピをおしえて
ほしいとたのまれました。そこで作ったのがこのレシピです。

調味料は海外でも入手しやすいものにアレンジしました。ためしに
作ってみましたが、これならTupeloで作ってもOKの味でした。
日本でも受け入れてもらえる「牛丼」と思います。お試しください。

すき焼きをしたあとの残りつゆにごはんを入れてかきまぜ、そこへたまごを割り入れて食べる・・だれもが一度は
食べた味です。.ぎゅうどんはその味を安直に再現した国民食の代表的なものとおもいます。その簡単レシピです。


材料
ぎゅうにく 200g   5cm巾に切る
たまねぎ 2こ 300g   たて半分に切って5ミリのくし型に切る
調味料
薄切りぎゅうにくに下味をつける
醤油 大さじ 1 10cc
白ワイン 大さじ 1 10cc
醤油と白ワインをまぜ牛肉にもみ込んでおく。
煮汁を作る
醤油 1/4カップ 45cc
さとう 大さじ 5 50g
トマトケチャップ 大さじ 1 12g
水 大さじ 2 20cc
白ワイン 1/4カップ 45cc
赤ワイン 1/4カップ 45cc
以上の調味料をフライパンに入れて中火で煮る。
ふっとうしたら弱火にして2分・・アルコールをとばす。
味をみて、濃い味なら水を大さじ1~2を入れる。


作り方
ぎゅう肉を煮る
できた煮汁に下味をつけたぎゅう肉を入れて煮る。
肉をほぐしながら1~2分煮て、肉の色が変わったら
煮えた肉からトレーに引き上げておく。
ぎゅう肉のあとたまねぎを煮る
ぎゅう肉を煮た汁にスライスしたたまねぎを入れて煮る。
4~5分かけて、中火でたまねぎを煮込む。そこへトレーの
肉を入れ、玉ねぎと一緒に3~4分煮て火を止めしばらくおく。
もりつけ
ご飯をうつわにもりつけ、牛肉とたまねぎの煮込みを五班のうえにのせる。

ぎゅうどんを作る出汁は、日本酒、みりん、赤ワイン、醤油、出汁醤油、鰹まる、さとうなどを
牛肉の下味用と煮込み用、たまねぎと煮る割下などに使い分けるので、簡単でありません。
レシピは外人向けの分量ですが、試食したら味は日本酒などで作った味にちかいものでした。





コメント
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