サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

士幌・足寄めぐり

2017-06-24 | 『勝手に帯広通信』
過日、いつもバスや車で通り過ぎていた「しほろ温泉」に初宿泊。

ここは道の駅にもなっている温泉宿泊施設。
士幌市街からかなり離れた居辺(おりべ)川沿いにあり、
畑や林に囲まれてポツンと建っている。
ほかの「道の駅」のような派手さや賑わいはないものの、
日帰り入浴やパークゴルフもできるので
車で乗りつけてくる地元の方が結構多い。

モール温泉の大浴場でひと風呂浴びたあと
夕食は地元名物、士幌牛のしゃぶしゃぶ付きコース料理。

滋味があって美味でした!

しほろ温泉のトレードマークは可愛いエゾリス。ビールジョッキにも。


一夜明けて、朝風呂ののち和洋バイキングの朝食。

とても静かでアットホームな宿でした。

今回は本州から訪ねてきたファミリーのご接待。
そのかわりに運転をご担当いただき、レンタカーで移動。
これならいつもは行けないバス路線外も巡れようというもの。

そこで! かねてから見てみたかった知り合いの牛舎を見学。

酪農王国十勝にいるのに、牛舎を見たのは初めて。
当地では牛を飼う酪農家さんのことを「牛やさん」と呼ぶもよう。
ひとくちに牛やさんといっても、分業になっていて、
ここでは生産者から子牛を買ってきて、ある程度の大きさに育てるまでを担当。
盲導犬のパピーウォーカーとちょっと似てる??
出荷した先で乳用か食用に振り分けられるようです。






可愛い!…けど、昨夜しゃぶしゃぶを食べたばかりなので複雑な心境。

天気がよければ士幌高原をめぐるつもりだったのだが、
曇天のため、「近いから足寄の博物館に行けば?」と教わって急遽足寄へ。
ただし「近い」といっても北海道の「近い」は大陸感覚ですが。

足寄動物化石博物館到着。


この博物館の目玉、デスモスチルスの復元像がこちら。

なんともひょうきん。カバの祖先だそう。

館内には骨格標本がズラリ。

どこからこんなに集まってきたんだ!?と思うほど
学生の団体客など、見学者がたくさんいてびっくり。
とある研究者さんは、帯広からバスでこの博物館に通っていたそうですが、
帯広駅ターミナルからここまでのバス停の数、なんと100越えだとか(笑)。

見学後は、つい最近来たばかりの足寄の道の駅を再訪。

物産所の前のもーもーちゃん。

道の駅入口には、おきまりのクマさん。


道の駅レストランの「らわんぶき定食」。

足寄名物らわんぶきの天ぷら、漬物、炊き込みご飯。
コロッケには足寄牛が使われているもよう。
食べごたえもあっておなかいっぱい。

このあと帯広に戻って、ファミリーをばんえい競馬にご案内。
残念ながら雨がじゃんじゃん降り始めてしまい、2レースで切り上げましたが、
なんと5歳のチビちゃんが予想した馬が勝ち、100円が2170円に~。
さすが無邪気の勝利! ばんえい歴4年でこんなことは初めてだ。