サムイズダート・ロシア

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阿寒湖アイヌコタン

2016-04-03 | 『勝手に帯広通信』
阿寒湖温泉のアイヌコタンへ。

コタンは「村」の意。フクロウに守られたエントランス。

アイヌの伝統工芸品店が並ぶ道を進むと
またフクロウが現れる。幻想的な夜の光景。

この奥に「アイヌシアターイコロ」があり、
古式舞踊の公演が連日開催されているとのこと。

その前に腹ごしらえ。
オフシーズンでほとんど店は閉まっていたので
唯一開いていた「番八(ばんや)」さんへ。


左から鹿刺し、ばんや特製の豚丼、行者にんにくの餃子。
  
豚丼は野菜入りで肉は柔らかくタレもほどよく、
鹿肉は新鮮で上品な味。餃子も具だくさんで美味。
店内はくつろげる雰囲気で居心地がいいので、
開演時間までゆっくりさせてもらいました。
もっとも、観光シーズンともなれば、
中国からの観光客でごった返すそう。
なぜか店内の壁にはバラライカが飾られていましたが、
入手経路は判然とせず。写真を撮るのも忘れてしまった!

午後8時半、アイヌシアターイコロ開演
(日によって時間は異なります)。


アイヌの唄と伝統楽器ムックリにあわせて
古式舞踊の数々が再現されます。


最後はお客さんも一緒に踊ります。なかなか盛況。


じつは、アイヌコタンに来るのは、たぶん二度目。
初めて北海道旅行をした時に、どこかのアイヌ村で
「オロチョンの火祭り」を見たのはよく覚えているのだが、
あまりに昔のことで、それは一体どこだったのか。
もしかしたらここだったかも……と思っていたら。

アイヌの資料館にこんな写真が展示されてました。

昭和60年(1985年)のアイヌコタン。
そうだ。間違いない。ここだっ!
当時は立派なシアターなどなく、広場のようなところで
かがり火の周りで踊るのを見たような記憶が。
観光シーズンにはシアターで「イヨマンテの火祭り」が
催されるそうなので、その時また来て見てみたいもの。


お土産は木彫り細工のピアスと狼のキーホルダー。
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