サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

シカ肉三昧

2010-01-14 | etc.
北海道の知人からクール宅急便が届く。
開けてびっくり!見たこともない巨大なシカ肉の塊が~!
なんでも北海道ではエゾシカが増えすぎて食害が深刻化し、
個体数調整のため、毎年一定期間シカ猟が解禁されており、
今が一番おいしい季節なんだとか。
「送るわね~」という知らせは受けていたけれど、
まさか猟師さんからじかに譲り受けたという肉塊が
そのままドドーンと届くとは。
これをどうすればいいの~!?とひとしきり大騒ぎしたのち、
家人に解体してもらい、近所の料理人T子を呼んでおすそ分け。
それでもまだ冷凍庫に入りきらないぞ。
ならば、ジビエ料理を調理してくれるレストランに持ち込もう!
という案も出たが、そんなことしたらいいワイン頼みまくって
余計高くつくのが目に見えてるので却下。

そこでネットでシカ肉レシピを検索すると、意外や情報がいっぱい。
とりあえず滋賀県東近江振興局の国域事業
「獣害のない元気な里づくり推進事業」成果物なるものから
「ニホンジカ洋食レシピ集ベスト61」をプリントアウト。
シカ肉の栄養、加工、部位、調理、保存法なども
コンパクトにまとめられた、なかなかの力作であります。
ふむふむ。読むうちになんとか自家消費できる気がしてきた。

 
1日目。シカ肉のポトフとシカ肉のブルーベリーソース添え。

2日目。朝はシカ肉と野菜のスープ。
そして夜はトップ画像のシカ肉ステーキの
ローズマリーバター添え。美味!

シカ肉は柔らかくて脂身少なく低カロリー。
そして重い赤ワインによく合います。
調理に欠かせないのは、タイム、セージ、ローリエなどのハーブ類、
そして以前ロシア雑貨パルクさんで購入した「シベリア岩塩」です!
これ、重宝してますよー。
臭みのあるジビエや川魚の料理にもってこい。
ちょっと多いかな、と思うくらい振りまくります。
スプーンなどは使わずに、指でしごきながらまんべんなく。
さらに粗びき胡椒をまぶせば仕込み完了。お試しあれ!
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9 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます! (ロシア雑貨店パルク)
2010-01-15 11:34:10
シベリア岩塩のご愛顧、ありがとうございます!私は店番中お腹がすくとシベリア岩塩の粒を舐めます。じわ~っとコクがあって一時間はもちます(笑)
しかーし!とっておお料理上手なのですね。
今度ジビエ料理会におよび下さいよ~。グルジアワインかロシアのコニャックを持って参上します♪
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愛用しております! (kot)
2010-01-16 11:18:39
パルクさん!シベリア岩塩もう手離せません!うちにはいろんな塩が転がっておりますが、ここぞと言う時はシベリア岩塩!
いっそ「シベリア岩塩サバイバルレシピ集」でも作っちゃいましょうか。小腹がすいたらひと舐め、というのも入れて(笑)。
グルジアワインにロシアコニャック、ジビエに合いそうですね~。
ぜひぜひ!
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丹沢(神奈川県)でも (ひろーき)
2012-07-13 00:01:37
丹沢周辺(の農業)でも、鹿の食害の被害は大きいようです。

先日、鐘ヶ嶽という標高500m程度の山で軽い登山を楽しんで来ましたが、そこらじゅうに鹿防止策が張られていました。

猿や猪も同様の被害を与えているとのこと。
地元の猟友会が山に入るお知らせがそこらに貼られていました。


お題に戻りますが、鹿肉の脂身の少なさと低カロリーは知っていたので、勝手に味も臭いもあっさりしているものと思い込んでました。
臭いにクセがあるんですね。


それにしても、kotさん(パルクさんも?)、かなり酒が強そうですね…。
ロシアでも、現地の方々とガンガン飲んで盛り上がっている姿が眼に浮かびます。

中ジョッキのビール二杯で睡魔に襲われてしまう私から見ると、別世界の方々のようです。

下戸の自分も、地酒は旅の楽しみの一つです。
ワイン程度のアルコール分であれば味がわかるのですが、「美味しい!」と思って調子よく飲み食いしているうちに、全身が真っ赤になり睡魔に襲われてヘロヘロになってしまいます。
店の主人や店内に居た他の(国々の)お客さん達全員に大爆笑されたことも、何度かあります…。

ロシアでもコニャック作ってるんですか?
初めて知りました!
アルメニアのそれが有名過ぎて、ずっと知りませんでした(汗)。

コニャックは自分にとってアルコール分が強すぎて、香りの違い以外は、理科実験用アルコールとの区別が殆ど判りません…(恥)

社会人になってからかなり鍛えたのですが、下戸の原因は遺伝子レベルの話らしく、今生ではコニャック楽しめそうにありません…(涙)
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それほどでも・・・(笑) (kot)
2012-07-18 10:35:35
ひろーきさん、お酒はNGでしたか!
いえ、当方も酒豪ではありませんが、肉料理に酒なしは考えられません(笑)。

ロシアはコニャックもシャンパンもありますが、やはり混じりっけなしのウォッカをキンキンに冷やし、ショットグラスにどろりと注いで一気に飲むのが一番です!

まったくお酒がダメな友人も、なぜかウォッカはたしなめます。(1杯どまりですが)
混じりもの系や薄いお酒のほうが、むしろダメなんだそうです。
人それぞれですね!
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【教えて下さい】ウォッカの正しい嗜み方 (ひろーき)
2012-07-28 04:14:12
アラフォーにもなって恥ずかしい質問ですが、ウォッカの飲み方教えてください。

ショットグラスに注いだらクイッと喉に一気に注ぎ込む感じが正解でしょうか?

陳腐な例えで申し訳ありませんが、昔のアメリカ映画でダンディーな主人公男性が、カウンターでバーボンを飲む感じ…

あんなもの、口の中にじっと蓄えていたら、火を吐きそうになりますよね。


学生時代シベリア鉄道で旅した時、深夜に乗り込んできた帰省中の若いロシア兵にウォッカをすすめられました。

味を確かめようとしてしたの上で転がしているうちに、舌が焼けるように熱くなり「ブハッ!」とやってしまい、コンパートメント中で大笑いされてしまいました。
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ウォッカの飲み方 (kot)
2012-08-07 12:11:48
ひろーきさん。いきなりの一気飲みは、やめたほうがよいですよ!

ロシア人の方に教わったのは、飲む前に前菜を一口かじっておくこと。きゅうりのピクルスでも、豚の脂身(ちょっと名前を失念しましたが、ロシア人は大好きです)でも何でもいいので、胃に何か入れておくといいそうです。

そのうえでグッと一気に!飲んだあと、さらに何か一口食べると、より悪酔いを防げます。立ったまま乾杯するなら、片手にグラス、片手にピクルスといった態勢をとっておけば万全かと思われます!

でも列車のコンパートメントではピクルスもないでしょうし、不意打ちは辛いですね。お察しします!

あと思い出しましたが、ロシア人のガイドさんによると、もしウォッカとちゃんぽんするなら、ビールならOK。ワインは悪酔いするのでNGだそうです。

なんだか、キンキンに冷えたウォッカが猛烈に飲みたくなってきました(笑)。
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ありがとうございます! (ひろーき)
2012-08-16 22:16:08
そうだったのですね…
命拾いしました。

そう言えば、喉と胃が猛烈に暑くなったことを思い出しました。
あのアルコール分は、胃にとっても刺激が強いのでしょうね。

豚の脂身とは「サーレ(サーロ?)」ですよね。
そう言えば、夕飯時に列車の通路でこれをかじりながら、ウォッカをちびちびやっていた初老の男性が居たことを思い出しました。

そう言えば、ヨーロッパで「ちゃんぽん」ってあまり見ませんね。
東洋だけで見る光景のような気がしてきました…

ベランダ菜園の手入れで汗をかいた後のキンキンのウォッカ、美味しそうですね!
(…というか、もう既に一杯やってますよね)
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肉料理に酒 (ひろーき)
2012-08-16 22:25:25
>肉料理に酒なしは考えられません(笑)。
下戸の私もそう思います。

…で下戸がそれで旨い料理と酒を調子良く飲み食いしていると、食べてる途中から猛烈な睡魔に襲われてしまうのです。

なので、ガス入りミネラルウォーターやそれにレモン汁を絞ったレモネードで食事を楽しむことが多いです。

ミネラルウォーターで思い出したのですが、グルジアの「Borjomi(ボルジョミ)」はハバロフスクでも普通に入手可能でしょうか?
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ボルジョミ (kot)
2012-08-17 11:31:11
ハバロフスクではどうでしょう??
ほとんどダーチャ滞在だったので、あまり記憶がありませんが…。ヴォロネジにあったのはよく覚えているのですが、距離的に近いせいなのかも。

今調べたらボルジョミはアマゾンでも買えるんですね!びっくりです。
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