goo blog サービス終了のお知らせ 

サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

プロコ『ロミジュリ』

2006-10-21 | プロコ日記裏話
プロコフィエフの日本滞在日記アクセス数激増の謎が判明。
超人気のクラシック専門ウェブサイト「CLASSICA」のブログで
とりあげてくださったのだそうだ。ものすごい影響力。
どうもありがとうございました!

ところでプロコの『ロミオとジュリエット』は、携帯電話のCMや
先ごろ始まったドラマ『のだめカンタービレ』にも使われていて、
密かな人気を呼んでるらしい。
そりゃあカッコいいですもんね、あのくだり。

バレエではロミオとその父が踊る場面なのだが、
ペテルブルクで見た父親役のダンサーがえらく渋くて、
「おじさま、すてき~」と友人と大いに盛り上がったもの。
年上におじさま呼ばわりされる筋合いはなかろうが、
ロミオを食うくらい存在感のあるダンサーだったので
敬愛の意をこめての「おじさま」である。
以来、このフレーズを聞くと自動的に振り真似してしまうので、
こうしょっちゅうテレビで流れると、忙しくてしょうがない。
『ロミジュリ』、また見たくなってきた。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去最高アクセス数

2006-09-29 | プロコ日記裏話
どーしたんだ! 何があったんだプロコフィエフ日本滞在日記
9月26日のアクセス数が、過去最高になっている。
リアルタイム連載中の最高アクセス数のなんと2倍!

どなたかがリンクを張ってくださったのだろうか?
にしても、やっぱプロコはすごいな。

ここのところロシアのちびっこ軍団Волшебники Двора
どっぷりつかっていたが、ロシアに一時帰国していたS先生が
昨日戻り、来週からプロコの小説翻訳を再開予定。

ハバロフスクで初めて「通訳」もどきを体験し、
帰ってきたらВД熱に巻き込まれて勝手にロシア語講座を開設し、
これから一気にВД&プロコの翻訳作業。
いい感じでロシア語モードが続いてる!
やっぱり語学には動機が大事だ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコ未完の作

2006-05-03 | プロコ日記裏話
久々にプロコ日記を更新。アクセス数がまた増えてる!

プロコの短編小説3編目『誤解さまざま』の翻訳も終盤戦。
来月からは、日本滞在中の短編最後の作にとりかかる予定である。
最後の作『許しがたい情熱』は、ラストがずっと「・・・・・・・・・」
になっている。つまり未完の作ですね。

「未完?ミカン?みかん?まー、日本語って面白い!」
とS先生、大ウケ。未完と蜜柑はイントネーション全然違うんですけど。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彷徨える塔

2006-01-27 | プロコ日記裏話
プロコフィエフの短編小説『彷徨える塔』完訳~。
1本目の『ひきがえる』に比べたら、はるかにわかりやすく
シュールでコミカルなプロコ節炸裂!といった感。

次は『誤解さまざま』を訳すのだとか。
しかし出版のめどはまだたっていない。
いまだに「プロコフィエフ日本滞在日記」のブログに訪れる
プロコファンの方々に、公開できるのは一体いつ??
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコフィエフのゆうべ

2005-12-01 | プロコ日記裏話
S先生とU氏とともに、プロコフィエフの短編小説を
少々翻訳したあと、その足でサントリーホールへ。
日本フィルハーモニー交響楽団第576回定期演奏会にて
プロコフィエフ3連発を聞く。

転がるように走って出てきたロシア人指揮者A・ラザレフ氏、
お辞儀もそこそこにいきなり『3つのオレンジへの恋』を振り始める。
不意をつくこの入り込み、見ていて楽しい劇的な指揮、
なんともシアトリカルなコンダクターである。
(あとで若い女の子たち、
「指揮者のおじさん、可愛かったねー!」だって)
とりわけ2曲目、左手のピアニスト舘野泉氏を招いての
『ピアノ協奏曲第4番変ロ長調作品53(左手のための)』
には大いに惹きこまれたものであった。

「インチェレスナ!プロコフィエフのパルスを感じたわ!
翻訳に役立つわね」とS先生は興奮気味。
じつは……われわれプロコをまともに聞くのはこれが初めて。
こんなのが翻訳しててよいのか~?
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オペラ『夕鶴』

2005-11-25 | プロコ日記裏話
ロシア人研究者S先生がプロコフィエフ日記と出会ったのは、
そもそもは親交のあった故・團伊玖磨氏の一言に導かれた
「えにし」によるものなんだそうな。
(しかしなんでロシア人が「えにし」なんて言葉を知ってるかな。)
その経緯は、プロコ日本滞在日記が世に出ることがあれば
そのときに明かされるとして……。

シンポジウムで忙しいS先生の代打で、急遽招待券を譲り受け
木下順二作、團伊玖磨作曲のオペラ『夕鶴』を見に日生劇場へ。

「貨幣経済によって素朴な農村共同体が汚染されてゆくさまを
描いたこの戯曲の狙いとするところは、カネによって堕落してゆく
人間への、ひいては近代物資文明への批判であり、
逆にいえば人間の取り戻しということになろう」
(中河原理氏:プログラムより)

奇しくもダーチャ精神に通じるものを見る。
さらには同じ“鳥もの”の切なさに加えて、
美智子さまがいらしていたこともあり、なぜか
マシュー・ボーンの『白鳥の湖』を思い出した。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコフィエフその後

2005-11-11 | プロコ日記裏話
プロコフィエフの日本滞在日記のアクセス数とコメントをプリントし、
S先生に見せたところ、いたく感激。やる気満々の先生は、
ついに懸念された脅威の一言を発した。

「短編小説、全部訳しましょう!」

……って誰が?

「こないだあなた、いいこと言ってたじゃない。
『プロコフィエフの小説は彼の音楽に似ている』って。
だったらぜひ紹介しましょうよ!」

……げっ。余計なこと言うんじゃなかった。

「私はシンポジウムで忙しいから、その間にあなた、
こないだ訳した『ひきがえる』をプリントしておいて。
Uさん、あなたはプロコのインタビューを現代語に訳して
プリントしてきてちょうだいね。宿題よっ!」

……はぁ。押し切られて二の句をつげず、
顔を見合わせるU氏と私であった。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコブログ健在

2005-10-23 | プロコ日記裏話
プロコフィエフ日記の来訪者数を遅ればせながら手計算してみたら、いつのまにか5600を越えていた! 日記連載終了からもう2ヵ月以上たっているのに、まだまだ来訪者が絶えないのはありがたいことである。S先生も先ほど再来日。今週のロシア語教室で、プロコ日記の反響をお伝えすることになっている。きっと出版化熱が再燃することであろう。

それはいいんだけど、プロコの小説『ひきがえる』は手に余りすぎ!
「あら、もう翻訳はできてるでしょ」とS先生。
確かに意味は理解したが、日本語として人様の前に出せるものに
仕上げるのはまったく別の話。まだ今ひとつ、文体が決まらないし、
登場人物の気持ちになりきれない。

先生は「イッヒッヒッヒ!」とか「うッひゃっひゃっひゃ!」とか
要所要所でお笑いになるのだが、同じ笑いを日本人読者から
引き出すような細工を施さねばならないということか。
やはり笑いは命をかけてとらねば……って、芸人か私は。
いやさ、芸人魂と職人魂は等しく必要なものといえよう、やっぱ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコ日記終了

2005-08-09 | プロコ日記裏話
PC絶不調の8月2日、2ヶ月余にわたったプロコフィエフ日記完結~。
最終回は人さまのPCを借りて、あたふたとアップしてそれっきり。
1週間のご無沙汰ののち、恐る恐るようすを見にいってみると、
意外にもアクセス数が衰えていない。
さすがプロコさまである。

コメントに寄せられた労いの言葉もうれしい限り。
終了して初めて見つけてくれた方もあり、
皆さん、何をどう検索してたどりついてくださるのか、
ありがたいことである。

しかも、あの「幻のロシア絵本」展を監修したN氏までが
この分野での造詣を惜しげもなく披露して
貴重なコメントを残してくださっておるではないか!
ブログという媒体には評価しがたい点も少なからずあるが、
こういうときは、素直にやってよかったと思う。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコ日記、炸裂!?

2005-07-23 | プロコ日記裏話
なぜか先週あたりから「プロコ日記」のアクセス数がじわじわ伸び、
とたんに2倍、3倍、ときて最高時4倍超に!
その割りには皆さんおとなしく、コメントは皆無である。
ま、プロコからお返事がくるわけじゃないからね。

S先生が日記の出版化目指して動き出したので、
企画書を書いてみる。たいへんだ、こりゃ。


余談。

大人計画『キレイ』、昨日のカーテンコールにて宮藤官九郎氏が
「えー…」と口を開くので皆拍手をやめてご拝聴モードに入ると、
「7月22日はゴルバチョフさんの誕生日です。
 ……ウソです」(笑)*ホントは3月2日

小ネタにロシア、多いなー。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコフィエフの短編小説

2005-07-14 | プロコ日記裏話
プロコ日記の手が離れたと思ったら、今度は短編の翻訳だ。
これがまた、シュールというか、わけわからんというか……。

プロコフィエフは短編小説を何作か書いており、
本国ロシアでは1冊の本にまとめられて発刊されている。
そのうちの数編は、日本滞在中に書いたものである。
なにしろロシア出国後はピアノが弾けない状況が続いたので、
創作意欲を執筆活動に振り向けていたのだろう。

で、ロシア婦人S先生のツルの一声で、とりあえず短めの小説
「ひきがえる」を訳すことになったはいいが……。

1918年7月4日、横浜のグランドホテルで
アメリカ独立記念日のパーティーに遭遇したプロコは、
その翌日、この小説の着想を得たという。
で、舞台は「グランドホテル」。
パーティーをのぞきにきた群衆のなかにいた
「くねくね男」と「ひげ男」の会話文で物語は進む。
意味ありげで意味はない、ハルムスみたいなノリである。

「どう?面白いでしょ!」とS先生は言うが、
えーそーかなー、なんだかなー。苦しまぎれに
「たぶん音楽ファンは興味をもつのではないでしょうか。
彼の音楽にも似て単純ではありませんから~」というと、
これが先生のストライクにはまってしまった。
「ダー、ダー!! そのとおり!
日記と一緒にぜひ発表しましょう!」

ええっ!その清書、誰がやるんですか~。
私っきゃいないじゃないですかっ!
余計なこと言わなければよかった。。。。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコ仕込み完了

2005-07-11 | プロコ日記裏話
プロコフィエフ日記最後の翻訳部分のチェックをしていただき、
今しがたブログの仕込みをすべて終了。
あとはプロコ離日の8月2日まで、ひたすらコピー&ペーストを
繰り返すだけである。やれやれ。

しかしである。最近になってカレンダー機能の限界が発覚。
GOOのカレンダーはてっきり20世紀対応だと思ってたら
始まりはどうも1970年らしい。
ってことは、1918年には対応しないのだ。
道理で曜日が違っててヘンだと思った!
これじゃあ目論んだような過去日記にならんじゃないか!

と一度はヘコみかけたが、ここまできたらやり通すしかない。
連日ブログの更新で沖縄に行けないよー。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコを訪ねて宮ノ下

2005-06-13 | プロコ日記裏話
過日、S先生、Uさんと共に箱根宮ノ下へ行く。
なぜ宮ノ下かといえば、プロコフィエフが訪日した折の
1918年7月28日、この地を訪ねているからだ。

とはいえ、彼の足跡などどこにもない。
そもそもプロコは作曲依頼してきた徳川伯爵に会うために
宮ノ下に赴いたのだが、足跡の手がかりとなる日記には
「洒落たホテルがある」とか「近辺をバスでまわった」
ぐらいのことしか書かれていない。
この天才作曲家の日記は、自己の存在確認みたいなものなので
紀行文的な描写を期待してもムダなのである。

「洒落たホテル」とは明治11年創業の富士屋ホテルのことであろう。
確かにこのクラシックホテル、外国人御用達だった往時の面影を残し、
その和洋折衷の建築美は見るに値する。

資料室に向かう途中、バーを見せていただく。おお!……
そこには上海・和平飯店のバーを思わせる異空間が広がっていた。

「きっとプロコフィエフもここでお酒を飲みましたね~!
写真撮りましょうよ、写真!」
と無邪気にバーカウンターでキメキメポーズをとるS先生。

あの~。プロコは日帰りしてて、
ホテルには泊まってないんですけどー。
「あら、そーなの!?」
そーなの、って、一緒に日記訳したじゃないすかー。
「でも絶対ここに来ましたよっ!」
は、はー。それより徳川さんはどこに住んでいたんでしょう?
「トクガワ? あら、そうだったわ」

結局、ただ箱根観光して帰ってきただけであった。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコフィエフ日記、好調!

2005-05-29 | プロコ日記裏話
プロコフィエフの日本滞在日記の閲覧数が、突如跳ね上がる!
ページビューは300に迫る勢いだ。
そんなに宣伝してないのに、何があったんだろう!?

ちなみにプロコはまだ日本に向かう船のなか。
5月31日、いよいよ日本に上陸します。乞うご期待!

さて、この日記を本にするプランが着々と進行中~。
S先生はやる気満々で、「これも入れましょ。あれも……」
と関係ないネタまで次々提案してこられるので
反論するのが大変である。それもロシア語なので
「ソレは時代がチガイマス」
「我々はひとつのテーマに決めなくてはナリマセン」
と、ボキャブラリーがてんで追いつかない。

せっかくつくるなら、そこそこの体裁にしたいので
出版社を探さなくてはナリマセン。。。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロコフィエフ日記、発信!

2005-05-15 | プロコ日記裏話
本日よりプロコフィエフの日本滞在日記の配信開始!

なのにすっかり忘れて猫と一緒に二度寝してしまい、
気づいたのは昼過ぎだった!!
待ちかねていたプロコ・ファンの皆様、すいません。

でも日記は普通、一日が終わったあとに書くものなので
朝アップするのはちょっとヘン。
本当は夜配信したいのだが、夜はブログが混んでいるので
当面は午前中のすいている時間に更新していく予定です。

ちなみにプロコはまだシベリア鉄道の車中。
87年前の今日はバイカル湖畔におります。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする