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サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ロシアのパケータいろいろ

2013-08-28 | ロシアコラム
引越し準備のため、連日ちょこちょこと片づけ中。
この機会にどーんと捨てるぞ!と意気込んではみたものの、
大量のガラクタコレクションを前にすると、
ううむ、やっぱりとっておきたい~とくじけそうになってしまう。

そこで。実用品は写真を撮って、現物は使う作戦に。
その筆頭が、ロシアのお店で買物したときにもらった
パケータ、プラスチックバッグのたぐいである。
以下、写真がちょっと暗いですが、修正してる時間がないのでそのままで…。


こちら、青がきれいなグジェリふう。
「お買い上げありがとうございます」
の文字デザインも素敵です。


これはグム百貨店内の食料品店ガストロノームNo.1のロゴ部分。
袋の材質がしっかりしていて、透かし模様が入ってます。


ロモノーソフ陶器ことインペリアル・ポーセリン。
格調高い濃紺とゴールド。マークはもちろん双頭の鷲。

 
このへんは昭和っぽいチャチかわいいシリーズ。


こちら都市型スーパー「アズブカ・フクーサ」の
今どきふうパケータ。面白味はないですが、
スモレンスカヤ近くのアパートホテルに泊まっていたときに
よく立ち寄ってビールを買った思い出に。


そしてこれが一番のお気に入り!
ソ連時代から憧れだった「メロディア」マーク。
昔は国営レコードレーベル&ショップでしたが
今は普通のミュージックショップ。
今見てもこのデザインは秀逸!

最近スーパーでの買物にはマイバッグを持参していて
レジ袋のストックがなくなってきたので、
これらのロシア袋も使う気満々でいたのだが、
いざ取り出すともったいなくて、いまだに
レジ袋入れに突っ込んだままになっている。
うーん、困ったものだ。
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『路上のミュージアム』特設サイトのおしらせ

2013-06-03 | ロシアコラム
『路上のミュージアム~モスクワのモニュメントが秘めた物語』(群像社)
いよいよ発売。6月7日頃から書店に並ぶ予定です。



本書と連動して、特設サイトもオープンしました。
『路上のミュージアム~モスクワのモニュメントが秘めた物語~群像社・おまけ編』

モスクワ関連の役立つサイトを集めた「便利帳」
本書で紹介したモニュメントの正確な位置がわかる「地図」
壁紙用画像がダウンロードできる「壁紙ギャラリー」
息抜きにぴったりのゲームが楽しめる「フリ―スペース」
などなど。本書とあわせてご覧ください。

パスワードの入力が必要なページは、読者限定ページです。
本書のどこかにパスワードが書かれていますので
ぜひ探してみてください!
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『路上のミュージアム』近日発売

2013-05-25 | ロシアコラム
昨年からモスクワ在住の宮崎朋菜さん、鈴木玲子さんと
ご一緒につくっていた本が、ようやく完成しました!



『路上のミュージアム モスクワのモニュメントが秘めた物語』
(群像社刊) 6月1日発売予定

サブタイトルにあるように、モスクワに点在する記念像を集め、
隠れたエピソードをご紹介しつつ、モスクワの街の全貌も見えてくる…。
そんな本を目指した「読むモスクワガイド」です。

出版を記念して、宮崎朋菜さんのピアノリサイタル
『ピアノで奏でる癒しへの誘い』が開催されます。
本書にも登場するグリボエードフのワルツや
ソ連映画からの曲も披露してくださるとのこと。

和歌山公演:6月1日(土)17時30分開場・18時開演
      宮井平安堂 3Fホール
高松公演 :6月22日(土)18時開場・18時30分開演
      アルファあなぶき(香川県民)ホール・小ホール
東京公演 :7月4日(木)18時30分開場・19時開演
      墨田トリフォニーホール・小ホール

詳しくは宮崎朋菜公式サイトをご覧ください。
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懐かしのカルムイク

2013-05-19 | ロシアコラム
少し前の『世界の村で発見!こんなところに日本人2時間スペシャル』にて、
ロシア・カルムイク(カルムイキア)共和国が登場。
シベリア抑留後、ロシア女性との間に子供を授かったがために
日本帰国を断念し、仕事を求めてソ連各地を転々とした末に
日本と同じ仏教国カルムイクに根をおろした元少年兵の流転の人生。
縁あってロシアでできた家族と、望郷の念との間を揺れ動く辛い思いを
宮崎美子さんが寄り添うようにして聞き出していた。

カルムイクを単身訪ねたのは、もう20年近く前なので
首都エリスタの町がずいぶんきれいになっていて驚いたけれど、
何もない空港周辺や、見渡す限りのステップ一本道、
途中で横切る茶色い牛の群れ、ぬかるんだ村の道…などなど
当時と変わらない光景も多く、懐かしく放映を見た。

エリスタ空港は一時、実は空港の免許をとっていなかった(!)
という理由で閉鎖されていたのだが、ちゃんと再開されていて安堵。
番組ではモスクワからの飛行機が「週3便しかない」と言っていたが、
週3便もあれば立派である。
しかもかつては、地元民も知らないブイコヴォ空港発だったのに
今は欧州便が飛ぶドモジェドヴォ空港発!らしい。

この番組は「最果ての日本人モノ」の元祖番組で、
レポーターがたどりつくまでの「大変な旅」もひとつの売りなのだとか。
シェレメーチェヴォ空港からモスクワ市内に出るのに、
エクスプレスを使わずにわざわざ乗り合いバスに乗っていたのも
そのための演出と思われるが、レチノイ・ヴァグザルで
バスから地下鉄に乗り換えて市内入りするルート、
これはこれで貧乏旅行者にはおススメです!

ときに番組では触れられていなかったが、
スターリンの少数民族弾圧により、カルムイク人もまた、
日本兵と同時期にシベリアで強制労働に従事させられていた歴史がある。
抑留された日本兵とシベリア送りになったカルムイク人が
共に働き、交流を深める場面もあったようだ。
「世界の果て」カルムイクには、日本とそんな接点があるのである。

ご興味のある方は、
『旅行人傑作選2 世界が私を呼んでいた!』(旅行人)
93~101頁「カルムイク共和国交友録」をご覧ください。

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ゆめちゃんとバフィーちゃん!

2013-04-13 | ロシアコラム

Vladimir Putin personal website

ようやく近況写真が公開されましたね。
モスクワ郊外の雪のなか、ロシア大統領プーチンさんと戯れる
秋田犬のゆめちゃんとブルガリアン・シェパードのバフィーちゃん。
ゆめちゃんはまだ幼さが残るけど、
バフィーちゃんのでっかくなったこと!

ロシア大統領の公式サイト「フォトギャラリー2013年3月」にて
スライドショーが楽しめます。


わーい、雪だ雪だ、きゃっきゃ。

しかし…。
この時期にこの写真を突如公開することには、
どんなシグナルがあるのだろう。
安倍総理訪ロを前にした日本へのアピールであることは間違いない。
だったらバフィーちゃんはなんなのか。
ロシアとブルガリアの外交問題は日本には伝わってこないが、
ただの「ついで」とは考えにくい。
バフィーちゃんのほうがショット数が多いし…。

いずれにしても、超多忙なスケジュールの合い間をぬって
この一連の写真を撮るため(だけ?)に
ボスコのスポーツウェアに着替えて犬たちと戯れるロシア大統領。
こうした遠まわしな広報戦略に時間を惜しまぬ点は、
ソ連時代といささかも変わっていないが、
コメント一切なしの和み画像をネット配信する心憎さに☆三つ。
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黒パンとロシアチョコ

2013-04-12 | ロシアコラム


春休みで一時帰国していたS先生、モスクワよりご帰還。
おみやげに恒例の黒パン「ボロジンスキー」とチョコをいただく。
みっちり詰まったロシアの黒パン、久しぶり。
これにあわせるなら、やっぱりスメタナがほしくなる!
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国際婦人デー

2013-03-08 | ロシアコラム

「3月8日は国際婦人デー。お祝いしましょう!」
と、登録していたことも忘れていたロシアのSNS
ВКонтактеからお知らせが…。

日本では誰も祝いませんが、ロシアでは女性をいたわり
花やプレゼントを贈ったりする大切な日で、しかも祝日。
もともとは国際婦人デーに開かれた女性労働者のデモが発端となり、
1917年の二月革命が起こったことから、
旧ソ連では特別な日とされていたのだとか。

以下は、ВКонтактеのプレゼント画像から。
「お知り合いのご婦人に送りましょう!」だそうです。

  
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サンクトペテルブルクのアパート

2012-12-26 | ロシアコラム


ソ連時代「コミュナルカ」と呼ばれる共同住宅があり、
狭いアパートの部屋を何世帯かで共用していた、というのはよく聞く話。
しかし、知らなかった。S先生もかつてコミュナルカに暮らしていたとは!

新婚時代、というからおそらく1970年代のことであろう、
S先生夫妻は、思い出すのもおぞましい
コミュナルカ暮らしを強いられていたそうだ。
キッチンやトイレは3世帯共同。
「それどころか自分たちの部屋に行くのに、
いちいち隣の人の部屋を通って行かないとならないのよ!」

幸いコミュナルカ暮らしは短期間で済んだようだが、
先生いわく今でもサンクトペテルブルクにはコミュナルカがあるという。

「ペテルブルクには帝政時代の貴族の家があるでしょ。
それをソ連政府が没収して、アパートにしたのよ」
え~、素敵そう~!
「そう思うでしょ。でも、だだっ広くて寒いのよっ!
そんなところを仕切って何世帯も一緒に住むのよ。
トイレなんか順番待ちよ。最低だわ!」

確かに。期間限定の学生寮ならまだしも、
恒常的な住まいとしてコミュナルカに住むのはキツそうだ。
でも、貴族の邸宅とまではいかなくとも
帝政時代のアパートに住めたら素敵そう!

それを実践していらしたのがT夫妻。
トップの写真はそのアパート外観。
下は螺旋階段と天井の高いアパート室内。

  

もちろんエレベーターなどなく、石の階段を踏みしめてのぼる。
ドストエフスキーの亡霊が立ち現れそうなえもいえぬ雰囲気。

T夫妻がソ連崩壊後に手に入れたこのアパートは、
その後の不動産バブルで10倍の値がつき、既に売却されたのだそう。
きっと今買ったら目の玉が飛び出るほど高いに違いない。
それにしても、もともとはタダ同然の国有財産だったのに
一気に投機物件になってしまうなんて、市場経済悲喜こもごも。
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『音楽を表現しよう!』 祭

2012-11-15 | ロシアコラム
Фестиваль "ИЗОБРАЖАЕМ МУЗЫКУ!"

モスクワ在住のピアニスト宮朋菜さんが中心となって
11月10日より『音楽を表現しよう!』祭がスタートしました!

もともとは、子どもたちが課題曲を聴いて自由に描いた絵を
世界中から広く募った「さくらプロジェクト」に端を発するこの企画。
第二弾となる今回は、年齢制限いっさいなし。
絵だけではなく写真、CG、押し花、切り絵、影絵などなど、
画像ファイルにできるものであれば、何でもOK。

インターネット上で課題曲を聴いてイメージしたことを
自由に色や形で表現した作品を募集中です。

詳しくは、宮崎朋菜さんの公式サイトをご覧ください。
課題のピアノ曲を聴くだけでも癒されますよ!
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ロシアの猫ノート

2012-10-08 | ロシアコラム
S先生から黒パンとチョコのほかに、こんなものもいただいた。
猫ちゃんのメモ帳(左)と子供用ノート。



画像のとりこみサイズを間違えてしまったので、
よく見えないかもしれませんが…。
以前のロシア製の紙ものに比べると、ずいぶんデザインが垢抜けしたもの。
でもよく見ると、メモ帳の猫ちゃんは、鳥の羽根とおぼしきものを
5枚ほど口にくわえてる。この感性がよくわからん(笑)。

中は昔ながらの方眼用紙ふう。
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スラビャンカ・チョコ

2012-10-07 | ロシアコラム


S先生がモスクワからご帰還。恒例のロシアみやげをいただく。
黒パンとロシアチョコの組み合わせが、ここ何年かの定番なのだが、
今年のロシアチョコはいつもと違う「ご当地」シリーズ。
S先生のご子息の奥さま、カーチャさんの出身地
スタールィ・オスコルのお菓子工場スラビャンカ製だそう。

一番気になったのがこの包み紙。
ガリバー旅行記の『巨人の国』シリーズのひとつ。
これはコワイ、人間サイズの鳥!


スタールィ・オスコルは、ウクライナに隣接するべルゴロド州の古都。
1571年、タタールの襲撃に備え、南の国境警備を強化するために
イワン雷帝が砦を築いたのが町の始まりなのだそう。
お菓子づくりの歴史も古く、もともとは灯油生産に使われていた大きな釜が、
パンづくりに転用され、やがて養蜂が始まって蜂蜜がとれるように。
さらに周辺の森ではクルミがたくさんとれたこともあり、
お菓子づくりが盛んになったのだとか。

そして1932年に創業したのがお菓子工場スラビャンカ
その名のとおり、スラブ女性がブランドマーク。


こんな可愛いマトリョーシカチョコも出してます。


以前、子供音楽スタジオ「ヴァルシェブニキ・ドヴァラ」の子らと
バスで訪ねた町シェべキノは、このスタールィ・オスコルのすぐ近く。
素朴な甘さのチョコを食べながら、当時を懐かしく思い返す。
あー、あれから5年。少年たちは青年になってしまったぞ~。
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パスハの卵

2012-04-17 | ロシアコラム
去る4月15日の日曜日はロシア正教の「パスハ(復活大祭)」。
「ロシアの大人の部屋」取材でお世話になったコーディネーターさんが
少し前に来日され、お土産にいただいたのがこのパスハの卵シール。



絵柄も色も可愛くて、このままとっておこうかとも思ったのですが、
せっかくなので試してみました。

ゆで卵を輪っか状のシールでくるみ、
それをスプーンにのせたまま熱湯につけると、
物の見事に一瞬ではりつく!
そのまま熱湯のなかで寝かせること1分で完成。



え、なぜ!?っていうくらい、たるみもしわもなく
球体にぴったりくっつくスグレもの。
卵をのせる紙の台座もセットになってます。
これ、食べるの惜しいなー。
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携帯電話と放射線

2012-02-06 | ロシアコラム
昨年、仕事の関係で放射能対策の情報を集めていたとき、
ロシア在住スタッフが送ってくれたのが、Youtubeの動画リスト。
現地で放映されたテレビの特番らしく、
「ラジアツィア(放射能)と暮らし」というタイトル。

早速見てみると、真っ先にとりあげられていたのは携帯電話。
携帯電話がいかに有害か、それに対しどう対処すべきか?
という流れで、放射線をシャットアウトする携帯ケースや
防弾チョッキみたいな子供用放射線防御服が紹介されていた。
ん? なんか期待した内容と違うんですけど。

番組では、ついで一般家庭に潜む危険を検証。
電子レンジやテレビをどこに置くべきか、
人のいる空間からどのくらい離すべきか?
などなどの話が続き、さらに電波塔など屋外での危険、
そして最後にようやく原子力発電所のお話が少々…。

ううむ、今の日本が欲する情報とはちょっとズレてる。
結局あまり参考にはならなかったのだが、
理系にうとい私には、ラジアツィアの定義がよくわからん。
NHK・BSのワールドニュースでも、同時通訳さんが
「携帯電話で被ばくする」という訳し方をしていたことがあって
我が耳を疑ったのだが、携帯電話から出る「電磁波」も放射線なの?
英語ではラディエーション、ロシア語ではラジアツィア、と
原発から出る放射線もいっしょくたに同じ言葉を使ってるけど
これ、何が同じで何が違うの??

そこで放射線の専門家の先生に疑問をぶつけてみました。

「どちらも放射線ですが、性質が違うんです。
一般に放射線と呼ばれているのは、正確には『電離放射線』です」

ますますわからん。が、この「電離性」という性質が、
DNAに損傷を与えるなどの悪さを引き起こすらしい。
(詳しくは『放射性物質を除く食事』綜合図書・参照)
一方、携帯電話から出る電磁波は、非電離放射線の一種とな。

「かといってまったく害がないわけではありません。
例えば電子レンジは、水の分子を振動させて熱を上げます。
同じように携帯電話も、脳の細胞内の水を振動させるんです」

ということは、乱暴にいえば、携帯を耳にあてるのは
電子レンジに頭をつっこんでいるようなもの??
ひゃー、携帯キライでよかった。

WHOが「携帯電話から出る電磁波には限定的ながら
発がん性の可能性がある」との見解を発表したのは、
東日本大震災の約2カ月後。それどころではなかった日本では
あまり大きく報道されませんでしたが、事は結構深刻。

・通話は控え、なるだけメールを使う
・ヘビーユーザーはイヤホンを使う
・子供の携帯電話の使用を控えさせる

などの対策が、各国では常識になりつつあるようで、
ロシアのテレビ番組の警告もそのひとつだったのだ。
それに比べると日本は、利用者もメーカーも危機意識が薄すぎ!
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チェブラーシカの中国語

2012-01-25 | ロシアコラム
『ロシアの大人の部屋』中国版をながめていたら…。
中国語ではチェブラーシカは「切布拉西*」
(*は上と下を合わせた?文字)、
マトリョーシカは「套」+「女へんに圭」
と書くんですね!
読めないながらも、暗号解読みたいで遊べます。

感心したのは、「断捨離」という言葉に
わざわざ編集者の注を入れていること。
ほかにも脚注が入っているところがあって、
意外や細やかな編集がなされています。
ロシア同様、劇的に変わりゆく中国で
どんな人がこの本を読んでくれているんだろう!?
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『ロシアの大人の部屋』中国版

2011-12-30 | ロシアコラム
じゃじゃーん!なんと『ロシアの大人の部屋』の中国版が。
といっても得意の海賊盤ではありません(笑)。
まっとうな翻訳版で、中身は日本語版に忠実なつくり。
でもさすが中国、表紙に選ばれた写真は
ド派手系のチャイニーズ・キッチュでした!
テーブルの上とかとっ散らかってて、
日本なら絶対表紙には選ばれない写真ですけど
デザインも可愛らしく、これはこれでアリですね。

微笑ましいのは手書きの日本語題字。



なんでしょう、このヘタさ加減の妙。
上海で買ったヘタウマ漫画に通じるおかし味が。
それに飾り写真のマトリョーシカ、
日本語版ではガモワさんの作品を使ったのですが、
こちらはオーソドックスなタイプを本文中から流用。
こんなところにも中国人の好みがわかって面白いですね。
このあと台湾版も登場予定です。

ロシアの部屋に始まり、ロシアの部屋に終わったこの1年。
今年はあまり更新できませんでしたが、
お読みくださった皆さま、ありがとうございました。
コメントにお返事できていない皆さま、ごめんなさい!

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!
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