北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

古い充電池のリフレッシュサービス

2024-06-24 21:59:21 | Weblog

 今回のベランダ修理、基本的にはマキタの電動ドリル一本で施工したのですが、悩ましい問題が一つ生じました。

 作業は、板材に下穴を開けてからビスをねじ込む、という手順なのですが、ドリル一台だと、「下穴開け」→「下穴ドリルをドライバーに交換」→「ビスねじ込む」→「下穴ドリルに交換」→「下穴開け」という作業を繰り返すことになります。

 全部下穴を開けてから打ちこめばよいじゃないか、とも思いますが、ある程度固定しないと下穴の位置がずれてしまうので、慎重を期して一本ずつ施工しました。

 そこで思い出したのが、マキタのドリルを買う前に使っていた充電式のドリルです。

 こちらも充電池を充電してからドリル作業をするので、もしこれが使えれば片方を下穴専用にして、片方をビス打ち込み専用で作業ができます。

 しかし充電池が弱ってしまって、電気が溜められなくなったので使わなくなっていたのです。

 一縷の望みを託して納戸から昔の電動ドリルを出してきましたが、やはりもう充電池が寿命で使えません。

 これもまた性能が良いドリルなので電池が使えないからと捨てるのは惜しいところ。

 そこで(ネットならば交換用の充電池が売っているのではないか?)とネットを探してみました。

 もう15年以上前の古い商品なので半分は諦めていたのですが、なんと同じ充電池を買うのではなく、手元の充電池を一度メーカーに送って、中身をリフレッシュして使えるようにしてまたこちらに返してくれるというサービスがあることがわかりました。

 値段は「数千円プラス送料」とそれなりの額ですが、これで眠っている道具が使えるようになるならその方が良いに違いありません。

 すぐにネットで購入を決めると、「宅配業者が二日後に伺いますので、お手元の商品を簡易梱包して渡してください」とメールが来ました。

 妻に頼んで二日後に来た宅配業者に古い充電池を託しました。

 道具などはちょっとしたパーツが壊れて使えなくなって、その結果道具そのものを捨ててしまうということがありませんか。

 不具合の生じているパーツが手に入ったり、修繕が効くならそれに越したことはありません。

 世の中充電池で動く道具が増えてきましたが、充電池も修理が効く時代なんですね。

 いろいろな修繕サービスもネットだから手に入るのかと思うと、良い時代になったものだと思います。


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久しぶりの、川での実釣

2024-06-23 23:02:34 | 釣りのはなし


 南富良野方面へ車を走らせて、今年初めての渓流での実釣をしてきました。

 足の怪我で、明後日の火曜日までは「長靴禁止ね」とドクターから言われているのですが、もう痛い感じもないので我慢しきれませんでした。

 ポイントはあらかじめ国土地理院の地図で当たりをつけておいて、後は現地で車を停められる場所を探して川に入れるかどうかを確認します。

 最初に当たりをつけて行ってみた場所は、旧道を入って行けば橋があってそこから川に入れるかと思ったのですが、実際には橋は落とされていて、道が途絶えたところから川までは落差があって入れませんでした。

 まあそういうこともありますね。

 次は小さな川を渡る橋のところに車を停めて、小さな川を下って本流に入るポイントにトライ。

 こちらは良い渓相に恵まれていて、チビヤマベの反応が豊かです。

 いかにもいそうなポイントに、師匠直伝の羽虫のフライを投入すると良型のヤマベが食いついてくれました。

 さらにはニジマスが飛び出して遊んでくれました。

 妻は久しぶりの川でライントラブルに苦しんでいましたが、見事にヤマベを一匹釣り上げて二人してボウズ逃れのラッキーな一日になりました。


 久しぶりの川での実釣でしたがとても楽しめました。

 いよいよフライが足りなくなってきたのでそろそろ巻かなくては!


 

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ベランダの補修完了~木材は交換が可能なのだ

2024-06-22 22:05:02 | Weblog

 苦労したベランダの修理がようやく終わりました。

 最初はただ防腐の塗装をするつもりだったのですが、思いのほか部材に腐朽が入っていて上を歩くと折れるかもしれないと心配になるほど。

(こりゃだめだ)ともう補修の効かないような部材は交換することを決めました。

 部材そのものは、2×6(ツーバイシックス)材でホームセンターへ行けば大抵は売っているのですが、作ってもらった時は14フィート(4.3m)で作ってあって、これでは自分の車では到底運べません。

 14フィート材を切りの良いところでカットして、短い二枚にして運び込んで現場合わせでビス止めをすることにしました。

 事前に面取りをしたり塗装をしてそれが渇くのを待つのにも結構時間がかかりました。

 一番大変だったのは屋根の傾斜を平らに調整する部材を切り出すことで、細かいのこぎりの造作が面倒です。

 どこまで補修するかに迷って、次々に補修範囲を広げて手戻りになる、ということもあって要領を固めるまでにずいぶん時間がかかりました。


 まあそれでもこうやって一度やってみると、勘所が掴めたので次からはもっとスムースに進めることができるでしょう。

 木材は腐ったと諦めずに、交換できるのが良いところ。

 元の形は保っていても、木材は修理の度に交換してある程度時間が経つと始めの部材は全く残っていないということもあるのです。

 コンクリートと違って木造のものは永遠に残るのです。

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介護保険料は年末調整のときに手続きをするように

2024-06-21 22:35:26 | Weblog

 私が介護保険料の支払いで混乱していた、というブログを読んだ弟から連絡が来ました。

 内容は、「ブログを読んだけど、支払った介護保険料を年末調整したかい?」というもの。

 弟は以前会計事務所で仕事をしていたのでその手の経理に詳しいのです。

「あの調子では『やってない』と思うんだけどね」とも。

 言われて初めて、そのことが全く頭になかったことが分かりました。

 確定申告も、医療費とふるさと納税だけに気を取られていて、介護保険料の事は忘れていました。

「確定申告なら昨年分の修正という手もあるけど、今年は忘れないようにした方がいいよ」と弟。

 しかしそれでは65歳以上で年金をもらっていない人は皆確定申告をしているのかな?

 再び弟に訊いてみると、「会社勤めをしているんだから、年末調整の時に生命保険料なんかと一緒に書類を添えて経理担当に申告すればいいんだよ。もちろん奥さんの分も一緒にね。ただ、奥さんが年金をもらってそこから天引きされていれば、それは旦那さんの負担とはみなされない。支払いの書類もちゃんと取っておいて、年末には手続きを忘れないようにね」とのこと。
 
 なるほどなあ、いろいろなことをちゃんと覚えて変化する社会について行かなくてはなりませんな。

 64歳と65歳は違うのです。

 社会人になるためには、小中高大という勉強を十分にする時期があるのに、高齢者になるための勉強の機会ってありません。

 介護資格って、ある意味高齢者になるための勉強だったように思います。

 何事も予習が大切ですね。
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ただいま屋根の塗装中

2024-06-20 22:59:10 | Weblog

 屋根の塗り直しをしています。

 塗装の仕事をしている友人がいたので、声を掛けたら「やりますよ」とのことでお願いしました。

 本当は昨年の秋に外壁を修理した時に業者さんから、「そろそろ屋根も塗り直しの時期ですね」と指摘されていました。

 そこで塗装の友人にやってもらおうと思ったのですが、その頃にはもう雪が降りかけていたので、「これは来春やったほうが仕上がりが良くなりますよ」とのことで一冬寝かせておいたのです。

 改めて一緒に屋根の上に上がってみてチェックをすると、「まさにちょうどやり頃ですね」とのこと。

「遅くはないですか?」
「ええ、まだ錆が浮いていないので、この段階で塗り直せばまたしばらく持ちますよ」

 塗料のメーカー保証は8年とのことで、いまやっておけば10年くらいはもたせられそうです。

 ボイラーなどの設備系機械もそうですが、何年かに一度の家のメンテナンスって、過去にはいつやったかの記録を取っておかないとつい忘れがちになってしまいます。

 日記も、日々のものだけではなく年間単位の記録があると良いですね。


      ◆


 物って、壊れてから注文したりしていては届くまでにかなり時間がかかってしまいます。

 インフラメンテナンスの世界では、壊れてから修繕するよりも壊れる直前に計画的に補修をしておくほうが結果的には安く済む、という「予防保全」という考え方があります。

 点検を計画的に行って劣化の度合いを把握して、次にどのような補修・修繕を行うかを計画しようという考え方です。

 しかし国の重要な構造物であればまだそれなりの予算が期待できますが、お金も技術力も不足する市町村などでは、そうした計画的な管理がだんだん難しくなってきています。

 先輩たちがより良いまちづくりのために営々と築き上げてきたインフラですが、人口減少と予算不足、役場の技術職員の高齢化と組織の縮小など、管理のための資源が潤沢にあるとは言えない状況になりつつあります。

 周りの環境や暮らしを守るには手間もお金もかかるし、なによりも今あるものをしっかり守ろうという強い意志が必要ですね。

 できれば家の小修繕などは自分の力でやれるくらいになっておくと良いですね。

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え?介護保険料って給与天引きじゃないの?

2024-06-19 21:26:07 | Weblog

 先日職場の給与担当の女性と話をしていて、介護保険料の話題になりました。

 介護保険は40歳から保険料の徴収が始まってこれはずっと支払いが続くのですが、一方で65歳になる前と後で大きく立場が変わります。

 65歳以上になると、介護サービスが受けられるようになり「1号被保険者」と呼ばれます。

 仕事勤めをしていようがいまいがそれは関係なく、年齢で立場が変わるのです。

 そこで私が勘違いをしていたのが、「職場勤めをしていれば、介護保険料は給与からずっと天引きで引き去りされているのだろう」と思っていたことです。

 それが給与担当の女性と話をしていて、私の介護保険料は昨年秋の誕生日で65歳になってからは職場はノータッチだったということが分かったのです。

 改めて調べてみると、65歳以降は各個人で支払いを行うことになり、年金を受給していれば年金から天引きで引き去られるということになるのですが、年金を受け取っていなければ自分で支払い手続きをしなくてはなりません。

 妻に「去年の秋からの介護保険料って支払った記憶があるかい?」と訊くと、「え~、覚えてない…」とのことで自信が持てない様子。

 そこで昨年秋に届いた介護保険の保険証を開いて、区役所の担当者に介護保険料の支払い実績について問い合わせてみました。

 電話に出てくれた担当者は、私の介護保険番号を聞き取ってから調べてくれて、「小松さんは3月分までを一括で納付されていますね」と教えてくれました。

「妻も同い年なのですが」と言うとそちらも調べてくれて、「はい、奥様も支払いは完了しています」とのことで、ホッとしました。

 後で問い合わせた結果を妻に告げると「そういえば支払通知書が来て支払ったような気がしてきた」とのことで、まずは安心です。

 保険料の額は、毎年6月の今頃に決まって通知書が届く形になるので、今後支払額のお知らせと納付書が届くはずですが、口座からの引き落としにもできるのでそれも検討項目です。

 改めてですが年金を受け取れば、そこから差し引かれることになり、自分で何かをすることはなくなるというシステムはできあがっているとのことで、なるほどうまくできていますね。

 会社勤めをしているとなんでも会社の事務方がやってくれているような気がしていましたが、少しずつそこから離れてやがて会社を離れれば、個人の立場で生きていかなくてはならないことも増えてきます。

 新しい技術や制度についてゆくという生涯学習が必要な理由はこういうところにもあると言えますね。

 強い個人になるように生涯学習を重ねましょう。


 

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インフラのメンテナンスを写真家の視点で見る ~ 山崎エリナさんの講演を聞きました

2024-06-18 23:56:07 | Weblog

 先日、道内の産官学の土木技術者が集う会合がありました。

 年に一度の総会を無事終えたところで、懇親会までの時間に講演会がセットされています。

 講師は山崎エリナさんという女性の写真家で、講演のタイトルは「写真家から見た建設業の魅力」というもので、副題として「感動から感謝へ今伝えたいこと」とつけられています。

 山崎さんは兵庫県神戸市生まれで、パリに留学したことでこちらを拠点に3年間写真活動に専念、その後40か国以上を旅して写真を撮影し、感じたことをエッセイとして執筆されてきたといいます。

 その過程で出会ったのが、建設業、それもインフラを維持管理する「インフラメンテナンスの世界」でした。

 2018年から2023年にかけて「山崎エリナ写真展 インフラメンテナンス」を全国各地で開催しましたが、橋梁・トンネル・道路のメンテナンス現場を撮影した『インフラメンテナンス~日本列島365日、道路はこうして守られている』は、国土交通省のインフラメンテナンス大賞優秀賞を受賞されました。

 また2022年にはこれまでの取り組みの成果が土木学会からも評価されて、土木学会のインフラメンテナンス特別賞を受賞されています。

 講演の中で山崎さんは、「私は基本的に現場に入らせていただいたら、望遠レンズは使わずにその場の視点で撮影をするようにしています」と語ります。

 現場の人たちとも仲良くなる中で、我々のような現場に慣れてしまった者とは全く違う視点で映像を切り取ってくれています。

 現場で働く女性たちも大勢登場しました。

 中には厳しく監督をする上級技術者の女性もいるのですが、女性がいることで現場が明るく和やかになるといいます。

 現場の人たちは写真を撮られることを意識すると普段通りの表情や格好をしないものです。

 それを山崎さんは"振り向きざま"や"後ろ姿"で居合のように瞬間を切り取ります。

 ある若い現場監督が遠くを見るまなざしは真剣な矜持がありました。

 年老いた重機のオペレーターにも職人魂がありました。

 女性の微笑みにも誇りが感じられます。

 そうした表情の先にあるのが、インフラが当たり前に使えるようにするための陰の努力であり積み重ねた技術に他なりません。

 確かな技術で継続的に人が関わっているからこそ、私たちの日常は当たり前のように保たれている。

 しかしその裏側をこうやって写真家の視点で見せてもらえると、展覧会に来たごく普通の観覧客の皆さんは「知らなかった」と感動して帰られるといいます。

 父が映った写真を見て、息子さんが建設業に道を志したという話もありました。

 やはり現場の人間が"ついで"に取る写真ではなくて、写真家が撮るからこそそこに撮影者の感動も盛り込まれているのだと思います。

 良いお話でした。

 山崎さんはインフラメンテナンスの写真集も出されていますので、多くの方にぜひ見ていただきたいものです。


【山崎エリナオフィシャルサイト】
  https://yamasakielina.com/
       

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父の日のプレゼント ~ サプライズなスイカ

2024-06-16 23:28:45 | Weblog

 先週の金曜日に実家へ行ったという弟と連絡を取りました。

「なにか実家の様子で変わったことはなかったかい?」
「別に何もないよ。ただ父さんの年金支給日で、『これは俺の月給が出たんだから、スイカを買ってこい』とやたらこだわってたな。まあ僕がメロンを置いてきたからそれでいいだろうと思うんだけど」

 さて今日の日曜日は父の日。

 そんなわけで私の実家と妻の実家を訪ねて様子を見てこようと思いました。

 私の実家へ行くのがちょうどお昼時に当たったので、「じゃあお昼にはお寿司でも買っていくよ」と連絡したうえで訪問。

 ただ「せっかくだから欲しがってたスイカを買ってやろうよ」と近くのスーパーでスイカを一玉買ってから車で実家へ向かいました。

 ところがセカンドシートの床に置いていたスイカがブレーキと加速の度にゴロゴロと転がって始末が悪い感じ。

 信号で妻に後ろのシートに座ってもらったのですがやはりゴロゴロ動きます。

「この際だからシートに載せてシートベルトをしたら?」と冗談半分に行ったところ妻が真に受けて「やってみたけどなんだか笑える(笑)」とクスクス笑っています。

 見ると、確かにスイカがシートにちょこんと座っているようで可笑しくなりました。
 
     ◆

 
 サプライズで実家に「スイカ買ってきたよ」というと父も母もたいそう喜んで、「いやあどうしようかと思ったんだけど(弟から)メロンはもらったしさ。今日は我慢しようと思ったけど、嬉しいわ」と言ってくれました。

 弟が持ってきたメロンは私たち夫婦もお相伴に預かりましたが、静岡は袋井のメロンで、これがまた甘くて美味しいこと。

 妻は「掛川にいたときにお土産持ってきてくれても良かったんだけどね」とチクリ。

 皆さんは父の日はなにかしましたか?

 ちなみに私自身も娘たちからの「父の日プレゼント」ということで上質なワイングラスをもらいました。

 できた子供たちで良かったなあ。

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塗装だけのつもりが大事に ~ 木製ベランダのメンテナンス

2024-06-15 22:50:31 | Weblog

 我が家の二階は、一階部分の屋根の上をベランダにしているのですが、造作を木材で作っているために、何年かに一度は塗装とメンテナンスをしなくてはなりません。

 ここ数年ちょっとさぼっていて懸案になっていたものを、ようやく重い腰を上げて塗装することにしました。

 木なので割れ目が生じている部材がありますがそこには割れ目補修材をいれて雨水の侵入を防ぐ下処理を行います。

 さてでは今回も…、と思って傷みの激しい部材を見ていたら、おやこれは…。

 とても部分補修で補えるような痛みではありません。

 気の悪い部分を削ったら穴が開いてしまいました。

 この手の板材には木部の中心である芯がある「芯持ち材」と芯をはずした「芯去り材」とがあります。

 芯持ち材は反りが大きくてそこから割れ目が生じ、そこに水が入ってたまって腐りやすくなります。

 今回も見ると傷みの激しいのは芯持ち材で、すぐにでも折れてしまいそうなくらいなので板材を交換することに決めました。

 部材は2×6(ツーバイシックス)という標準規格のものなのですが、作ってもらった時には12フィートの長物で作っているので、これだとホームセンターで購入してもとても自分の車では持ち運べません。

 おまけに二階に持ち上げるのも大変なので、適切な長さでカットして再構成することにしたのですが、昨日行ったホームセンターでは、「12フィート材もありますが、カットサービスは機械の限界でできません」と言われてしまいました。

 それができるセンターを探さないといけません。

 またやはり一部を補修したところで全体に傷みが来ているので、どこかで全部をやり直すことにもなりそうです。

 まあ家はメンテナンスが欠かせないのでいたしかたないのですが、日曜大工でちょっと塗装でもしようか、と思ったのがとんだ大事になってしまいました。

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歳を取っても野球は楽し ~ 還暦野球ってすごいね

2024-06-14 23:37:02 | Weblog


 先日知人が訪ねてきたのですが、「いやあ私もついに還暦になりました」と言います。

 そこで「なにか普段やっている健康法はありますか?」と訊くと、「実は還暦になったので"還暦野球"のチームに入って野球ができるようになりました」とのこと。

「60歳で野球ですか!無理はしないでくださいよ」
「まあそれなりにやっています。それと、70歳を過ぎた人に参加資格のあるシニアチームというのもあるんですよ」

「さらに70歳以上のチームですか!」
「シニアチームの方はヤングというか(笑)、60歳以上のチームに降りてきて参加できるのですが、若い人が上には行けません。最高齢は82歳のピッチャーって方がいますし、一日2試合のダブルヘッダーもありますしね(笑)」

 上には上がいるものです。


      ◆


 その方はさらに続けて、「うちのチームに、癖ですれ違う時に相手の尻をポンポンと叩いて歩く人がいるんです」と言います。

「ほう」
「そうしたら、その人は『叩いたときにガサガサいうので相手が紙パンツをはいてるのが分かる』と言うんです」

「はあ、なるほど」
「結構な歳の皆さんなので、たしかにそういうこともあるのかな、と。でもそれでも元気にプレーしているんですから大したものなんです。まあ自分はそうならないように、と願いますが」

 ちょっとした体の不具合はそれを補う道具を使いながら日常生活を楽しむ工夫をするのはより前向きな生き方ですね。

 少しの不具合に意気消沈してしまうことのないようにしたいものです。


      ◆


 しかし私も若い時はピッチャーをしていましたが、還暦を過ぎてなおピッチャーというのは辛いのではないかと心配になりました。

「還暦野球でピッチャーはストライクが入るのですか?」

 すると知人は「いや、本当に、人間60歳を過ぎると動ける人と動けない人が分かれてきますね。なので試合は大味になりがちなんです」

「なるほど、強いところは強いし、弱いところは弱い、と」
「そうなんです。なので30対0なんて試合もありますよ。片方はどんどん点が入るけれど、片方は全然というね」

「まあそれでも楽しいんでしょうね」
「はい、でもトーナメントの大会などでは、そうやって大勝したチームは次に負けるんです。先の試合で走りすぎて次の試合でバテちゃいますからね(笑)」

 いやはや、元気な年寄りの話が聞けた、と思っていたのですが、考えてみれば同世代の人たちの話。

 自分はもう、孫とキャッチボールをするのも大変になってきました。

 6年生になる孫は段々投げるボールが早くなる上昇曲線の一方、こちらは年々目が悪くなり体も動かなくなる下降曲線の時期です。

 せいぜい楽しめるうちに楽しむのが華ですね。

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