昨日~今日と連日タクシーを利用する機会がありました。
運転手さんに「そろそろお客は戻ってきていますか?」と訊ねると「はい、かなり国内観光の方は戻ってきています。以前の8割くらいの感じでしょうか」とのこと。
しかも若い人が多いのが印象的だと。
「すすきのも若い人たちが多く出ている印象でしたよ」と言うと、「今はコロナがまた再拡大中で、しかも若い人が感染の中心になっているというじゃありませんか。なのですすきのを敬遠するサラリーマンの方も結構いるみたいですね」という答え。
「若い人たちはコロナを気にしないんですかね」
「いやあ内地では『屋外ではマスクを外しても良い』という指導が浸透してきているようで、その勢いで観光客の方もマスクをせずに歩いている方を多く見かけます。
そしてその勢いでマスクをしないままタクシーに乗ってこられます。本州はマスクがなければ乗車を断れるみたいなんですが、北海道はそれはできないので乗せなくちゃいけません。
もうすぐに『すみません、車内換気をさせていただきます』と言って窓を全開ですよ(笑)」
「ははあ、下車した後も消毒をしたりとか?」
「そりゃあもう。降りられてすぐでは気に障るだろうと、ちょっと走って角を曲がったところで一度止めて、車内の消毒です。もうやることが増えちゃって大変なんですよ」
コロナで業務多忙は大変そうです。
ところが、「でもね、今はタクシーは儲かりますね」と意外な情報が。
「儲かるの?コロナでお客が減っているんじゃないですか?」
「それが、ドライバーもコロナでだいぶ減ったんです。そこへ今は観光客がどんどん戻ってきていますから、タクシーがやや足りないくらいな感じです。なので、かなり効率よくお客さんが乗ってくれる感じです。まあこれでまたドライバーが増えれば均されちゃうのかもしれませんが、それまでは結構いい状況ですよ」
タクシーの好不況の波も荒い展開を示しているようです。
いずれにせよ景気が上向いているというのは良い情報ですが、コロナがねえ…。
地道なコロナ対策を継続して患者数増加の危機を乗り切りたいものですね。