北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

やってきたことの証~阿寒方面への退任挨拶

2013-03-28 23:45:28 | Weblog

 朝から阿寒湖畔へ退任のあいさつ回り。

 まりむ館で職員にあいさつした後は、阿寒観光協会や旅館組合、前田一歩園さんなどにご挨拶。

 必要なところには本も配ることができて良かったです。

 湖畔からの帰り際に、まりも国道(国道240号線)沿いにある関係者も回りながら顔を見せて副市長としては最後の挨拶をして回りました。


    ◆    


 阿寒町行政センターでは各フロアの職員にも退任挨拶をしましたが、地域に根差して活性化や地域振興をしてくださる努力にこれからも期待をしています。

 阿寒本町での挨拶では、農協と商工会も挨拶に回ることにしました。

 阿寒町商工会の会長を訪ねたところ、ご主人は不在で、それならばと、奥さまに「副市長ですが退任のご挨拶に参りました」と伝えたところ、「あらー、私副市長に会ってますよ」という答えが返ってきました。

「え?どちらでお会いしましたっけ?」と聞き返すと、「丹頂千年祭ですいとんを作って売ってました」という返事。

「あー、なんだぁ、福島県流のすいとんのお母さんでしたか!」
「そう、私の横でお蕎麦を打ってたでしょ?」

「はいはい、いやあのときは寒かったけど、すいとんは美味しかったですよ」
「またきてくださいよ、蕎麦打ちでもなんでも」

「はいはい、今度は観光客としてきますが、また蕎麦は打っているかもしれませんね。お世話になりました。どうぞお元気で」
「はい、副市長さんもね」


 見知らぬ方への最後の挨拶だと思ったら、なんとイベントで隣同士で蕎麦とすいとんを出していた仲で、それが分かった瞬間にお互いに打ち解けることができました。

 特に見返りなど期待せずに、地域から求めに応じてイベントに参加していると、様々なつながりから嬉しい出来事が起きてくるもの。

 どこか、釧路でずっとやり続けてきたことの証のような最後の挨拶でした。

 これだから地域のイベントに参加することはやめられません。そう、これがいいんだなあ。


   ◆   ◆   ◆


 【阿寒岳神社へお参り】

 


  【阿寒神社にもお礼のお参りです】


 阿寒湖畔では阿寒岳神社に、また阿寒本町では阿寒神社にお礼のお参りをしてきました。

 気持ちが清々しくなりますね。


 さて、いよいよ明日は釧路での最後の仕事の一日。

 退職者を送り出した後に、午後には議場にて職員に対する退任の挨拶です。

 

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