2020年の冬シーズン初釣りは、金山湖でのワカサギ釣り。
朝5時半に家を出発して現地到着が7時30分。途中の道路は凍結で滑ってヒヤリとしました。
どんなに急いでも事故には気を付けないといけませんね。
こんな時間で駐車場が開いているかどうか心配でしたが、80台くらい停められそうな広場に到着時で60台ほどいましたが、なんとか停められてまずは一安心。
湖上には既にワカサギテントが数十張りほどあって、愛好家たちの期待が伺えます。
車から道具を積んだそりを降ろして湖上へと向かいますが、最初の難関は駐車場から湖面までの急坂です。
岸寄りが凍り切っていなくてそこへ突っ込むと沈んでしまいそうなのですが、奇特な先達が足場板を置いてくれているので、そろそろとその上を渡って無事湖上へ。
ワカサギ釣りの最大のポイントはなんといっても場所選びです。
魚のいるところで釣れば釣れるし、いかに道具立てが良くても釣りのスキルがあっても、魚がいなければ釣れません。
魚が良そうなところを見極めるのが最大のポイントなのですが、まだまだ未熟な我々は降りたところに近い場所にセッティングをしました。
電動ドリルで穴を開けテントを設営し、テントの中でイスやテーブルや釣り道具をセッティングして、釣り始めるのには到着してから1時間後。
朝間詰の釣れる時間帯を逃しているようでは釣りにはなりません。
このあたりの時間短縮は今後の課題です。
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釣りを始めるにあたって、まずはワカサギ用の魚群探知機でテント直下の魚の群れの様子を見てみましたが…、魚影がみえない…。
テント直下には魚の群れがいないようで、群れが回遊してくるのを待つしかありません。
(これは渋い釣りになるかな)という予想通り、ぽつりぽつりとしか来ない忍耐の釣りになりました。
それでも新春初釣りとして、まずはボウズを逃れる一匹。やがて二匹掛けにも成功。
さてこれから釣果が伸びるかと思ったところで思わぬ大物がヒット。
ぐんぐんラインが引っ張られて行くのでワカサギではありません。
手でラインを引っ張って引き上げようとしますが、かかった魚がとても重くてなかなかあがってきません。
ようやくワカサギ穴の直下まで引き上げると、姿を現したのはなんと尺越えのアメマス。
穴から引きずり上げようとしたところ食いついていたワカサギ仕掛けが切れて水中へ。
(逃がしたか!)と思った次の瞬間、今度は妻の仕掛けにくらいついてきました。
この時すでにアメマスの体は仕掛けとラインでぐるぐる巻きになっていて、ようやくそこで穴から引きずり出すことができました。
しかしラインは一本切られるし仕掛けもボロボロにされ、その後始末になんだかんだで30分は費やして被害は甚大。
こういう魚はワカサギを追い回すので、湖底をうろうろされるとワカサギが釣れないのです。
アメマスもいなくなった午後になり、魚群探知機では湖底に少し動きも見え始めましたがなかなか釣果には結び付きません。
午後二時過ぎまでやって釣果は妻と二人合わせてもわずか46匹。
釣り仲間からは「金山(湖という)塾は、通わないとだめだよん」と笑われましたが、まずは何度も来てポイント探索を行わないといけませんね。
結果は残念ですが、まずは新春釣り初めを無事果たしたことと、釣りの感覚を思い出したことに意味がありましょう。
さて今シーズンは何度行けるかな。
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