北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「鳥の声」のわけ

2007-02-04 23:32:42 | Weblog
 実は夕べは旭川で友人達と一杯飲んで夜は娘の家に泊めてもらいました。

 友人6人と飲んで酔っぱらっていろいろな経験談を聞かせてもらい、笑って笑って、涙が出るほど。

 いやぁ、みんなスゴイ経験をしているんだなあ。私なんぞ本当に子供みたいなもんです、はい。

【積年の疑問】
 お昼に大学が春休みになった娘を乗せて旭川を出発。昨日旭川に向かって走っていたときは乾いたアスファルトが出ていた路面も、昨夜来の雪でテカテカ、ツルツル。

 高速道路も通行止めになったくらいで、札幌までの途中には何カ所か、暴風雪が吹き荒れるところがあるのです。こういう極限にいたって初めて防雪フェンスのありがたみが分かります。

 急ぐトラックに抜かされたりすると、雪を巻き上げるので10mくらい前の車も見えなくなるときがあります。内地からの視察はこういうときに来て欲しいものです。

    ※    ※    ※    ※

 昼にFMラジオをつけていたら、ユーミンこと松任谷由実さんの番組が始まりました。

 ラヴソング特集のコーナーで、私の世代には懐かしい、ミニ・リパートンの「Loving you」が流れました。

 曲を聴きながら、「この曲って、レコードのジャケットに『鳥の声入り』って書いてあったんだよ」という話をしました。
「え~? あ、本当だ。どうして?」
「それがいまだに分からないんだ、昔からずっと不思議に思っていたんだけど、謎だな」 

 …そんな会話をしていると、ラジオからユーミンが、

「…この曲は、ミニ・リパートンが自宅の庭で子供達の子守歌として歌って聞かせていたんだそうですよ。それで、レコーディングのときに伴奏をつけて歌ってみたんだけれど、何度やってもどうしてもしっくりこなかったんですって」

「…そこでなぜだろうと考えてハタと、庭で子供達に歌っていたときには木の上で鳥の声が聞こえていたのが良かったのだ、ということに気づいたんだそうですよ。それでレコーディングに際しては鳥の声を入れたんだそうですよ…」とまさに私の積年の疑問が聞こえたかのような説明をしてくれたのでした。

 そうか!庭で歌った子守歌を再現するために鳥の声を入れたのでしたか!

 ミニ・リパートンは、7オクターブもの音域を持つシンガーとして有名で、この曲も大ヒットしたのですが、惜しくも若くして亡くなったのでした。

 長年の謎がこれで解けました。喉につかえていたものが一つ取れた思いでした。
 
 
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