北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

箱根駅伝と山古志村の関係

2009-01-03 23:58:59 | Weblog
 正月早々知人から、「東洋大学が箱根駅伝を制した!万歳!」というメールが入りました。

 東洋大学と言えば、部員の一人がわいせつ容疑で逮捕されるという不祥事があって、箱根駅伝への出場が危ぶまれたという記憶があります。そこで「不祥事を乗り越えてよく検討しましたね」と送ったところ、「私は(地震で大きな被害を受けた)山古志村の応援隊なので、うれしさもひとしおです」との返信が帰ってきました。

 山古志村と東洋大学に何の関係があるのか、と調べてみたところ、なんと東洋大学と山古志村とのある関係が分かりました。

 以下、読売新聞からの引用です。

  *    *  【以下引用】  *    *

山古志住民、箱根駅伝・東洋大の応援へ
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20081228-OYT8T00702.htm

 2004年の中越地震の被災地・長岡市山古志地域の住民らが、1月2、3日に行われる「第85回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で、東洋大学(東京都)の応援に駆けつける。同大は、部員の不祥事のため大学としては応援を自粛することを決めているが、住民らは「東洋大には復興でお世話になった。今度は俺らが元気づける番」と応援に行く。

 東洋大は、長島忠美・元山古志村長の母校で、震災後には延べ約4000人の学生ボランティアが倒壊家屋の片づけや仮設住宅での被災者支援などに尽力。長岡市と復興などの分野で「包括連携協定」を結んでいる。

 8月には、陸上部の選手が山古志で5日間の夏合宿を行い、「箱根の山を制するには“山越し(山古志)”魂が必要だ」と起伏の激しい道を走り込んだという。

 だが、今月初旬に陸上部員1人が強制わいせつ容疑で現行犯逮捕された。箱根駅伝への出場は認められたが、大学として集団での応援や、手旗・横断幕などを使った応援は自粛することを決めた。

 それを知った住民らは「落ち込んでいる選手を元気づけたい」と自主的に応援に行くことを決めたという。

 “応援団”は約15人で、1月2日未明に山古志を出発し、往路・復路とも小田原中継所近くの箱根山麓で声援を送る予定だ。ただし、大学の意向に従い、横断幕や手旗などは持たないという。

 応援に行く「山古志住民会議」の星野勇代表は「山古志のために力を尽くしてくれた東洋大への恩返しになれば」と話している。

(2008年12月29日 読売新聞)

  *    *  【引用終わり】  *    * 


 山古志村からの応援部隊の声援も東洋大学チームに力を与えたのでしょうか。

 お正月からちょっと良い話でした。
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