北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

K-1グランプリを見る

2006-12-02 23:34:58 | Weblog
 今年は雪が遅いと言っていましたが、遅くてもやがては来る北海道の冬です。考えてみれば、ご先祖さんは良くこんなに条件の悪いところに住もうと思ったものですねえ。

【K-1のリング】
 私は格闘技が結構好きで、肉体を使っての力比べを見ると、心に力がみなぎってくるようです。

 今日の夜には「K-1ワールドグランプリ2006」がテレビで放映されていました。今回の話題の一つは、これまで4度チャンピオンになったアーネスト・ホーストが最後のリングだということでした。

 ホーストは準決勝戦でセーム・シュルトと戦って判定で敗れ引退するのだそうですが、世代交代の波ということでしょうか。

 今年のK-1は身長212センチという長身のセーム・シュルト選手の優勝で幕を閉じましたが、年々選手の体格が大きくなってきています。

 出場選手が大体固まってきたようにも見えますが、どれだけの数の格闘家達が次を狙って厳しい練習に明け暮れているかを思うと、やはり頂点に近い人達のイベントだということでしょう。

   
 人生を生きると言うことは、リングの上に立って強そうな相手に対して勇気を持って戦うことのようなものかも知れません。

 次から次に強そうな敵が現れて、やっつけてもやっつけても、とぎれることがありません。しかし一人また一人と相手を倒してゆけば、経験を積んで確実に少しずつ強くなっている自分を感じることが出来るのではないでしょうか。

 リングの上ではたった一人で戦わなくてはならない自分でも、回りには戦いを助けることは出来ないけれど、見守って応援してくれる多くの観衆がいます。

 また自分がこのリングに立つまでに倒してきた多くのライバル達の期待もあるでしょう。

「頑張れー!でも今戦うのはリングの上の君しかいない!」
 
 自殺をしてしまうのなんて、折角リングに上がることができたのに戦いが辛くて引退してしまうようなものです。

 なんのために今まで練習して、リングの上という今生を与えられたのか。実にもったいないとしか思えないことです。


 K-1決勝戦で、シュルト選手の対戦相手はリザーブ戦から勝ち上がったピーター・アーツ。もう一線から遠ざかっていたかと思いきや、気迫あふれるファイトで会場を大いに沸かせました。

 まだまだ簡単に引退は出来ませんな。ファイト!
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