北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

田舎の三年、京の昼寝

2020-06-27 23:07:41 | フライフィッシング

 

 雨が降るという予報に怯えて家の中の事をしていたら、外は全然雨が降っていない。

 こんなことなら釣りに行くんだった(怒)とぶつぶつ言いながらも、家の周りの雑草を見過ごすこともできずひとしきり草むしりに精を出しました。

 世の中はコロナ一色ですが、雑草の増え方には一向関係がありません(笑)。

 在宅勤務が増えると世の中の家の周りの雑草はきれいになるかしらん。


    ◆


 先日、所属している都市計画学会からメールで「7月の理事会もZoomによるリモート会議とすることといたしました」という報せが届きました。

 コロナのリスクを避けて東京に行かなくて済む、という安心感もありますが、その一方で全国の皆さんと直接会えないというのは残念でもあります。

 正式な懇親会はいずれにしてもないのかもしれませんが、気の合う同士での飲み会ぐらいはあったかもしれません。

 リモート会議は楽ですが、その余禄としての東京旅。それはそれでやはり何か面白いことに出会うことがあったかもしれないのに、そんなチャンスは今回も来ませんでした。

「田舎の三年、京の三日」ということわざがあります。

 地方で一生懸命3年間勉強する成果は、京(=都会)で昼寝をしている間に身に着くものだ、ということで、都会で多種多様な人と出会って揉まれることで得られるものは多い、という意味です。

 リモート会議によって、会議そのものが求める成果は得られますが、参加者には東京を訪ねる機会を与えてくれることで得られるものも多いのにな、と思います。

 移動やついでに使うはずのお金も使われず、やはり世の中の消費は減りますな。

 いろいろな機関の会合のために予算化してある旅費はずいぶん余るはずですが、どうするのかなあ、といらぬ心配までしたくなります。

「もっと使えるお金を使わせてー」と心の中で叫びました。

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