尾籠な話ですみません。
私こと、宴会などでお酒を飲んだ翌日はよく下痢をしていました。
思い返すと大学生の頃から宴会があるとお腹が痛くなった記憶がたくさんあります。
しかしそれが社会人になっても続き、ここ数年は特にそれが顕著に表れてきて困ることも増えてきました。
そこでこれまでに、お酒を飲んでも翌日お腹が痛くならないようにするにはどうしたら良いか、と考えていろいろなことを試しました。
ヨーグルトなどを取るようにして腸内環境改善にも努めたりしてみましたがあまり効果がありません。
そんななか、ここ数年は特に"ビールを飲んだ翌日"には確実にお腹が痛くなると気が付きました。
そこで宴会でも「とりあえずビール」を飲むのを止めてみたところ状況はだいぶ改善されました。
「これだ!」と思って喜んでいたのですが、なんと先日ビールを飲まなかったにもかかわらず翌朝が不調に逆戻り。
前日の記憶をたどると、前夜はサワー系のドリンクを3杯ほど飲んだのを思い出しました。
そこでようやく、『ビールだけではなく、冷たいドリンクを多く飲むことがいけない』という判断にいたりました。
それ以来、飲むお酒をワインや焼酎のお湯割り、日本酒に替えてみたところ、翌朝調子が悪くなることがほとんどなくなりました。
長年悩まされた症状から解放されて、どこか不安だったお酒ライフが気楽になりました。
不健康の原因が一つ解明された良かったです。
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東洋哲学の大家安岡正篤先生は、「人生の五計」を語りました。
「五つの計」とは、「生計」「身計」「家計」「老計」「死計」の五つです。
「生計」とは経済的な暮らし向きのみならず、いかに生きるべきかという生き方のこと。
「身計」とは、以下に身を立てるか、ということで社会生活の仕方・あり方ということ。
「家計」とは、家庭と言うことをいかに営み維持してゆくか、ということ。
「老計」とは、肉体が老いて次第に思うようにはならなくなることへの立ち向かい方。
「死計」とは、最終的にいかに死ぬべきか、という問題です。
なかでも一番大事なことはおそらく「生計」のいかに生きるべきか、ということでしょうけれど、その生きるための最も大事な要素は健康と言うことです。
健康はただ親から与えられる肉体だけではなく、不調になりあるいは病気になればそれを治療して治したり、不摂生を避けるという自らの意志も問われます。
健康を大事にして、日々を楽しみましょう。