北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

うっ?これも自然との闘いか…

2015-08-17 22:35:21 | Weblog

 昨日の釣りは早朝4時から8時過ぎまでカラフトマスを狙ったのは昨日お伝えしたとおりですが、せっかく枝幸町まで来たのですから、ついでに近くの渓流でヤマベ釣りも楽しみました。

 ある川ではかわいらしいヤマベが釣れてそこそこの釣りを楽しみました。

 この川、途中のカーブに水がたまるどん深の大きな淵があるのですが、前回はここでそれなりの大きさのヤマベが釣れました。今回もそこでもっと大きなヤマベを釣ってやろうと楽しみにしながら川の中を歩いて行きました。

 いよいよ目的のポイントについて、さて一丁やるか、と思った瞬間、視界の端で何かが動く気配がしました。同時にドブンという水音。

 (熊か!?)と一瞬ぞくっとしたのですが、見ると相手はもっと小さくてすばやい様子。よく見ると真っ黒な鳥が水面から顔を出してキョロキョロしています。どうやらカワウのようです。

(かわいいなあ…)と思ったのもつかの間、そいつは水に潜って十秒ほど水面下を泳ぐと突然まるで反対側に顔を出します。なるほど、水中で魚を追って食べまくっているようです…。ってことは、そのたまりでは釣りになりません。

 くっそー、せっかくここまで歩いてきたのに。

 あまり悔しいので石を投げてみましたが、当たりもせず全く動じる風もありません。悠然と潜っては魚を食べ散らかしているに違いありません。

 どうにもこうにもあいつがいる限り、食べつくされるか魚に警戒されるかで、もうここでは釣りにはなりません。ポイントを一つ潰されましたな、こりゃ。

 まさか鳥と喧嘩する羽目になるとは思いませんでしたが、これも自然との闘いでしょうか。

 いやはや、勉強になりました。 


      ◆ 


 川から上がって車を止めたところまで歩いていると、道端に捨てられたペットボトルが一つ。

 こういうときには背中に背負っているネットが役に立ちます。ごみを拾いながら歩くのは遊んでくれている川と自然への恩返しです。

コメント
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