北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

紅葉の茶路川

2011-10-16 23:45:15 | Weblog
 東京からの友人であるハマノさんを案内しての接待釣り行。結果として昨日の阿寒湖に続いて二日連続、それぞれ場所を変えながらの釣りとなった次第。

 浜野さんはなんとしても茶路川でのアメマス釣りをしたいとのことで、迎えに来てくれたKさんと共に宿まで迎えに行く予定。

 ところが本人から電話が来て、なんと「宿で知り合った知人たちと先に言っているから」という伝言を残して自身は早朝からさっさと現場へ向かっているとのこと。

 まあ仕事でも釣りでも、パワフルが服を着て歩いているような人だけのことはある。

 私の方も、友人のHさんにお願いしてあった6番の新しい竿が届き、いよいよ大物を釣っても大丈夫な用意が整ったところ。

 さて、大物はどこにいる?(笑)


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 小雨気味の釧路市内を出発して茶路川へ向かう途中で次第に雨脚は弱まり、現地へ着くころには雨は止んでいました。

 途中の山々はミズナラの黄色を中心とした紅葉が真っ盛り。こういうドライブに出なければ多分一生見なかった風景だったことでしょう。

 
 ハマノさんと合流前にまずは竿慣らしにあるポイントで茶路川へ入ってみましたが、魚影は全く見えません。

 試みに一時間ほど川筋をうろうろしていましたが全くダメ、うう情けない。


 昼頃にハマノさんは、宿で一緒になったという二人連れの友人と車で到着。二人連れの友人は病院の院長さんと大阪の家電企業の社員とのこと。


「あの二人は上手だねえ!」
 ハマノさんの目から見てもこのお二人はかなり上手らしく、このあたりの川はもちろん、阿寒湖でももう何年も釣りに行っているのだそう。

 阿寒湖畔もだいぶ釣り人が入ってからは、随分と釣りの環境も変わったのが分かるとおっしゃいます。
「虫が水の中からワーッとふ化するスーパーハッチと言う現象が最近は見られなくなったような気がします。だから魚も少なくなったのかもしれません」

 何でもそうですが、目の肥えた方が定点観測で得られた情報は極めて有用です。いろいろと勉強になりますねえ。


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 お昼に二人と別れた後は、ハマノさんとKさんと私の三人でポイントを移動しながらアメマス狙いにチャレンジ。

 私の方はまだルースニングには慣れていないこともあって、全くさっぱりでしたが、浜野さんは「二十数匹は釣ったよ」とご満悦で、極めつけは「ついにやりましたよ、78センチだ!!」ともう喜色満面。相当嬉しかったに違いありません。

 ちなみにハマノさんが宿に着いてから書いたであろう彼のブログにはこの78センチのアメマスのことを「トロフィーをゲットした」と表現しています。さすがは物書きのセンスです。



 【最後まで粘るハマノさん】


 今日は落ち葉が激しくて、釣り針がことごとく落ち葉を拾うという難儀な条件。

 とうとう私はルースニングをあきらめて、温かくなって活性化したところをねらってドライに切り替えて小魚を相手にすることに。

 それでも4匹ほどが遊んでくれて、ボウズにはならずに済みました。

 まあ今日は紅葉を見に来たものだと思えば価値ある一日でした。



   【恒例の記念写真をパチリ】


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 大自然の中で釣りをするたった一人の人間というのは釣りの世界ではよくある構図ですが、今日もそんな写真が取れました。

 多分本人はこうやって撮られていることには気が付いていないでしょう。

 夕焼けに色を染める紅葉の山はひときわ綺麗でした。





【名残の秋を追い求め、ついに仕留めたトロフィー】
 浜野安弘ブログ http://bit.ly/oBt5aP
コメント
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