北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

掛川で柚子蕎麦を打ちました

2010-03-14 23:47:05 | Weblog
 昨日のシンポジウム後は掛川に一泊。今日は市内の文化施設である竹の丸で懐かしい蕎麦研メンバー達と蕎麦打ち練習です。

 朝は8時前に竹の丸に集合。昨日のシンポジウムでお世話になった田中先生は、今日は自転車クラブのみんなと共に掛川南部をサイクリングするとのこと。

 8名ほどのスタッフに囲まれて田中先生颯爽とスタート。約40kmを無事帰ってきてください。

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 さて、9時頃からスタッフが集まり始めて、お昼に向けて蕎麦打ち練習。今日はここ竹の丸の利用者も多いので、たくさん売ってもどんどん食べてもらえそうとあって、練習にも熱が入ります。

 いつもの長野県大町市の倉科製粉さんから購入するスーパー安曇野は安定した味を出してくれるのでわが蕎麦研御用達の良い粉。早速メンバーが二人で1.5kgずつを楽々と打ってしまいます。

 私は約1年ぶりにのし棒を握るので、まずは練習とばかりに、更科で1.2kgを打ってみましたが、途中で一部がぼろぼろになる失態。ダメになったところは後で再利用するとしてとりあえず半分くらいで更科蕎麦を打ちました。

 その後は今日のスペシャルとして柚子蕎麦に挑戦。これは香りの少ない更科蕎麦に香のするものを練り込む「変わり蕎麦」というジャンルですが、柚子蕎麦はその代表格。

 皮を目の細かいおろし金ですり下ろして、更科蕎麦に混ぜます。この柚子はメンバーのK林くんが自宅で栽培している、「無農薬、無肥料、無手入れ」という三無柚子(笑)

 でも皮を直接口にするので、農薬はいただけません。安心できる品質の柚子がこの季節でもまだ手にはいるのでラッキーです。持つべきものは農家の友、という奴ですね。

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 柚子を混ぜたところで先ほど失敗して取ってあった更科そば生地も練り込んで玉をつくり、伸して切ります。さすがに2度目は失敗できない緊張感がありましたが、ほどほどの細さも出せてうまく行きました。

 その間、メンバーのK林君は今度は自宅で穫れた自然薯をすり下ろしてこれを繋ぎにした自然薯蕎麦を作りました。ちょっと油断している間にこれは食べられてしまって私の口に入らなかったのがちょっと心残りです。

 また桜餅の葉を練り込んだ桜蕎麦を練習するメンバーもいましたが、今はこの桜の葉の塩漬けを粉にした「桜パウダー」なるものも商品化されているんだそうで、今回はそれを用いた桜蕎麦。それなりに旨くできるようになってきました。

 練習を終えたところで出来た蕎麦を来場者に振る舞いです。参加費少々で食べ放題ですので満腹になって「もういらない!」というまで出来たお蕎麦をどんどん食べて頂きます。皆さん満足して頂けたでしょうか?

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 蕎麦を茹でていて気づいたのが、柚子蕎麦は打ってから少し時間をおいた方が香りが麺全体に馴染むということでした。打ってすぐお出しするよりも香りが強くなるという効果を考えて分量などを決める方がよいかも知れません。

 昼食時には40kmのサイクリングを終えた田中先生一行も戻ってきて蕎麦を十分に堪能して頂きました。

 出会いのかたまりの楽しい時間。掛川にはマインドの波長が合う人が不思議と引き寄せられる磁力みたいなものがあるようです。

 さて、次回はすぐに来週の日曜日に市内南部の土井酒蔵さんで開かれる花の香楽会というイベントに参加する予定。また磁力に吸い寄せられてしまっているようです。

 昨日今日とお世話になった皆さん、ありがとうございました。

 
コメント (1)
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