北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

生活をflush!

2010-03-27 23:47:36 | Weblog
 この週末からいよいよ引っ越し荷物の整理開始です。

 手伝いに来ているうちの奥さんからは、「いる本といらない本を仕分けてくださいな」と言われて、トイレや棚に積んであった本を整理し始めましたが、いや結構ありますねえ。三年間の間にこんなに読んだかな。

 いろいろ良い本も読みましたが、私は「ここだ!」と思ったところにガシガシと線を引いてページの角を折り曲げるので、これではとても古本屋さんに売るわけにはいきません。

 良い本もおそらく二度と読み返すことはないのでしょうが、それでも降り曲げを便りに引用したりはするのでなかなか捨てられずやはり大量に持って帰ることになります。でもやはり読み返すよりはまだ読んでいない良書を読んだ方が良いと思うんでしょうね。

 最後の一年は、読んだ本のレビュー記事も少なかったかな。ちょっと反省です。

    ※    ※    ※    ※

 さて、私が住んでいる川崎市は、粗大ゴミを出すのにもネットで事前に登録をしなくては行けません。

 月に二回の粗大ゴミ回収日に登録して事前に廃品処理票を購入してそれに登録時の番号を書き込んで、捨てるものに貼り付けるシステム。ここで役立つのが住基カードとカードリーダーなので、まだこれだけは片づけてしまうわけにはいきません。

 引っ越しもたまにして、溜まってしまった生活の澱(おり)を押し流してしまうのもよさそうです。

 人生をフラ~ッシュ(flush!)!
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三年間を一言で言うと

2010-03-27 22:04:21 | Weblog
 後任との引き継ぎを終えて、夜は職場のチームが後任を交えて歓送迎会を催してくれました。

「三年間のお勤めの感想はいかがですか」と訊かれての答えは、「都市の新陳代謝する様をまざまざと見ました」というもの。

 こちらへ来て都市再生というものをきちんと見るまでは、鉄筋コンクリートの建物は簡単には姿を変えるとは思っていませんでした。

 しかし、コンクリートの建物とはいえ寿命は大体50年。寿命が来る前だって、今日であれば省エネや省CO2、バリアフリーなどさまざまな社会的ニーズが高まると、それに応えていないビルは価値が下がってしまい利益があがらなくなります。

 建て替えをするためには投資が必要ですし、投資に見合う利益を上げるためにはそれ以前よりも周辺の地主さん達と協力して土地を集約したり、高さと床面積を大きくするような、価値をさらに増進するような工夫が必要です。

 「都市は完成しない」と言われますが、新陳代謝しながら常に新しいニーズを取り込んで変化しているのが都市。改めて皆さんの住んでいる町を見てみてください、年々歳々少しずつ変わっていることが分かるはずです。

    ※    ※    ※    ※

 真っさらで単純な土地にマンションやオフィスビルを建てることは民間事業者でもできますが、都市計画の地域ミニ版である地区計画などで自治体と調整をしながら機能改善や防災など、まちづくりを未来へ向かって進めるにはしっかりとした計画と提案が必要です。

 そんな縁の下の力持ちをだれがやっているのか、それが上手にやられているなんて分かるのは、一握りの玄人でしかないかもしれません。

 目立つところでも目立たないところでも、我々の仲間達は都市の成長を確かに手助けしてをするプロの集団でした。

 レベルの高い良いものを見せてもらった三年間でした。
 
 これが私の感想です。ありがとうございました。

 
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