北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

グーグルに自転車マップが登場

2010-03-11 23:32:41 | Weblog
 グーグルで自転車用の適切な道案内ルートを教えてくれるサービスが始まるんだそうです。

 自転車もいよいよ市民権を得てきたようです。

---------- 【ここから引用】 ----------
【CNN】グーグルマップに「自転車ルート」、ユーザーの要望に応え
 http://www.cnn.co.jp/science/CNN201003110009.html




 インターネット検索最大手のグーグルが提供する地図サービス「グーグルマップ」が10日から、自転車用ルートの表示を開始した。自動車や歩行者のルート検索と同様、自転車にとって「より早く」「なるべく安全に」「負担の少ない」ルートが検索できる。

 グーグルは全米150都市の自転車専用レーン情報を追加。さらに、歩道や自転車道の情報を整備する非営利組織(NPO)の協力を得て、比較的交通量が少なく、坂道などが少ない、自転車にとって快適なルートを検索できるようにした。

 この機能は、自転車で移動することが多いテキサス州オースティン在住のピーター・スミスさん(36)が、署名を集めてグーグルに訴えたことがきっかけで提供されることになった。

 スミスさんが自転車で通る道はトラックの通行量が多く、怖い思いをすることが多かった。そこで、自転車にとって「最適なルート」を検索できるよう、グーグルに訴えていくことを思い付いたという。

 2008年2月にグーグルへの嘆願活動を開始。ネットを通じるなどして5万人以上の署名を集め、グーグルに働き掛けたという。

 スミスさんは9日、グーグルから自転車用ルート検索機能を始めるとの連絡を受けた。グーグルからは、「ブログなどを通じて寄せられた要望はグーグルのチームに刺激となり、自転車用ルート検索機能の開発につながった」とメッセージが寄せられたという。

---------- 【引用ここまで】 ----------

 このような要望にあっという間に答えて、その情報提供をNPOに呼びかけ、そうした協力でネット上での情報提供が出来るという素早さはまさにグーグルの真骨頂でしょう。

 しかもこれが無料で配信されるというところもグーグルならでは。世界の情報をひとまとめにすると言う善良なる野望に向かってますますもって邁進中です。

 これが行政だったら、情報の信憑性をいちいちチェックして、慎重にも慎重な検討を重ねて結局はもたもたしたものになりそう。そもそも情報提供はどこの所掌なんだか…。

 民間企業のフットワークの良さを見るたびにうらやましくなるのですが、もっとも民間もあまりに巨大すぎると役所っぽくなってしまう組織の弊害が出やすくなるものです。
  
 自分はそうした悪弊に陥っていないか、ということを常に自問自答する組織でありたいものです。

 グーグルジャパンに最初に乗る自転車コースはどこでしょう。掛川あたり陳情してみると面白いかも知れませんよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする