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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ばらまきはダメですよ

2010-01-27 23:39:20 | Weblog
 教育関係の人づくり仲間会が開かれて飲んで来ました。

 この会は主に社会教育を大事にしようと言う志をもった人たちが集まったもの。皆、学校教育、家庭教育に次ぐ社会教育を大事にしなければ健全な子どもたちは育たない、という理念に共感しています。

 もともとは中央省庁の若手官僚などを中心に、マスコミや大学の関係者などが参加していましたが、当時の若手官僚は皆偉くなってしまい、この仲間からは何人もが国会議員になっています。

 私はごく最近誘われて呼ばれるようになりましたが、もう大きな顔をして話題に加わっています。

 ちょうど昨年も今頃開催されたのですが、昨年は自民党の国会議員だったAさんが今年は落選された身で参加されていました。たかが一年、されど一年です。

 自民党の敗北要因をおずおずと伺ってみました。すると「やはりばらまきの度が過ぎたのと飽きられた、ということでしょうねえ」という答え。

「定額給付金はやはり愚作だったんだと思いますよ。定額減税で良かったんだもの」とAさん。
「しかし当時連立を組んでいたK明党からの強い要請を断れなかったのでしょう?」

「いやそうじゃないよ、あれは麻生さんの決定なんだよ。K明党は定額減税でよいと言っていたんだからね」
「ええ?そうなんですか。私はてっきりそちらからの要請だと思っていました。なるほど、聞かないと分かりませんね」

    ※    ※    ※    ※

「谷垣総裁はどうですか?」と私。
「うーん、やっぱり迫力に欠ける印象ですねえ。あの当時の自民党の政権中枢にいてばらまきに荷担した人は、野党になって立場が変わったと言っても攻める力に欠けるんじゃないでしょうか」

「小泉政権で活躍したその後の世代でなければダメだと言うことでしょうか。すると舛添さんとか?」
「そうですね、彼以降の人が出てこないとダメかも知れませんね。ポイントは、やはりばらまきはダメだということですよ。モラルハザードもおきますしね」

 まだまだここには書けないお話もたくさんあったのですが、それはどこかの機会に譲りましょう。

 違う世界の人たちの話はやはり面白いのです。

 
コメント
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