宝塚バウホール、2025年5月11日11時半。
きらきらと光り輝く月組若手メンバーの魅力を、余すところなく届けるバウ・ワークショップ・ショー。作・演出/樫畑亜依子、全1幕。
長はりりちゃん。娘役は他にいちごちゃん、みうみん、のりんちゃんがきっちり起用されている印象で、良きでした。
特に「FEVER」でいちご・のりん、後半の『クルンテープ』でいちご・みうみんという組み合わせがあって、これがとてもよかったです。大柄なタイプと小柄なタイプの組み合わせで並ぶとき、男役同士だとどうしても小柄な方が見劣りがしちゃって、結果どちらもなんとなくお気の毒…という感じがしちゃう、と私は思ってしまうんですけど、娘役同士だとそれがなくて、タイプの違いがお互いを引き立て合うようでいいな!ととてもたぎったのでした。いちごちゃんのゴージャスでダイナマイトなチャームは、のりんちゃんやみうみんのコンパクトでトランジスタ・グラマーなキュートさと並び立つとお互い映えるのですよ…!
あとは、次の本公演で識別できる自信はまるでありませんが、蘭叶みりちゃんと琴羽りみちゃんが可愛いな、とついつい目で追いました。
男役はるおりあ、きどくん、雅くんというセンター布陣でしたね。もっとがっつりきど押しにするのかなとか思っていましたが、るおりあがちゃんと立ててもらっていて、かつこの3人はタイプがわりと違っているので並びがとても良きでした。でもきどくんがやはりがっつりスイッチ入ってきている感じで、それからするとるおりあはまだぽやぽやして見えたかな…雅くんもポテンシャル高そうだし劇団はこういうタイプの美人な生徒が好きだろう、とか思うのですが、ラインナップだとめっちゃ端っこにいてまだ下級生なんだなあ!と改めて驚きました。みんな違ってみんないい、がんばれよー!!
お衣装がバラエティに富んでけっこう何種類もあったのも、観ていてとても楽しかったです。黒と金の豪華めなお衣装から、タンゴのカラースーツやシックなカラードレス、白燕尾に白ドレス、白黒の柄ジャケットにカラーシャツと白パンツでJ-POP、ポスターやスチールのちょっとお洒落めなカジュアル衣装に最後は黒燕尾と藤色のドレス…ストーリーやシチュエーションがあって本公演のショーでもそのままできそうだった豹の場面、森優希振付のコンテンポラリー・ダンス場面もとても素敵でした。豹のところで白い…アレはナニ? 猫?? 豹のリーダーのきどくんと恋に落ちちゃうお役の、帆華なつ海ちゃんの身体能力が素ん晴らしかったです。
カッシーのコメントによればテーマは「文化祭」とのことで、それは良くも悪くもあるかな、とは感じました。みんなダンスはバリバリ踊るんだけど、ひとりないしふたりでのソロ歌唱となると、どうしても場数を踏んでいないし、急に頼りなげになる生徒さんが多いんですよね…空間を埋められていない、照明をオーラで跳ね返せていない、魅力や個性を客席に届けられていない。文化祭チックでした。まあでもこれも場数です、千秋楽ではちょっとでもステップアップ、ジャンプアップしていることを祈っています!
のりんちゃんとしゅりんぷの『ミーマイ』、いちごちゃんと和真くんの「私が躍る時」、りりちゃんの『アラジン』の「スピーチレス」…素敵でした。「浪漫飛行」で客席下り、この回は全ツ組がたくさん来ていてみんな楽しそうで、とても盛り上がりました。
フィナーレは珠城さん以降のショー主題歌メドレーで、みんな初組子のときのショー主題歌を歌い踊っていてとても胸アツでした。そこに全員での「ビエント・デ・ブエノスアイレス」があったのが、月組から組替えして次期星組トップスターとなるありちゃんへのエールのようでさらに胸アツ。シメが「この地上のどこかに」だったのも胸アツ…! イケコ案件だけど『AfO』は再演していい作品だと思っていますので!! ゼヒ!!!
そうそう、プロローグ、順に出てくるスター生徒たちにいちいち拍手、とかしないところが月担…と思いつつ寂しい気もして、まあまだ初日開いて2日目だしな、とか思っていたら、主題歌になった途端に裏打ち手拍子がきっちり揃ったんですよ! さすが月担…! 大ラスも主題歌のリプライズで、盛り上がって良きでした。ただバウ公演なのにカテコがないのは残念でした。みんなあるものと思ってずっと拍手してたのに…すぐ閉演アナウンス流しちゃってさ…一礼するだけでもいいから幕上げてもよかったのでは…しょぼん。
日替わりMCタイムはお題があるのが良きでしたが、わりとみんなお行儀良くてわちゃわちゃすることはあまりないのも真面目な月組子…!という感じで感心しました。プロローグ終わりに全員の自己紹介ターンがあって、そこでもお題がありましたが、みんなちゃんとおもしろいことをコンパクトに言っていくのがとてもよろしかったです。
90分のショーでしたが、とても満足感がありましたし、全組やるといいと思いました。『Dream On!』とか花組だけで終わっちゃったけど(それでいうと『殉情』とかもですが)、ワークショップは大事ですよ劇団…頼むよ!
きらきらと光り輝く月組若手メンバーの魅力を、余すところなく届けるバウ・ワークショップ・ショー。作・演出/樫畑亜依子、全1幕。
長はりりちゃん。娘役は他にいちごちゃん、みうみん、のりんちゃんがきっちり起用されている印象で、良きでした。
特に「FEVER」でいちご・のりん、後半の『クルンテープ』でいちご・みうみんという組み合わせがあって、これがとてもよかったです。大柄なタイプと小柄なタイプの組み合わせで並ぶとき、男役同士だとどうしても小柄な方が見劣りがしちゃって、結果どちらもなんとなくお気の毒…という感じがしちゃう、と私は思ってしまうんですけど、娘役同士だとそれがなくて、タイプの違いがお互いを引き立て合うようでいいな!ととてもたぎったのでした。いちごちゃんのゴージャスでダイナマイトなチャームは、のりんちゃんやみうみんのコンパクトでトランジスタ・グラマーなキュートさと並び立つとお互い映えるのですよ…!
あとは、次の本公演で識別できる自信はまるでありませんが、蘭叶みりちゃんと琴羽りみちゃんが可愛いな、とついつい目で追いました。
男役はるおりあ、きどくん、雅くんというセンター布陣でしたね。もっとがっつりきど押しにするのかなとか思っていましたが、るおりあがちゃんと立ててもらっていて、かつこの3人はタイプがわりと違っているので並びがとても良きでした。でもきどくんがやはりがっつりスイッチ入ってきている感じで、それからするとるおりあはまだぽやぽやして見えたかな…雅くんもポテンシャル高そうだし劇団はこういうタイプの美人な生徒が好きだろう、とか思うのですが、ラインナップだとめっちゃ端っこにいてまだ下級生なんだなあ!と改めて驚きました。みんな違ってみんないい、がんばれよー!!
お衣装がバラエティに富んでけっこう何種類もあったのも、観ていてとても楽しかったです。黒と金の豪華めなお衣装から、タンゴのカラースーツやシックなカラードレス、白燕尾に白ドレス、白黒の柄ジャケットにカラーシャツと白パンツでJ-POP、ポスターやスチールのちょっとお洒落めなカジュアル衣装に最後は黒燕尾と藤色のドレス…ストーリーやシチュエーションがあって本公演のショーでもそのままできそうだった豹の場面、森優希振付のコンテンポラリー・ダンス場面もとても素敵でした。豹のところで白い…アレはナニ? 猫?? 豹のリーダーのきどくんと恋に落ちちゃうお役の、帆華なつ海ちゃんの身体能力が素ん晴らしかったです。
カッシーのコメントによればテーマは「文化祭」とのことで、それは良くも悪くもあるかな、とは感じました。みんなダンスはバリバリ踊るんだけど、ひとりないしふたりでのソロ歌唱となると、どうしても場数を踏んでいないし、急に頼りなげになる生徒さんが多いんですよね…空間を埋められていない、照明をオーラで跳ね返せていない、魅力や個性を客席に届けられていない。文化祭チックでした。まあでもこれも場数です、千秋楽ではちょっとでもステップアップ、ジャンプアップしていることを祈っています!
のりんちゃんとしゅりんぷの『ミーマイ』、いちごちゃんと和真くんの「私が躍る時」、りりちゃんの『アラジン』の「スピーチレス」…素敵でした。「浪漫飛行」で客席下り、この回は全ツ組がたくさん来ていてみんな楽しそうで、とても盛り上がりました。
フィナーレは珠城さん以降のショー主題歌メドレーで、みんな初組子のときのショー主題歌を歌い踊っていてとても胸アツでした。そこに全員での「ビエント・デ・ブエノスアイレス」があったのが、月組から組替えして次期星組トップスターとなるありちゃんへのエールのようでさらに胸アツ。シメが「この地上のどこかに」だったのも胸アツ…! イケコ案件だけど『AfO』は再演していい作品だと思っていますので!! ゼヒ!!!
そうそう、プロローグ、順に出てくるスター生徒たちにいちいち拍手、とかしないところが月担…と思いつつ寂しい気もして、まあまだ初日開いて2日目だしな、とか思っていたら、主題歌になった途端に裏打ち手拍子がきっちり揃ったんですよ! さすが月担…! 大ラスも主題歌のリプライズで、盛り上がって良きでした。ただバウ公演なのにカテコがないのは残念でした。みんなあるものと思ってずっと拍手してたのに…すぐ閉演アナウンス流しちゃってさ…一礼するだけでもいいから幕上げてもよかったのでは…しょぼん。
日替わりMCタイムはお題があるのが良きでしたが、わりとみんなお行儀良くてわちゃわちゃすることはあまりないのも真面目な月組子…!という感じで感心しました。プロローグ終わりに全員の自己紹介ターンがあって、そこでもお題がありましたが、みんなちゃんとおもしろいことをコンパクトに言っていくのがとてもよろしかったです。
90分のショーでしたが、とても満足感がありましたし、全組やるといいと思いました。『Dream On!』とか花組だけで終わっちゃったけど(それでいうと『殉情』とかもですが)、ワークショップは大事ですよ劇団…頼むよ!
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