駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

レ・フレール「Best of Les Freres」

2013年05月31日 | 観劇記/クラシック・コンサート
 オーチャードホール、2013年5月25日ソワレ。

 斎藤守也と斎藤圭土の兄弟による、キャトルマン(4本の手)スタイルのピアノ連弾デュオ「レ・フレール」結成10周年を記念した全国ツアー。
 CDは何枚か持っているのですが、コンサートには初めて行きました。
 結成当初から幼稚園や小学校を回っているせいなのか、子供連れの家族の観客が多く仰天しました。暗くなれば泣くしスローな曲では騒ぐし。まあでも仕方ないのかね、逆にアップテンポな曲では楽しく手拍子していたし、正直な観客だってことですね。
 私はノリが悪いので手拍子とかはうるさいと思うし自分ではしないのですが、斎藤兄弟自身は客席見てニコニコするし手拍子促したりするので、それはそれで楽しかったです。
 舞台奥の壁面をスクリーンにして、手元を写したカメラ映像なんかが見られるのもおもしろかったです。
 それに本当に腕が交差したまま弾き続けられたりするし、曲の途中で席の左右を入れ替わったりするし、アトラクションとしてもすごいし音の厚みがとにかくすごい。
 ピアノってもともと饒舌な楽器だと思うのだけれど、さらにすごい、そしてオリジナリティ溢れる演奏を、堪能しました。
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