宙組大劇場公演初日と二日目11時を観劇してきました。ちなみにマカロン・シャンシャン・ペンライトは買っていません、そういう意味では冷たいファンです(笑)。でも客席がピンクに染まってとても華やかで綺麗で、振りが揃っていて楽しそうに揺れていてよかったです。
さて、毎度細かい生田先生のプログラムのコメント同様、私も学童の図書室で子供向けの明智小五郎とかホームズとかルパンとかを読み、その後成人向けの文庫できちんと読み、さらにいろいろ読んでいって…結果私がハマったのはエラリー・クイーンなので(ただし推理小説としてのタイプがどうこうというよりはエラリーさんにキャラ萌えしてのことなので、あくまで同じ穴の狢だと思っています)、ホームズについては基本的な知識しかありません。あとは犬アニメの記憶とか。やはりワトソンくんにハドソン夫人、レストレード警部、ベイカーストリート・イレギュラーズにモリアーティ教授といったキャラクター陣容を覚えていて、細かい事件のことや推理小説としてのトリックなんかは全然記憶がありません。有名なエピソードのタイトルをいくつか言えるくらい? そしてアイリーン・アドラーに関してはノー記憶、最近のなんだかいう漫画も未読で臨みました。
なるべくフラットに観たい…と心がけつつも、いつも宝塚歌劇においては作品そのものよりも誰がどこで何をさせてもらえているのか、みたいなことにいちいち気がいっちゃうものなので、結果としては私は初日は、ちょっと生田先生のシュミが空回りしていて、組子の出番もパラパラしていて、どうにも直しようがない、もの足りない出来かもしれないなあ…という印象を受けました。もえこのメガネしか萌えるところがないぞ(『SAPA』もよかったけどまたタイプの違う眼鏡だしキャラだしで、おいしかったと思う!)、あとはかのちゃんのドレスがどれもとても素敵なのでそれは優勝ね、とか途中までは思っていました。ら、ラストの急展開が、そんなに新トップコンビお披露目に忖度せんでも…と思いつつも粋なオチまでついてお洒落でニクいなと感心したので、最後にちょっと評価が上がりました。
二日目、おちついて、また1階後方席から全体をきちんと観てみると、もちろん舞台の進行や役者の芝居が初日よりおちついて据わりがよくなりメリハリがついてきた、ということもありますが(なんせ初日は2階席から観たお友達のレポによれば大道具さん丸見え場面が何度かあったらしい)、生田先生らしい流れるようなステージングと、いわゆる「歌入り芝居」とは一線を画しきちんと「ミュージカル」(今回のショルダータイトルです)になっている構成が素晴らしく、各キャラクターとその関係性もややライトではあるけれどしっかり表現され、なのでドラマも薄味ではあるものの事件とストーリーはスピーディーに展開し、ハッピーエンドで綺麗にオチまでつく、佳作と言っていいのではないかしらん…と思えるようになりました。少なくともロンドンの風ってことはないよ大丈夫、という、ね。ハードル低いな、すみません。
でも、1、2回しか観ない人も、通う組ファンも、そして初めて宝塚歌劇を観てみるというホームズ・ファンも、それぞれ楽しめる作品には仕上がっていると思います。原作ネタはちょいちょいアレコレ入れられているようだし、路線以外の組子の出番もバイトというかアンサンブルとして取っ替え引っ替え出てくるのでチェックが楽しいことでしょう。特に予習も必要ないかと思いますし、フラットにお出かけしてみることをオススメいたします。めでたい初舞台生公演でもありますしね!
細かくはネタバレしたくないので、以下簡単に生徒さんの感想を。
ゆりかちゃんシャーロック、変人具合とヒーロー具合がちょうどいいかもしれませんね。恋人を死なせた過去があって(あられの役のファーストネームがローラなら、そうプログラムに記載し説明台詞にも出すべきだと思うのですが…)女嫌い、女性不信とキャラですが、これまた過去にちょいと因縁のあったかのちゃんアイリーンと再会し、キキちゃんモリアーティとの関係を知って妬いているようにしか見えなくなる感じなんか、いじらしくてよかったです。ホントは熱いハートの、でもちょっと朴念仁、みたいなキャラがホント似合う。お衣装もどれも素敵でした。変装もネ!
かのちゃんアイリーンはアメリカ人オペラ歌手、けれど貧しさから這い上がる過程でモリアーティに救われ悪に手を染めた過去がある…というような役どころ、かな。よく考えると冒頭は、今はモリアーティから離れてプリマドンナとしての名声も確立したというのに、なんですっしーを誘惑して機密文書を巻き上げたりしてんねん、って気はするけど、まあいいか(笑)。でないと話が始まらないしね。いわゆる宝塚歌劇のヒロインらしい、姫々しいキャラクターではないのだけれど、低い地声が色っぽいタイプの娘役ちゃんなのでまったく問題がなく、けれど嫌われすぎない、いい案配でやっていると思いました。以前は歌が弱いと思われていたものですが、だいぶソツなくなりましたしね。一歩引いて寄り添うのもやればできるんでしょうけれど、無理に変にやることはないし、並んで一緒に走ったりときには尻に敷いて振り回したりして、ふたりの新たな魅力を発信していくといいと思います。いいトップコンビになれると思います。てか好き!
キキちゃんモリアーティは、ホームズがシュミの探偵ならこちらはシュミの犯罪者で、ちょっと誇大妄想っ気がある無邪気な狂人、でも金髪のイケメンという役どころ。私は『機動警察パトレイバー』の黒崎さんなんかをちょっと想起しました。まあアレはおじさんだったけどさ。兄のしどりゅーが面倒を見ている感じなので、そのあたりも深まり出すとさらに楽しく萌えられるのかも。悪役というか、主人公に敵対する役という意味では『アナスタシア』のグレブと同じで、私は好みとしてはグレブみたいなキャラ、ドラマの方が好きですが、ファンはどうなのかな? 何よりキキちゃんはとても楽しそうにやっているので、いいのではないでしょうか。やっぱり滑舌が甘いのが私は気になるけれど、でもホントなんでも上手くこなすスターさんですよね。
ずんちゃんワトスンくんは、いい人。これまた主人公の相棒役ということでは『アナスタシア』ヴラドと同じタイプですが、浅い描かれ方だし役不足とは言えるかもしれません。でも今のずんちゃんは焦って変なことをすることなく、ちゃんと引き算して作品に求められる形でちゃんとそこにいられるスターさんになった安心感がありますね。あと、じゅっちゃんメアリー・モースタンがいいんだよなあ。このキャラにこういう台詞を書きこういう芝居をつける生田先生には、やはり新時代のセンスを感じるのでした。
役不足と言えばそらレストレード警部も同様かとは思いますが、まあ仕方がない。出番としてはちょいちょい作られているし歌もあるので、今回は辛抱かな。ららたんのハドスン夫人にちょっと優しいのがキュンとします。スコットランド・ヤードは他にあーちゃん、わんた、いとゆ、なにーろにきょろちゃん。
シャーロックの兄マイクロフトがりんきら、すっしぃさん以下さおりおかなこ、まりなあきもなっつが政府高官チーム。
モリアーティの悪仲間(シンジケートと言っていたけれど…こういうの、そう呼ぶかな?)がまっぷー、こってぃ。オペラ座場面でりっつとどってぃ、きゃのんとさよちゃんが歌うのは手堅い。ヴィクトリア女王はせとぅー。イレギュラーズはきよちゃん以下さらちゃん、さくらちゃん、きいちゃん、朝木ちゃんにぶっきー、渚ゆりちゃんと可愛い娘役ちゃんで揃えていましたね。エビちゃんしぐれちゃんりずちゃんのお姉さんチームもアレコレ出ています。退団者でも正直芝居ではそこまでかまえないので、全体のバランスとしてはこれで正解なんじゃないでしょうか。
セットも良く、盆やセリも効果的に使えていたと思いました。ホームズとモリアーティの対決と言えば滝、の滝の映像もね。
ラスト、明転と同時に緞帳を下ろし始めてもいいんじゃないかなとは思いますが、まあ上手くタイミングを見ていっていただければと思います。
さて、レビューは野口先生のタカラヅカ・スペクタキュラー第4弾。パリ、お菓子とモチーフがバッチリ決まっているのは強いし、宝塚歌劇のレビューにハマるネタなのは確実なのでそれだけでもう勝ったも同然、とは思っていましたが…よもやのウルトラスーパーハイパーマックスハイカロリーゴージャス・レビューでしたね!? おなかいっぱい、でもすぐおかわりしたいという恐ろしい逸品となりました。よく「秒」とか言うけど、私は初日マジで「四時間くらいやってなかった…?」って感じたくらいの糖分摂取過多でしたよ? オシャレでスマートでスタイリッシュでライトで、ちょっと食い足りないくらいが芸風だった宙組が、よもやこんな濃い、コテコテの…というかトロトロの…メロメロの…R18の…淫靡な…めくるめく甘美な世界を見せてくれようとは、新鮮な驚きでした。
これまた詳細なネタバレはしたくないので、どうかみなさん騙されたと思って早めに観に行ってください。めでたい初舞台生公演でもありますしね、大劇場ならまだまだチケット取れるでしょう。
進行役はすっしぃ、まっぷー、せとぅーにさよちゃん。でもそんなにずーっと出ている感じはなくて、ちょうどよかったかと思います。ハラペコ少女のかのちゃんが今をときめくスター・パティシエゆりかちゃんに出会って、幕開きです。ゴンドラがある、というのは別にネタバレではないでしょう、なんせ野口先生ですから(笑)。ラインをキラキラさせてもシェフ・コートは所詮地味ですが、それでもちゃんとトップスターなゆりかちゃんがさすがでした。そしてかのちゃんのお衣装のギミック…素晴らしかったですね!
というわけでハナから大階段、これもネタバレではないでしょうなんせ野口以下略。耳なじみのあるシャンソンを歌い継ぎながらスターがざかざか降りてくる、ガンガン銀橋渡る、アガりますね! ずんそらしどりゅー、もえこにあーちゃんこってぃ、ららにじゅっちゃん。これでご卒業のエビ様がセンターでさおの腕からりおの腕に至る場面もあるし、みんなカップルなのに相手がいなくてマシュマロ人形と踊り出すきゃのんの場面もあるし、餞別も手厚いです。あーちゃんとさらちゃんが歌手起用されているのもイイ! そして初舞台生も混ぜてのもう舞台ギュウギュウの大カンカン! カワイイ! そしてもうここでおなかいっぱいな気がしますが、ここまでがプロローグなんですから推して知るべし、です。
続く場面は「王妃のお茶会」、別名タカスペパロディコーナー。パリでお菓子、となれば「パンがなければお菓子を食べれば~」のアントワネットになるのはまあ当然かもしれませんが、キキちゃんがやるところが素晴らしい(笑)(これもプログラムにあるのでネタバレではないでしょう!)。しかしキキちゃんはタカスペでもスカーレットをやり今度はアントワネットですよ、次はシシィか!?(笑)女官長はすっしぃ、貴婦人はりんきら、まっぷー、かなこ、ナベさん、ほまちゃん。ホントかなこって女装がただの美女になるよね…あとりんきらが意外にキュートで可愛かったです(笑)。で、お菓子に見立てた貴族の美男が次々現れる…ので往年の宙担としては再演でなくなった『ナイガイ』イケメンオークション場面をつい思い出して嫌な汗が流れたのですが、ちゃんとアップデートというかアップグレードされていました大丈夫でした。しどりゅーとあーちゃんはマッチョすぎ、なにーろきょろちゃん大路くん(お芝居ではコンシェルジュ役で台詞あり、押されてるよねえ…!)はカワイイけどうるさすぎ(しかし男役でこのお衣装の可愛さは破格なのでは…小公子を越えただろう!)、もえこってぃは暗すぎて(丸メガネのふたり、おかしすぎました…あと私は顔しか見ていなくて気づかなかったんだけど、初日こってぃ白タイツ履き忘れてたらしいじゃん!)、そらは地味でお眼鏡に適わず、そこへゆりかフェルゼン登場! こーいうゆりかちゃん、星組時代によく観たヤツ…!(笑)周りをヒロコやぶっきーが踊っていて、目が足りない! そして輪っかのドレスを脱ぎ捨てて十年ぶりだというダルマになり、銀橋に出てきてくれるキキちゃんね…! 初日のどよめき、ホントたまりませんでした。拍手大喝采で場面終わり。え、まだ一場面しか終わってないんですよね…?
濃いピンクのヒラヒラカーテンから、今度はハード系女装のずんちゃんが登場するもんだからまた仰天です。黒革のホットパンツにロングブーツ、絶対領域がたまりません! 場面名は「フォレ・ノワール」、チェリーの砂糖漬けが乗ったチョコレート・ケーキだそうで、イメージはブローニュの森のレビュー小屋とか。設定盛りすぎよ野口…! マスター・オブ・ショーはさお、大路くんと泉堂くんの美少年(という役名がまたすごい)を侍らせて、とんだ餞別です。で、現れるゆりかちゃんベラミの開襟が深淵並みに深いんですけどどーいうことなの!? そして始まるずんちゃんレザンとかのちゃんアメリカン・チェリーのキャット・ファイト、チェリーのお衣装は先日さくさくMSで使われたばかりの赤いミニドレス! 女装の男役に喧嘩で負けていないトップ娘役も素晴らしいし、ふたりにご褒美なのか鞭のスパンキングをかますトップスターもすごい。てかおちついて野口…! お尻を強調する振りはさすがにちょっとアレかもしれないな、女性が不快に感じるエロさかもしれません。またかのちゃんがダンサーで身体が利くもんだから開脚がゴーカイなんだよね、でも健全で健康的って方向へはいかないもんだからやっぱりちょっとアレかもしれません。謎の仮面歌手のあーちゃんが歌ってるんだけど耳になんか入ってきません、どーしてくれるんだ野口…!
これがふたつ目の場面で、次がやっと中詰めです。もう息も絶え絶え…でも黒と金のお衣装でギラギラに揃えて、ラテンなアレンジでグイグイ進むものだからまた血糖値が上がります。手拍子は入ったり止んだり、というのも忙しい。とっぱしはしどりゅーもえここってぃなんですが、しどりゅーってホント最初から宙組に来るべきだったスタイルの良さですね! もえこと並んでホント全然遜色ない。ららとじゅっちゃんのピックアップ、さらにそらを挟んでヒロコとぶっきー、みんな『夢千鳥』で覚えたよね!?という新鮮さ。かのちゃんもダルマになって美脚を披露、お兄さんたちを引き連れて銀橋を渡るし、ゆりかちゃんのベサメ・ムーチョに、さおりおかなこにきゃのんエビさましぐれちゃんの3組退団者ペアダンスもあって、もう本当におなかいっぱいです。背景の紋章みたいな飾りがパイナップルのようでもあるので、これでゆりかちゃんがパイナップルの女王で女装してきたらどうしようかと本気で身構えましたよね、心臓保たない…
そうしたらららセンターの娘役ちゃん場面が始まるんでもう号泣です! 並ぶのはじゅっちゃんあられさらちゃんさくらちゃん朝木ちゃん愛未ちゃん。よくある白いドレスにラインを足しただけかもしれないけれど、立派に新調ですよねカーワーイーイー! なんでクリスマスなのかはもうつっこみません。さらにギャラリー・ラファイエットの天井(最新のパリ旅行で行きました写真撮りました私!)のセットで男役がヒートンビーのスーツを手直ししたようなので出てきて、りおのタップの見せ場があって、キキららセンターのペアダンスで「アイラブパリ」、裏拍の手拍子! 胸アツ!!
そこから今度はいわゆる退団者餞別場面で、でもよくある争いでトップが殺されて復活してみんなで愛と祈りと平和を斉唱、みたいな場面じゃなくて、幕前使用だったのはちょっと狭くて残念だったけどお衣装も素敵で綺麗な色味で、すがすがしくてとてもよかったです。シュークリームがイメージだそうですが、さわやかなソルベの気分…
オケピットからピンクの燕尾のずんちゃん、そらが出てきて初舞台生ロケットの露払い。3段デコレーションケーキに乗って登場した初舞台生は、赤とピンクのお衣装でお尻にはもふもふマカロン乗っけて、カーワーイーイー! 怪我で休演する子が数人出たのでどんだけアクロバティックなんじゃい、と心配していましたが、わりに振りもフォーメーションも脚上げも平均的なものだった気がします。センター左側の男役さんは身体が利きそうだったなあ、あと丸顔で手脚が長くて、好き。宙組に来て!
そこからずんそらもえこ以下若手男役5人ずつトリコロールの腕まくり燕尾で「パリ・カナイユ」。15人みんな「コレでアレやってた子だよ」って言える粒揃いなのがホントすごい。みんな芸名から一字取ったようなフランス語役名がついているのでりっつだけRitzなのが愛しい。銀橋でみんなオラオラして客席釣ってて、おばちゃん嬉しいよテレちゃうよ…!
そして再び大階段が出て、やっとやっとフィナーレです。キキちゃんを囲んで娘役、ブケタカのピンクのドレスをアレンジしたものかな? 白いモフモフがついているのにスリットもあっていいぞ! ららとじゅっちゃんのピックアップ。さらに「パリの散歩道」で黒燕尾、男役同士のペアダンスがっつり。そして青いドレスのかのちゃんが降りてきて、キキちゃんの歌で新トップコンビのデュエダン。パニエかな? それともペチコートかな、スカートの中に緑と紫の色があるのがまた良き!
エトワールはさくらちゃん、スズホテルで歌えるのみんな知ったでしょ!? ダブルトリオはきょろちゃんと大路くん、栞菜ひまりちゃんに朝木ちゃん愛未ちゃんぶっきー。
退団者が上級生ばかりで集合日は衝撃でしたが、ちゃんと育ってるよ大丈夫…!という思いも抱けたレビューでした。性癖は大概にな野口…とは思わなくもないけれど、同じことばっかやっている感じは全然ないので、新鮮だし幅を広げていくのは悪いことじゃないし、イイと思います。宙組はあまりにダイスケショーばっかやらされてたもんでフツーのBショーとかが欲しいよー、と私はずっと思ってきましたが、野口先生に当たってよかったです。そして野口先生のこのシリーズは当たっていないのはあとは月組だけですよ、いやーれいこハマるんじゃない!? 楽しみ!!
次に行くのは新公の日です。どう進化しているか、楽しみです。そして新公はきょろちゃん、ぶっきー、こってぃ。きょろちゃんの健闘を祈ります! しかしヒロコは役がつかないなー、そして大路くんがレストレード…! もえこのところが休演代役で真白くんか、もともとはきよちゃんのところでそれを栞菜ちゃんがやるのね。あられのヴィクトリア女王、さらちゃんハドスン夫人は手堅いな。メアリーはきいちゃんで楽しみ! 演助の中村真央先生が担当するのかなあ? しっかり見守ってきたいと思っています。やはりホームですからね…! しかし月組東京公演も始まると、アタマが切り替えられずにバグれそうですね…!(笑)このバラエティとバイタリティ、懐の広さもまた、宝塚歌劇の魅力のひとつかもしれません。
さて、毎度細かい生田先生のプログラムのコメント同様、私も学童の図書室で子供向けの明智小五郎とかホームズとかルパンとかを読み、その後成人向けの文庫できちんと読み、さらにいろいろ読んでいって…結果私がハマったのはエラリー・クイーンなので(ただし推理小説としてのタイプがどうこうというよりはエラリーさんにキャラ萌えしてのことなので、あくまで同じ穴の狢だと思っています)、ホームズについては基本的な知識しかありません。あとは犬アニメの記憶とか。やはりワトソンくんにハドソン夫人、レストレード警部、ベイカーストリート・イレギュラーズにモリアーティ教授といったキャラクター陣容を覚えていて、細かい事件のことや推理小説としてのトリックなんかは全然記憶がありません。有名なエピソードのタイトルをいくつか言えるくらい? そしてアイリーン・アドラーに関してはノー記憶、最近のなんだかいう漫画も未読で臨みました。
なるべくフラットに観たい…と心がけつつも、いつも宝塚歌劇においては作品そのものよりも誰がどこで何をさせてもらえているのか、みたいなことにいちいち気がいっちゃうものなので、結果としては私は初日は、ちょっと生田先生のシュミが空回りしていて、組子の出番もパラパラしていて、どうにも直しようがない、もの足りない出来かもしれないなあ…という印象を受けました。もえこのメガネしか萌えるところがないぞ(『SAPA』もよかったけどまたタイプの違う眼鏡だしキャラだしで、おいしかったと思う!)、あとはかのちゃんのドレスがどれもとても素敵なのでそれは優勝ね、とか途中までは思っていました。ら、ラストの急展開が、そんなに新トップコンビお披露目に忖度せんでも…と思いつつも粋なオチまでついてお洒落でニクいなと感心したので、最後にちょっと評価が上がりました。
二日目、おちついて、また1階後方席から全体をきちんと観てみると、もちろん舞台の進行や役者の芝居が初日よりおちついて据わりがよくなりメリハリがついてきた、ということもありますが(なんせ初日は2階席から観たお友達のレポによれば大道具さん丸見え場面が何度かあったらしい)、生田先生らしい流れるようなステージングと、いわゆる「歌入り芝居」とは一線を画しきちんと「ミュージカル」(今回のショルダータイトルです)になっている構成が素晴らしく、各キャラクターとその関係性もややライトではあるけれどしっかり表現され、なのでドラマも薄味ではあるものの事件とストーリーはスピーディーに展開し、ハッピーエンドで綺麗にオチまでつく、佳作と言っていいのではないかしらん…と思えるようになりました。少なくともロンドンの風ってことはないよ大丈夫、という、ね。ハードル低いな、すみません。
でも、1、2回しか観ない人も、通う組ファンも、そして初めて宝塚歌劇を観てみるというホームズ・ファンも、それぞれ楽しめる作品には仕上がっていると思います。原作ネタはちょいちょいアレコレ入れられているようだし、路線以外の組子の出番もバイトというかアンサンブルとして取っ替え引っ替え出てくるのでチェックが楽しいことでしょう。特に予習も必要ないかと思いますし、フラットにお出かけしてみることをオススメいたします。めでたい初舞台生公演でもありますしね!
細かくはネタバレしたくないので、以下簡単に生徒さんの感想を。
ゆりかちゃんシャーロック、変人具合とヒーロー具合がちょうどいいかもしれませんね。恋人を死なせた過去があって(あられの役のファーストネームがローラなら、そうプログラムに記載し説明台詞にも出すべきだと思うのですが…)女嫌い、女性不信とキャラですが、これまた過去にちょいと因縁のあったかのちゃんアイリーンと再会し、キキちゃんモリアーティとの関係を知って妬いているようにしか見えなくなる感じなんか、いじらしくてよかったです。ホントは熱いハートの、でもちょっと朴念仁、みたいなキャラがホント似合う。お衣装もどれも素敵でした。変装もネ!
かのちゃんアイリーンはアメリカ人オペラ歌手、けれど貧しさから這い上がる過程でモリアーティに救われ悪に手を染めた過去がある…というような役どころ、かな。よく考えると冒頭は、今はモリアーティから離れてプリマドンナとしての名声も確立したというのに、なんですっしーを誘惑して機密文書を巻き上げたりしてんねん、って気はするけど、まあいいか(笑)。でないと話が始まらないしね。いわゆる宝塚歌劇のヒロインらしい、姫々しいキャラクターではないのだけれど、低い地声が色っぽいタイプの娘役ちゃんなのでまったく問題がなく、けれど嫌われすぎない、いい案配でやっていると思いました。以前は歌が弱いと思われていたものですが、だいぶソツなくなりましたしね。一歩引いて寄り添うのもやればできるんでしょうけれど、無理に変にやることはないし、並んで一緒に走ったりときには尻に敷いて振り回したりして、ふたりの新たな魅力を発信していくといいと思います。いいトップコンビになれると思います。てか好き!
キキちゃんモリアーティは、ホームズがシュミの探偵ならこちらはシュミの犯罪者で、ちょっと誇大妄想っ気がある無邪気な狂人、でも金髪のイケメンという役どころ。私は『機動警察パトレイバー』の黒崎さんなんかをちょっと想起しました。まあアレはおじさんだったけどさ。兄のしどりゅーが面倒を見ている感じなので、そのあたりも深まり出すとさらに楽しく萌えられるのかも。悪役というか、主人公に敵対する役という意味では『アナスタシア』のグレブと同じで、私は好みとしてはグレブみたいなキャラ、ドラマの方が好きですが、ファンはどうなのかな? 何よりキキちゃんはとても楽しそうにやっているので、いいのではないでしょうか。やっぱり滑舌が甘いのが私は気になるけれど、でもホントなんでも上手くこなすスターさんですよね。
ずんちゃんワトスンくんは、いい人。これまた主人公の相棒役ということでは『アナスタシア』ヴラドと同じタイプですが、浅い描かれ方だし役不足とは言えるかもしれません。でも今のずんちゃんは焦って変なことをすることなく、ちゃんと引き算して作品に求められる形でちゃんとそこにいられるスターさんになった安心感がありますね。あと、じゅっちゃんメアリー・モースタンがいいんだよなあ。このキャラにこういう台詞を書きこういう芝居をつける生田先生には、やはり新時代のセンスを感じるのでした。
役不足と言えばそらレストレード警部も同様かとは思いますが、まあ仕方がない。出番としてはちょいちょい作られているし歌もあるので、今回は辛抱かな。ららたんのハドスン夫人にちょっと優しいのがキュンとします。スコットランド・ヤードは他にあーちゃん、わんた、いとゆ、なにーろにきょろちゃん。
シャーロックの兄マイクロフトがりんきら、すっしぃさん以下さおりおかなこ、まりなあきもなっつが政府高官チーム。
モリアーティの悪仲間(シンジケートと言っていたけれど…こういうの、そう呼ぶかな?)がまっぷー、こってぃ。オペラ座場面でりっつとどってぃ、きゃのんとさよちゃんが歌うのは手堅い。ヴィクトリア女王はせとぅー。イレギュラーズはきよちゃん以下さらちゃん、さくらちゃん、きいちゃん、朝木ちゃんにぶっきー、渚ゆりちゃんと可愛い娘役ちゃんで揃えていましたね。エビちゃんしぐれちゃんりずちゃんのお姉さんチームもアレコレ出ています。退団者でも正直芝居ではそこまでかまえないので、全体のバランスとしてはこれで正解なんじゃないでしょうか。
セットも良く、盆やセリも効果的に使えていたと思いました。ホームズとモリアーティの対決と言えば滝、の滝の映像もね。
ラスト、明転と同時に緞帳を下ろし始めてもいいんじゃないかなとは思いますが、まあ上手くタイミングを見ていっていただければと思います。
さて、レビューは野口先生のタカラヅカ・スペクタキュラー第4弾。パリ、お菓子とモチーフがバッチリ決まっているのは強いし、宝塚歌劇のレビューにハマるネタなのは確実なのでそれだけでもう勝ったも同然、とは思っていましたが…よもやのウルトラスーパーハイパーマックスハイカロリーゴージャス・レビューでしたね!? おなかいっぱい、でもすぐおかわりしたいという恐ろしい逸品となりました。よく「秒」とか言うけど、私は初日マジで「四時間くらいやってなかった…?」って感じたくらいの糖分摂取過多でしたよ? オシャレでスマートでスタイリッシュでライトで、ちょっと食い足りないくらいが芸風だった宙組が、よもやこんな濃い、コテコテの…というかトロトロの…メロメロの…R18の…淫靡な…めくるめく甘美な世界を見せてくれようとは、新鮮な驚きでした。
これまた詳細なネタバレはしたくないので、どうかみなさん騙されたと思って早めに観に行ってください。めでたい初舞台生公演でもありますしね、大劇場ならまだまだチケット取れるでしょう。
進行役はすっしぃ、まっぷー、せとぅーにさよちゃん。でもそんなにずーっと出ている感じはなくて、ちょうどよかったかと思います。ハラペコ少女のかのちゃんが今をときめくスター・パティシエゆりかちゃんに出会って、幕開きです。ゴンドラがある、というのは別にネタバレではないでしょう、なんせ野口先生ですから(笑)。ラインをキラキラさせてもシェフ・コートは所詮地味ですが、それでもちゃんとトップスターなゆりかちゃんがさすがでした。そしてかのちゃんのお衣装のギミック…素晴らしかったですね!
というわけでハナから大階段、これもネタバレではないでしょうなんせ野口以下略。耳なじみのあるシャンソンを歌い継ぎながらスターがざかざか降りてくる、ガンガン銀橋渡る、アガりますね! ずんそらしどりゅー、もえこにあーちゃんこってぃ、ららにじゅっちゃん。これでご卒業のエビ様がセンターでさおの腕からりおの腕に至る場面もあるし、みんなカップルなのに相手がいなくてマシュマロ人形と踊り出すきゃのんの場面もあるし、餞別も手厚いです。あーちゃんとさらちゃんが歌手起用されているのもイイ! そして初舞台生も混ぜてのもう舞台ギュウギュウの大カンカン! カワイイ! そしてもうここでおなかいっぱいな気がしますが、ここまでがプロローグなんですから推して知るべし、です。
続く場面は「王妃のお茶会」、別名タカスペパロディコーナー。パリでお菓子、となれば「パンがなければお菓子を食べれば~」のアントワネットになるのはまあ当然かもしれませんが、キキちゃんがやるところが素晴らしい(笑)(これもプログラムにあるのでネタバレではないでしょう!)。しかしキキちゃんはタカスペでもスカーレットをやり今度はアントワネットですよ、次はシシィか!?(笑)女官長はすっしぃ、貴婦人はりんきら、まっぷー、かなこ、ナベさん、ほまちゃん。ホントかなこって女装がただの美女になるよね…あとりんきらが意外にキュートで可愛かったです(笑)。で、お菓子に見立てた貴族の美男が次々現れる…ので往年の宙担としては再演でなくなった『ナイガイ』イケメンオークション場面をつい思い出して嫌な汗が流れたのですが、ちゃんとアップデートというかアップグレードされていました大丈夫でした。しどりゅーとあーちゃんはマッチョすぎ、なにーろきょろちゃん大路くん(お芝居ではコンシェルジュ役で台詞あり、押されてるよねえ…!)はカワイイけどうるさすぎ(しかし男役でこのお衣装の可愛さは破格なのでは…小公子を越えただろう!)、もえこってぃは暗すぎて(丸メガネのふたり、おかしすぎました…あと私は顔しか見ていなくて気づかなかったんだけど、初日こってぃ白タイツ履き忘れてたらしいじゃん!)、そらは地味でお眼鏡に適わず、そこへゆりかフェルゼン登場! こーいうゆりかちゃん、星組時代によく観たヤツ…!(笑)周りをヒロコやぶっきーが踊っていて、目が足りない! そして輪っかのドレスを脱ぎ捨てて十年ぶりだというダルマになり、銀橋に出てきてくれるキキちゃんね…! 初日のどよめき、ホントたまりませんでした。拍手大喝采で場面終わり。え、まだ一場面しか終わってないんですよね…?
濃いピンクのヒラヒラカーテンから、今度はハード系女装のずんちゃんが登場するもんだからまた仰天です。黒革のホットパンツにロングブーツ、絶対領域がたまりません! 場面名は「フォレ・ノワール」、チェリーの砂糖漬けが乗ったチョコレート・ケーキだそうで、イメージはブローニュの森のレビュー小屋とか。設定盛りすぎよ野口…! マスター・オブ・ショーはさお、大路くんと泉堂くんの美少年(という役名がまたすごい)を侍らせて、とんだ餞別です。で、現れるゆりかちゃんベラミの開襟が深淵並みに深いんですけどどーいうことなの!? そして始まるずんちゃんレザンとかのちゃんアメリカン・チェリーのキャット・ファイト、チェリーのお衣装は先日さくさくMSで使われたばかりの赤いミニドレス! 女装の男役に喧嘩で負けていないトップ娘役も素晴らしいし、ふたりにご褒美なのか鞭のスパンキングをかますトップスターもすごい。てかおちついて野口…! お尻を強調する振りはさすがにちょっとアレかもしれないな、女性が不快に感じるエロさかもしれません。またかのちゃんがダンサーで身体が利くもんだから開脚がゴーカイなんだよね、でも健全で健康的って方向へはいかないもんだからやっぱりちょっとアレかもしれません。謎の仮面歌手のあーちゃんが歌ってるんだけど耳になんか入ってきません、どーしてくれるんだ野口…!
これがふたつ目の場面で、次がやっと中詰めです。もう息も絶え絶え…でも黒と金のお衣装でギラギラに揃えて、ラテンなアレンジでグイグイ進むものだからまた血糖値が上がります。手拍子は入ったり止んだり、というのも忙しい。とっぱしはしどりゅーもえここってぃなんですが、しどりゅーってホント最初から宙組に来るべきだったスタイルの良さですね! もえこと並んでホント全然遜色ない。ららとじゅっちゃんのピックアップ、さらにそらを挟んでヒロコとぶっきー、みんな『夢千鳥』で覚えたよね!?という新鮮さ。かのちゃんもダルマになって美脚を披露、お兄さんたちを引き連れて銀橋を渡るし、ゆりかちゃんのベサメ・ムーチョに、さおりおかなこにきゃのんエビさましぐれちゃんの3組退団者ペアダンスもあって、もう本当におなかいっぱいです。背景の紋章みたいな飾りがパイナップルのようでもあるので、これでゆりかちゃんがパイナップルの女王で女装してきたらどうしようかと本気で身構えましたよね、心臓保たない…
そうしたらららセンターの娘役ちゃん場面が始まるんでもう号泣です! 並ぶのはじゅっちゃんあられさらちゃんさくらちゃん朝木ちゃん愛未ちゃん。よくある白いドレスにラインを足しただけかもしれないけれど、立派に新調ですよねカーワーイーイー! なんでクリスマスなのかはもうつっこみません。さらにギャラリー・ラファイエットの天井(最新のパリ旅行で行きました写真撮りました私!)のセットで男役がヒートンビーのスーツを手直ししたようなので出てきて、りおのタップの見せ場があって、キキららセンターのペアダンスで「アイラブパリ」、裏拍の手拍子! 胸アツ!!
そこから今度はいわゆる退団者餞別場面で、でもよくある争いでトップが殺されて復活してみんなで愛と祈りと平和を斉唱、みたいな場面じゃなくて、幕前使用だったのはちょっと狭くて残念だったけどお衣装も素敵で綺麗な色味で、すがすがしくてとてもよかったです。シュークリームがイメージだそうですが、さわやかなソルベの気分…
オケピットからピンクの燕尾のずんちゃん、そらが出てきて初舞台生ロケットの露払い。3段デコレーションケーキに乗って登場した初舞台生は、赤とピンクのお衣装でお尻にはもふもふマカロン乗っけて、カーワーイーイー! 怪我で休演する子が数人出たのでどんだけアクロバティックなんじゃい、と心配していましたが、わりに振りもフォーメーションも脚上げも平均的なものだった気がします。センター左側の男役さんは身体が利きそうだったなあ、あと丸顔で手脚が長くて、好き。宙組に来て!
そこからずんそらもえこ以下若手男役5人ずつトリコロールの腕まくり燕尾で「パリ・カナイユ」。15人みんな「コレでアレやってた子だよ」って言える粒揃いなのがホントすごい。みんな芸名から一字取ったようなフランス語役名がついているのでりっつだけRitzなのが愛しい。銀橋でみんなオラオラして客席釣ってて、おばちゃん嬉しいよテレちゃうよ…!
そして再び大階段が出て、やっとやっとフィナーレです。キキちゃんを囲んで娘役、ブケタカのピンクのドレスをアレンジしたものかな? 白いモフモフがついているのにスリットもあっていいぞ! ららとじゅっちゃんのピックアップ。さらに「パリの散歩道」で黒燕尾、男役同士のペアダンスがっつり。そして青いドレスのかのちゃんが降りてきて、キキちゃんの歌で新トップコンビのデュエダン。パニエかな? それともペチコートかな、スカートの中に緑と紫の色があるのがまた良き!
エトワールはさくらちゃん、スズホテルで歌えるのみんな知ったでしょ!? ダブルトリオはきょろちゃんと大路くん、栞菜ひまりちゃんに朝木ちゃん愛未ちゃんぶっきー。
退団者が上級生ばかりで集合日は衝撃でしたが、ちゃんと育ってるよ大丈夫…!という思いも抱けたレビューでした。性癖は大概にな野口…とは思わなくもないけれど、同じことばっかやっている感じは全然ないので、新鮮だし幅を広げていくのは悪いことじゃないし、イイと思います。宙組はあまりにダイスケショーばっかやらされてたもんでフツーのBショーとかが欲しいよー、と私はずっと思ってきましたが、野口先生に当たってよかったです。そして野口先生のこのシリーズは当たっていないのはあとは月組だけですよ、いやーれいこハマるんじゃない!? 楽しみ!!
次に行くのは新公の日です。どう進化しているか、楽しみです。そして新公はきょろちゃん、ぶっきー、こってぃ。きょろちゃんの健闘を祈ります! しかしヒロコは役がつかないなー、そして大路くんがレストレード…! もえこのところが休演代役で真白くんか、もともとはきよちゃんのところでそれを栞菜ちゃんがやるのね。あられのヴィクトリア女王、さらちゃんハドスン夫人は手堅いな。メアリーはきいちゃんで楽しみ! 演助の中村真央先生が担当するのかなあ? しっかり見守ってきたいと思っています。やはりホームですからね…! しかし月組東京公演も始まると、アタマが切り替えられずにバグれそうですね…!(笑)このバラエティとバイタリティ、懐の広さもまた、宝塚歌劇の魅力のひとつかもしれません。
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