駒子の備忘録

観劇記と乱読日記、愛蔵コミック・コラムなどなど

モナコ公国モンテカルロ・バレエ団『じゃじゃ馬馴らし』

2022年11月12日 | 観劇記/タイトルさ行
 東京文化会館、2022年11月11日19時(初日)。

 振付/ジャン=クリストフ・マイヨー、音楽/ドミートリー・ショスタコーヴィチ、装置/エルネスト・ピニョン=エルネスト、衣裳/オーギュスタン・マイヨー、台本/ジャン・ルオー(ウィリアム・シェイクスピアに基づく)。全2幕。
 この日はキャタリーナ/エカテリーナ・ペティナ、ペトルーチオ/マテイユ・ウルパン、ビアンカ/ルー・ベイン、ルーセンショー/レナート・ラドケ。

 バレエだとジョン・クランコ版が有名なんだと思いますが、なんせシェイクスピアのストプレも翻案ミュージカル『キス・ミー・ケイト』も観たことがなく、一応あらすじは調べてきたので役や話の流れはわからないことはないのですが、うーんそれでもやっぱりよくわからなかったかな…
 抽象的なセット、モダンな衣装、スタイリッシュなダンサーたち。でもやっぱり主役たちは乱暴で暴力的で、それをコミカルかつアクロバティックなバレエ技で表現していてそれは圧巻なんだけどやっぱり痛々しく、観ていてなんかあんまり楽しくなかったのでした。そして2幕はだいぶ元の戯曲から改変されているのでは…シェイクスピアの芝居にあんな場面があるとは思えないんですけれど…そしてラストは何故か「ふたりでお茶を」でした。うーむむむ…
 四階正面席一列目どセンターを取りましたが、これでB席13000円でした。お高い授業料でした…






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