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葛根湯医者の話し


インフルエンザもコロナも陰性

江戸時代、江戸では、医者らしい格好をして、看板を掲げれば、誰でも医者になれたという。だから、色々な医者がいる中で、どんな症状を聞いても、薬は葛根湯だけを出す医者を、江戸の人は「葛根湯医者」と呼んだ。それほどに、葛根湯はいろんな症状に効くとも言える。

先週の火曜日頃から、体調がすぐれなくなり、風邪の引き始めかと、常備薬の葛根湯を呑んだ。いつもなら、一日で体調が戻るはずなのだが、二日目、まきのはら塾「古文書解読を楽しむ」講座を何とか済ませたが戻らない。熱は36.5~37.5を行ったり来たり。東京行は日延べして、内でごろごろ、本を読む気にもならない。

土曜の朝、もしかしたらと、いつものS医院に行き、コロナチェックを頼む。車で待つと、看護師が来て体温と様子を聞いて、「違う」という顔をしたが、先生に聞いてみると戻り、コロナとインフルエンザのチェックをしてくれた。15分ほどで終わり、待合室に行くように案内してくれた。診察室に行くと「何れも陰性です」という。「午後、年寄の集まりがあるので、迷惑をかけてはと思い、無理言いました」「かぜでしょうね、薬は何か飲んでますか」と聞かれたので、市販の葛根湯を呑んでいたと答える。元気な時なら、余談で「葛根湯医者」の話をしていたのであろうが、今日、その余力はなかった。「それでは葛根湯を出しておきましょう」おいおい。「先生、もっと元気の出る薬はありませんか」「元気の出る薬ねえ。それでは別の漢方薬を出しましょう」と答えてくれた。「これは元気が出ると定評のある薬です」で今日にいたる。

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4月8日  「硯屋日記1 解読」を掛川のW氏に送付する。
     午後、金谷郷土史研究会総会に出席。
4月9日   「異説天正の瀬替え」がらみで、島田博物館から
     T家の古文書42枚のコピー受け取る。
      夕方、T家の意向で、講座への使用は不可と連絡有り。
4月10日 まきのはら塾 「古文書解読を楽しむ」講座、新年度開始。
4月11日 体調不良のため、東京、国文学研究資料館行きは日延べ。
4月13日 朝、S医院へ行き、コロナとインフルエンザの検査を受ける。
      いずれも陰性。この倦怠感者何だろう。
      午後、「駿遠の考古学と歴史」受講。今年度初回。2時間の苦行。
      夕方、伊勢在住の姪の卓子とその息子が来訪。
      一時間半ほど話したが、人と話している時は、倦怠感は薄れる。
4月14日 朝の町内溝浚いは女房が行ってくれた。
      やっと、パソコン前に座りブログを書く。

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読書:「夕影 風の市兵衛 15」 辻堂魁 著
読書:「一夜 隠蔽捜査10」 今野敏 著
この数日、本を読む気力もない。
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