平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
再びの巨木巡礼 44 藤井神社のクスノキ
藤枝市平島 藤井神社
藤井神社のクスノキ
10月8日、2本目の巨木は、藤枝市平島の「藤井神社のクスノキ」である。無指定で「静岡県の巨木153」にも入っていないが、巨木巡礼で訪れている。今回はカーナビ頼りで行ったが、藤井神社までの経路を巨木巡礼では次のように書いている。
国道一号線の藤枝市大手の交差点を東へ折れて、県道30号焼津藤枝線を600mほど進み、信号を左折しさらに500mほど進んだ藤枝市平島の角地に藤井神社がある。
平成11年5月10日「巨木巡礼」時の藤井神社のクスノキ
藤井神社のクスノキは神社左手奥にあった。巨木巡礼で印象を記している。
太い主幹の上部が失われ、ダルマさんのようになった幹の芯から新しい幹が伸びて、巨木が再生されつつあるといった不思議な樹様を持ったクスノキである。根元が空洞になり、残った根が踏ん張った四肢に見えて、幹に宿った蔓草が胴体を被った獣毛のようで、草食の首長恐竜そっくりの異相であった。
往時と比べて、蔓草などはとれて、幹や枝も一回り太くなったように見える。樹勢も増して、注連縄も張られ、御神木として良くケアされているのであろうと思った。
裏へ廻ると白龍が居た
裏へ廻ると根元は洞になって、中に小さな祠が幾つか鎮座していた。そして上部から白龍が半身を現わしていた。
「静岡県の巨木」のデーターによれば、幹周囲9.5メートル、樹高18メートル、無指定の巨木である。
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金谷宿古文書講座、2講座実施。
読書:「突きの鬼一 7 饗宴」 鈴木英治 著
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