平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
佐賀県嬉野温泉、観光ホテル「桜」にて
昨日今日と佐賀県の嬉野に出張に行った。昨夜は仕事を終えて、嬉野温泉では有数の「桜」という観光ホテルに泊まった。この時代、大きな観光ホテルでもなかなか客が集まらない。そんな中、客集めにビジネスプランというビジネスマン向けの宿泊プランが出来て、設備も新しくて手頃だからビジネス客に人気があるという。現地の会社持ちで、そこへ泊まった。料金はバイキング朝食付きでビジネスホテル並だというから安いのだろう。
真ん中に10階まで吹き抜けの空間があり、各階それをぐるりと囲むように回廊と部屋があった。最上階に大きな「飛天の湯」があり食事のあと入った。帯状疱疹も癒えて、久し振りの温泉である。一晩中、ポカポカして暖房を止めてもまったく寒さは感じなかった。唯一難を言えば、身長170cmのわが身に、掛け布団が短くて普通に伸ばすと足先が出た。熱っていたから苦にはならなかったが、身体を丸めて寝ていた。
夜遅く、サッカーアジアカップ、準決勝日韓戦をテレビ観戦した。前半、日本のサイド攻撃がシュートまで面白いように行った。しかし、ゴールネットを揺らしたのは一回だけだった。この流れの中でもう1点入れておければ試合は楽になったと思う。韓国はロングボールを追いかける中でPKを得て、前半は1対1で終った。前半のPKは審判の判定が少し厳しすぎたと思った。審判の心理として、どこかで日本がPKを得るはずと思い後半を見た。
韓国がサイド攻撃をケアしたためか、前半良かった日本の攻撃が影を潜めた。一進一退の中で延長戦になり、中央突破した岡崎がPKを得て2対1と勝ち越した。審判の判定でPKのバランスはよく見ることである。審判としてはあのPKの判定で勝負がついたとは言われたくないのだろう。
1点勝ち越し、守備的交代をして、日本は引きすぎてしまった。終了間際の混戦の中で同点ゴールを決められて2:2、PK戦になった。そこで韓国に若さが出て、PK3:0で日本が決勝に進んだ。
今日、聞いた話では香川が右足の甲を骨折していて、決勝戦出場が危うくなったという。前半に比べて、後半の日本の攻撃の不調は、香川の骨折のためだったのかもしれない。もっと早く交代させてやるべきだったと思う。
霧島の新燃岳が今朝、小規模の噴火をした。19日の小規模噴火に次ぐもので、夕方には噴煙を1500m上げる噴火をした。同じ九州にいながら全く知らなかった。夜のニュースで初めて知った。かつて韓国岳に登って、はるか新燃岳を望んだのを思い出す。宮崎は口蹄疫が収まったら、今度は鳥インフルエンザ、さらに霧島の噴火、災難に次々と襲われて、特に農家は大変である。噴火は長引くと降灰がお茶にも大きく影響する。
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