ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

スルガ早生・・・おませな感じ。

2010年04月09日 23時08分11秒 | お茶作り
こんにちは。
どうも、なんだか花粉症になったみたいな気がします。風邪気味ですが・・・くしゃみがすごかったので・・・。
それか、どこかで悪口を言われちゃっているのかも知れませんね・・・そんなことないよ(^_^)・・・とフォローが欲しい今日この頃。

まあ、何かと新茶時期を前に準備をしなければならないけれど・・・なかなか僕の頭は、メモリーの容量がないのでサクサクと要領よくこなせないのです(汗)。

さて、3月30日の茶園の凍霜害から10日経つわけですが・・・茶園や農家の心もちもなんとか落ち着いてきているのではと思います。とはいっても、課題は多く。思い悩むわけですが・・・それでも、少しづつ前向きに考えたいです。


↑凍霜害の被害の影響は隠せないけれど、萌黄色になりつつあります。
スルガ早生という品種の畑ですが、何年か前まで、“自然仕立て”という栽培方法で近所のお茶摘み娘(とはいっても、おばあちゃん達ですが・・・)にお願いして、手摘みして頂いていました。あの頃が、懐かしいなあ(^_^)今では、お茶摘みをお願いできる方も少なくなったので・・・手摘みではなく、機械での摘みとりとなります。


↑先日の場合、あまりの寒さで防霜ファンがあっても、なくても、関係ない場所もあったかと思いますが・・・この茶畑は写真右上の防霜ファンのおかげで救われたものと思われます。
見にくいですが、防霜ファンの風のあたらないところは、芽がやられてしまっています。


↑『いろんなこと頑張り過ぎないで 僕にとっちゃ ただ一つの光♪』なわけです。
本当は、全部の畑で当たり前に芽が出てくれることが嬉しいはずなんですが・・・こんな状況下でも、育ってくれて、ありがとう。
それにしても、まだ、お茶工場など掃除など支度ができてないので・・・ゆっくり、丈夫に、成長してもらえたら嬉しいです。



そういえば・・・茶の包装材料メーカーの方が、納品に来て、『厳しい状況だから、お茶の小売を始めた農家の若い人たちのグループがいるんです。』と言っていました。厳しさや、逆境の中で生まれるものもあるんですね。そういうエネルギーを見習いたいと思います。


では、お疲れさまでした。
おやすみなさいzzz・・・