ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

韓国から帰ってきてから。

2009年07月13日 17時00分07秒 | 紅茶作り
4日間の韓国旅行から帰ってきて1番にやりたかったこと。それは紅茶作り。
紅茶用品種のベニフウキの畑では、もうそろそろセカンドフラッシュの刈り時だと思いながら韓国へ旅立ったのです。
日本に帰ったら、次の次の日に刈り取りました。帰った次の日に即行動できれば良いのですが・・・。

日本に帰ってきて電話の調子がおかしかったり、ドタバタしていました。

家の電話機の調子がおかしいのに気付いたのは、僕が、家の人を近くの農協まで迎えに呼ぼうと家に電話をかけて判明しました。何回かけても話し中だったり、出たと思っても何も言わなかったり・・・。つながらない!これじゃ、お茶の注文をくれるお客さんにも迷惑が掛かっちゃう!

自分なりに点検した結果。電話機を変えなきゃならないのかな?と思い、しょうがないので、閉店間際の電気屋でFAX電話機を買いました。

しかし、電話機を変えても一向に状態は変わらない。・・・線を見てみよう・・・あれ、この線のコネクターの部分おかしい・・・ただ、線が接触不良だったのです。

よって、買わなくていい電話機を買ってしまったのでした。トホホ・・・。最初からNTT呼べば良かったのにね(笑)


そして、本題の紅茶作り。

11日に刈った茶葉を、手揉みはその日のうちに。機械は翌日に製造しました。

機械と手揉みの二本立てです。
機械のほうは、ベニフウキで、なかなかの出来栄え。
手揉みのほうは、一株しかない品種や雑種を紅茶にしてみました。形も締まって濃厚な紅茶になりました。

今まで、僕は、日本で味の強い紅茶を作るには、大きく成長した葉のほうがいいんじゃないのかな?と思い込んでいた気がしますが・・・。小さい芽はスゴイ濃い味と香りの紅茶になるんですね?
デイリーティなら大きい芽で作ったほうがいいと思いますが、高級路線は小さな芽がよろしいみたいです。


↑手揉みの紅茶。ひねくれた感じで、締まっていて、いい感じ。一芽、一芽に濃厚な味と香りがあります。


↑紹介が遅れましたが・・・ベニフウキの畑で働く従業員。眼つきは怖いですけど、いい虫です。
ベニフウキの畑は農薬は使っていません。


将来的には、手揉み紅茶教室だとかやりたいな。そんな難しくないですし。手揉みの緑茶は、時間も掛かるし、なかなか上手く出来ないいでしょうけど(僕自身も)。紅茶は、成せば成る感じで、楽しそうだし。
一掴みの茶葉からやれば、気が楽です。もちろん量が増えれば大変でしょうけど。

そんなことを考えながら、今回、弟に少し揉ませました。初めてでも、根気があれば、ある程度できることがわかりました。