ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

最高品質(?)な紅茶作りに挑戦

2009年07月01日 22時53分34秒 | ざっくばらんなこと
最近、思うのです。国産の紅茶がどれだけの高級路線で勝負できるか・・・。

緑茶でもそうなのですが、“常茶”というお茶を、ご飯の際などに必ず飲んでいただけるような習慣。そんな習慣やソレに適したお茶は必ずしも高くはないお茶です。棒茶や、下級煎茶がいいですね。紅茶でいうと、デイリーティとでもいいましょうか?毎日飽きずに飲めるようなもの、体への負荷が少ないもの。緑茶でも紅茶でも、いいお茶は濃厚で、飲みすぎると気持ち悪くなったりします。

でも、リラックスしたい時、気分を切り替えたい時は、香りが良いお茶や味が濃厚なお茶も飲みたくなりませんか?

※最近、紅茶農家になりそうなくらい紅茶ネタが多いのですが・・・自分でも脱線気味に警笛を鳴らしたいです。でも、お茶農家は緑茶だけじゃなくて紅茶も作るんだと思えば、脱線ではないですかね。

紅茶を、作っていて・・・僕の作っているのはデイリーティ向きだな・・・なんか、クセが強くて、リラックスしたいときなんかに飲む・・・高級路線の紅茶はできないだろうかと考えていた。


今日、午前中ベニフウキの畑に行くと、一番茶のときハサミを避け摘み採りを逃れたオクレ芽に、節々から小さな芽が出ていた。オクレ芽の枝を切り取って、こいつを摘み採ってやろう。とびっきりイイ紅茶ができるはず。ゴールデンチップがいっぱいの高級路線が出来る・・・はず。


↑こんな小さい芽。手で揉むからこそ、出来るのです。
葉の先っぽの芯といわれる部分には産毛が見えます。ミルい(若い)証拠。


↑萎凋→手揉み→発酵→手炒り乾燥 全工程で8時間くらいで、出来上がり。こんな感じで、芯の部分=ゴールデンチップ(シルバーチップっていうのもあったっけ?)が黒っぽい茶葉に紛れています。

↑色は薄いけど、すごく味は濃いし、香りも濃い。このお茶は、紅茶というかウーロン茶というか釜炒り茶というか・・・判別がむずかしいところです。
今日出来たお茶は、たった45gくらいなのです。でも、一芽の重さが重く感じます。価値的には、1㌔あたり4・5万でしょうか(笑)?
この、お茶は量産は出来ないですが、高級路線の製造方法の研究となりました。

乾燥の際・・・昨年買った、60cmの中華なべと、バーナーを久しぶりに使いました(笑)。手が火傷しそうでした



バナナスタンド

2009年07月01日 00時00分20秒 | ざっくばらんなこと
最近、鉄で何か作りたいと思い・・・金床だとか、万力だとか買いました。
そして、試しに作ってみたのです・・・バナナスタンド。
バナナスタンド=バナナを腐らせずに、熟れさせるというものというのは周知の事実。
なぜか、切れ端の鉄を使って作ったんですが・・・それだけバナナには、愛着がある。
果物の中で感心するのは、特に、ミカンとバナナである。剥くのが簡単で、食べて美味しい。
センスすら感じないと思いますが、小さいころにやった工作の感覚で作られる。寸法はあんまり考えず、適当に。でも、小さいころには触れない道具を使って作ることが出来ます。ただ、楽しい。そういう感覚は忘れがちだけど大事ですよね。


↑決してバナナをいじめているのではないですよ。シュガースポットが出るまで待ちます。
通常、僕は・・・新しいバナナより、半額のシュガースポットだらけの食べごろを迷わず買います。なので、それほど使うわけではないのです(笑)。

↑溶接が下手なのですが、鉄が簡単にくっつくのは面白い。
錆びたナットをバランスを取るためと、飾りにつけたのですが。

オヤジ『このナット、どういう役割があるんだ。何か付くだ?』

と言われた。さして意味はなくという感じだけれども・・・無駄に思えるものも必要だったりする。遊び心です。

バナナスタンドは、持つと鉄の爪のようにも見える。軽くホラー映画の“フレディー”みたいである(笑)。