ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

紅茶作り  10月14日

2008年10月15日 22時05分49秒 | 紅茶作り
昨日、紅茶を作りました。結局、100キロ近くの生の葉を約20キロの紅茶へと揉みました(茶業界では、お茶を作ることを“揉む”といいます)。生の葉をお茶へと揉み乾燥させると、最後の機械を出る頃には、5分の1くらいの重さになります。
今回は、ヤマカイという品種の茶の木の葉を使いました。※茶の木にも、お米でいうコシヒカリや、あきたこまちのような品種があります。お茶の木の代表的な品種にヤブキタという品種がありますが・・・紅茶には向いてない気がするので(>_<)今回は、個人的にお気に入りのヤマカイという品種をと思います。
紅茶作りは〉→前日刈り取った葉を→揉み潰す→発酵が始まる→頃合を見て、乾燥機へ入れ、発酵を止める→完成(祝)
朝から夜まで、機械から機械へと動き、製造しますが、なかなか疲れます。出来上がった紅茶を試飲したときは至福のときです。地球に生まれてよかったー!


↑前日刈り取った葉。硬い葉なので萎れた感じはありません。

↑モノクロが似合う、働き者の古い機械。揉捻機という機械。揉み潰す工程を担当します。

↑硬い葉も時間をかけて小さく揉み潰します。

↑完成!!新鮮な出来たて紅茶は青臭くてフレッシュな感じです。何ヶ月か熟成させると味が深まります。