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「飛行戦艦ゴリアテ《act7》」

2023年04月08日 | 製作日記 飛行戦艦ゴリアテ
↓艦首のコーン部分は黄橙色っぽい色。
他作例を見てるとここの色を濃いオレンジ、というか朱色みたいに塗ってる
作品が多いので「なんで?」と思っていたら、宮崎氏の水彩画ではそんな色なのな。
でも映画本編ではもっと明るめの黄色い色してるよな。
…キットの説明書の“ブラウン”指示はこりゃア違うと思うなあ。
で、塗料は黄橙色にオレンジを混ぜてやや暗くして、
船体基本色に使った119番で少し濁らせるイメージに調合(左写真)。
塗ったらこんな具合だ(右写真)。

↓タイガーモスの船体色は左写真の色を使って作成。
やや暗めのレッドブラウン、みたいな感じ。

↓ロケット艇は“エイザーブルー”という聞き慣れない名の色指示だ。
自分はもう本編画像を見て思うように調合。若干紫っぽい水色、みたいな。
…ってかエヴァンゲリオンカラーなんか使わなくてもパープルあったし(笑)。

↓垂直に立った翼の部分だけ結構派手なピンク色してる。
エンジンは見た感じではカッパー系を塗るのがしっくり来るね。
あとガンダムマーカーで窓を書き込んだ(右写真の矢印)。

↓Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンで墨流し。
今回ちょっと濃い目に着けたので全体の色彩的に暗くなった。

↓ウェザリングカラーは綿棒で縦方向に擦って、
更に水性ペンの黒いのでわざわざ水垢みたいな汚れを表現(矢印部他)。

↓タイガーモスはウェザリングカラーのみで充分。
あと写真矢印の窓部分はペンで黒くしておいた。

↓ゴリアテの窓はこれも水性ペンで描き込んだ。
今回窓の数増やしたからインクがなくなるくらいグリグリやった。
真っ黒よりグレーの方がいいかなー、とか考えたけど、結局真っ黒に。
…このブリッジ上の猫耳みたいになった部分の大きめの丸も窓だよな?
本編ではエアインテイクみたいに見えるけど、キットはこんな形なので。

↓ココ(矢印)の四角いのも窓らしいから黒くしといた。
悩んだのがその手前に写ってる推進器の丸穴。 …これ窓?
人が行ける気がしないので多分冷却穴だと思うから
艶ありには出来ないかな。墨流しだけでほっといた。

↓ここでもう一個ディテール追加(矢印部)。
後部の安定翼がめちゃでっかいので、多分こんな支えがあってもいいかと。
デッチアゲになるけどもっともらしいし。0.2mm径の真鍮線使用。

↓ゴリアテとタイガーモスはこれにて完成。

…あとはディスプレイ台の塗装と“ムスカ”フィギュアも作ります。
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