河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1314- ヘルベルト・ブロムシュテット N響 ハイドン、バルトーク、ストラヴィンスキー1981.11.19

2011-11-15 00:10:00 | コンサート

5

昔の演奏会から

1981年11月19日(木) 6:45pm NHKホール

ハイドン 交響曲第102番

バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番
  ヴァイオリン、石川静

ストラヴィンスキー 3楽章の交響曲

ヘルベルト・ブロムシュテット 指揮 NHK交響楽団


昔の演奏会のメモ書きです。書き留めておいたものをそのままアップしてます。
それではどうぞ。

このような曲をこのような演奏で聴くことこそその本来の生演奏会をわざわざ聴きに行く意義があろうというものだ。
一聴(一見)、渋い曲が集まったような感じがするが、自分としてはこのような曲を生演奏でじっくり聴いてみたいと常に思っていたものだ。ハイドンにおける静かなそしてバランスのとれたシックな音のたわむれは何とも言えず気持ちがいい。出だしの音からして異常に音程が合っていてまことにすごい。
バルトークは決して聴きやすい曲ではないが、それにもかかわらず、いやそれだからこそ逆にのめり込むことが出来るともいえよう。石川静のヴァイオリンは先週聴いた堀米ゆず子とは100段の違いがある。音がきれいで力強く、さらに安定度が良好で安心して曲自体に入り込んでいける。ブロムシュテットの棒も明快さを極め特に第2楽章における静寂はまさに音と音との間の静かさが心の空間に侵入してくるといった感じである。ストラヴィンスキーの曲でもブロムシュテットはシックなたたずまいを忘れることなく、折り目の正しい弦主体の木管的アンサンブルによる名演であったように思う。
それにしても、このように生演奏がFM中継され、それを自分が現場にいながらにして、自宅ではオープンデッキに留録音し、帰宅してからすぐにテープで再聴できるとは、まことにコンビニエンスな世の中なこと。
今日は3階の前から5列目センターで聴いたが、音はかなり良好になっていたように思う。
おわり

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。