河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

カプレティとモンテッキ ミラノ スカラ座1988 -3-

2006-10-03 00:01:00 | 音楽

ベリーニのロメオとジュリエット。これは4回公演。ベリーニのあふれ出るメロディーの美しさに気をとられ、雰囲気の陰影を忘れかけてしまいそう。この日はこんな感じ。

198895() 18:30 上野

ベリーニ     カプレティとモンテッキ

ロメオ、アグネス・バルツァ
ジュリエッタ、レッラ・クベルリ
カッペリオ、ポール・プリシュカ
ティバルド、ヴィンセンツォ・ラ・スコーラ
ロレンツォ、ジョルジョ・スルヤン

指揮リッカルド・ムーティ

配役は完全なダブルキャスト。他日のジュリエッタはルチア・アリベルティも歌っている。

ベリーニのオペラの場合、悲劇の陰影もさることながら、あふれ出るメロディーの数々に耳を奪われがちである。薄くなりがちな音であるが、そんななかにも音の光と影が交差してよい響きを醸し出していた。

ズボン役となったバルツァは、暗くて平面的幾何学的な舞台には、あまりマッチしなかったような気がする。

このオペラはストーリーがわかっているだけに油断大敵。結局このイヴェントのあとになってよく聴くようになった。このような現象はたまにある。同じくベリーニのイ・プリターニもそうだった。サザーランドの生をみてからはまってしまった。

007 ベリーニ イ・プリターニ 日本初演


人気blogランキングへ

Banner2_1 人気blogランキングへ

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。