河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

2758- グリーグ、秋に、ニールセンVn協、ダールネ、チャイコフスキー、眠りの森の美女、ズナイダー、新日フィル、2019.11.8

2019-11-08 23:12:16 | コンサート
2019年11月8日(金) 7:45-9:20pm トリフォニー

グリーグ 秋にOp.11  12

ニールセン ヴァイオリン協奏曲Op.33  20-17
 ヴァイオリン、ヨハン・ダールネ

(encore)
パガニーニ 24のカプリス より 第24番  5

Int

チャイコフスキー 眠りの森の美女 抜粋  11-3-5-8-5-2-6
プロローグより、パ・ド・シスとコーダ
第2幕 デジレ王子の狩り より パノラマ
第1幕 オーロラ姫の4人の求婚者 より ワルツ
第3幕オーロラ姫の求婚 より パ・ド・カトルとパ・ド・カラクテール
第2幕パ・ダクシオンのコーダ
第1幕コーダ
第3幕パ・ド・ドゥ より アダージョ

ニコライ・シェプス=ズナイダー 指揮 新日本フィルハーモニー管弦楽団


ヴァイオリニストが2人いるようなゴージャスな定期。

ニールセン国際音楽コンクール2019のチャンピオン、2000年生まれのヨハン・ダールネ、たまげた。
刻々と表情が変化するニールセンをいとも簡単になで斬りにする。もはや、大人の至芸ですね。2楽章構成で40分に迫る大作。なんといってもソロヴァイオリンが聴きごたえ十分。それに、オーケストラとの掛け合い、ドンと構えたソロの大きさは、申し分ない。めったに聴くことのない作品でしたが、昨今、ポツポツとニールセンが各オケ定期に乗るようになって、その変幻自在でユニークな作品に浸ることができてうれしい限り。巨大な作品でした。
この若き俊英、すでにニールセンのスペシャリストですね、輝かしく跳び、深く沈み込む。ニールセン、ダールネ、最高でした。
ライジング・コンダクター、ズナイダーはそれこそヴァイオリンプレイヤーですからね。ダールネをサポートしているのかどうかはわからねど、そんじょそこらの棒振りよりはコンチェルトのサポート、ものすごく奥行きの良い、行き届いたもののように見えました。
2年ほど前にN響定期ルイージの棒でメンコンを聴かせてくれたズナイダー。曲が曲だけにもう忘れています。楽器が凄く小さく見えた印象。

後半はスリーピング・ビューティー。ライジング・コンダクターがお好みで選んだ7曲をシャフル。これが結構な規模で40分におよぶもの。譜面無しで、彼の得意物件なのだろう。
巨体で、見た目はややラフな振りなのだが出てくる音は素晴らしく整っていてインパクトがある。下味、下ごしらえ十分のパフォームでした。聴きかたは、そのような作法、必要です。味わい尽くしました。素敵な演奏でしたね。遠近感、音のワクワク感。生き生きしている。

ところで1曲目に置かれたグリーグの序曲、秋に。あれはいったい何だったんでしょうね。年齢計算すると22歳ごろの作品。新鮮、気持ちがクリーンになる、レアものでしたね。こうゆう作品を聴ける。これはこれで、いい空気に触れた思い。満喫できました。
ありがとうございました。
おわり















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