2019年2月23日(土) 3:00-5:10pm 音楽ホール、川口総合文化センター・リリア、川口
シューベルト 音楽に寄せてD.547 3
シューベルト 野ばらD.257 2
シューベルト ただ憧れを知る人だけが(ミニヨンの歌) D.877-4 2
(ピアノソロ・ピース)
シューベルト 即興曲第2番変イ長調 D.935/op.142-2 5
シューベルト 即興曲第3番変ロ長調 D.935/op.142-3 9
Int
(ピアノソロ・ピース)
グリーグ ペールギュント 第一組曲op.46 5-3-3-2
シューマン 女の愛と生涯op.42 3-3-2-2-2-4-2-3
(encore)
シューベルト アヴェ・マリア 5
メゾ・ソプラノ、林美智子
ピアノ、田部京子
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昨年2018年に聴いた中嶋さんが歌う、女の愛と生涯、が素晴らしくて、今回はその曲お目当てで、お初でリリアにうかがいました。
2593- =女と男の愛の生涯= アラベスク、女の愛と生涯、テレーゼ、アデライーデ、エリーゼのために、遥かなる恋人に、中嶋彰子、小菅優、2018.8.2
今日も楽しみにしていました。が、
前半特にトークが長く、合わせて20分以上話ししていたと思いますが、長すぎです。
こうゆうものだと思えばいいのでしょうが、主役級が二人ご一緒に出ているのに、シナジー効果のないものとなったのはトークのせい、とでも思いたくなります。
それから、プログラム冊子にテキストが無い。対訳でなくても何か手掛かりが欲しい。折角のデュオ・リサイタル、ちょっと出鼻をくじかれた。
林さんは下から上まで安定していて声色の変化が無くて自然、作為という言葉を忘れさせてくれる。
喉安めにあたるところが無いピアノは弾きっぱなし。硬派と勝手に思い込んでいる田部さんのピアノ、素敵でしたね。
シューマンで歌と同じ節が重なるあたりでは配慮と主張がよくわかりました。
また、ソロ曲のシューベルトの即興曲2曲とグリーグ、大きな演奏でした。木質良質のホールで硬派な色彩が分解していくさまはお見事でした。聴きごたえ手応えありました。
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うかがったのはメインホールでは無くて音楽ホール。600人規模の客席数、ワンフロアのみで、後部に行くに従い上にしなっている。トリフォニーの1階と同じ仕様だが、リリアはもう少し角度が付いていて見晴らしが大変に良い。
それから、木質の色あい、音具合が魅力的。シックな色合い、柔らかすぎずに包み込むサウンド、クリアでまろやか、焦点が定まっていて聴きやすいもの。本当に気持ちよく過ごすことができました。
次回はもっとマジなの、聴きに行く。
おわり