河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

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OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

1830- ナタリー・シュトゥッツマン、新日本フィル、2015.9.11

2015-09-11 23:03:46 | コンサート

2015年9月11日(金) 7:15pm サントリー

武満徹 弦楽のためのレクイエム  7′

シューベルト  交響曲第4番ハ短調  9′9′3′7′

Int

ビゼー  アルルの女 第1組曲、第2組曲  16′ 18′


ナタリー・シュトゥッツマン 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団


シュトゥッツマンと言えば歌ですが、指揮もどこかで見た記憶がある。演奏会丸ごとではなく断片を振ったものだったような気がする。

この日のコンサートは、少し淡いプログラムながら丸ごとの棒。
ナタリーのメリハリ、コントロールの効いた棒に耳が洗われる。ていねいさと大胆さが次々と。
武満のモノローグ風な歌いこみ。中間部の過激な雄弁さ。見事な響きを聴かせてくれました。
シューベルトはがっしりとした骨格、筋肉質な旋律、締まった演奏で手ごたえ十分。聴きごたえありました。
アルルの女の深い沈み込んだ歌。味わい深く。あらためていい曲と再認識。

このオケに要るのはやっぱりトレーナーの才のある指揮者。
さまがわりでした、本当に。
おわり