今年も日本の変な習慣第九週間、いや第九月間がきた。
馬鹿の一つ覚えでもないよりまし。
かもしれないが、
一つ覚えのオケなんてないし、
日本の絶品のオケがわざわざそろいもそろってこんなことをする必要がどこにあるのだろうか。
デパートみたいにかきいれ時なのかもしれないが、ホールのキャパなんてたかだか知れているし、回数も馬鹿みたいに増やせるものでもない。
定期公演に少し追加するぐらいだろう。
プレイヤーの方は、年の瀬、迷惑なだけではないだろうか。
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よくやるよ。いつまでも、こんなこと。
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ということで、2007年12月のサントリーホールの第九公演はこんな感じ。
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2(日)新日フィル
(*1)「サントリーホールの第九」合唱団
3(月)玉川大学
(*2)一曲目/どろぼうかささぎ序曲
4(火)東京音大
20(木)読響
21(金)日フィル
22(土)昼 東フィル
同夜 新日フィル
25(火)読響
26(水)都響
27(木)日フィル
28(金)東響
29(土)東響
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こんな感じで、20日過ぎは、クリスマス前後を除いて毎日第九。22日は昼夜違ったオーケストラで2回あり。
2日の「サントリーホールの第九」合唱団ってのはなんだろう。お祭り集団かな。
3日4日は大学連中が冬休み前の唯一の罪滅ぼしコンサートなのだろうが、普段から勉強していれば、こんな時期にこんなことしてなくてもいいのではないか。一曲目がどろぼうかささぎ序曲、限りなく笑わせてくれる。
芸術のゲの字もない。
ただの心浮き浮きコンサートなのだろう。
ハタ迷惑なホールが一つ増えただけ、のようにならないことを祈る。特に12月のサントリーホールには。。
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